軽自動車と普通車どちらを購入するにしても高い買い物です。
ですので、どちらに乗る場合でもよく検討しないといけません。

車の一括査定で下取りよりも100万円以上も高値で売却できた方法はこちらです。

ただ、選ぶにしても車種だっていろいろなタイプがありますので悩まれる方も多いと思います。

軽自動車の場合は660cc一択ですが、普通車というと1000cc~2000ccの大衆車もあれば、
2000ccを超える準高級や高級車だってあります。

子供が多い家庭となれば、ワゴン系を選ぶご家庭も多いはずですし、

車好きで、ちょっとイカツイ&カッコいい車が欲しいといったこだわりがある方は
セダンやスポーツカーなどカスタム系を乗りたいはずですし、
人それぞれの好みや生活スタイルによって選ぶ車はわかれると思います。

やっぱり自分の好きな車に乗りたいのがベストだと最初は思うのですが
ずっと乗っていると、だんだん飽きもきますよね。

車は決して安くない買い物なので一時の感情だけで、
うっかり年間の維持費が高い車を選んでしまうと後で後悔することもでてきます。
買ったときは、うれしさや楽しさでいっぱいでいいのですが・・・

それに家賃や光熱費、ガソリン代、水道代、車検代、税金など
月単位や年単位でみてもかなりの負担になりますので
お財布事情も気になってくるはずです。

そして、やっぱ、維持が大変だし売ろうかなぁってなるわけです。
(私や知り合いの経験ではそうでした。。。)

で、結局それぞれの生活レベルに合わせて車を乗るのがいいのでは?
と自分なりの教訓ができて、そこではじめて軽自動車と普通車のどちらを
選ぶかの基準となっていくのが年間・月間の維持費というわけなんです。

最近では軽自動車の税金があがりましたよね。なので普通車も軽自動車も維持費があまり
変わらないと思ってる方が知人に多いのですが、実際はまだまだ軽自動車がのほうが
年間で最大25万近く安かったりします。後ほど、その計算の仕方をお伝えします。

軽自動車税の50%アップで年間の維持費が上がったのは確かに間違いない!

以前までは軽自動車といえば維持費がずっと安いので節約するならやっぱ軽でしょ!
といった印象でしたが、現在では、税金もかなり変わってきたので、
なんだか軽自動車の維持費って普通車と比べてどうなの?って気になりますよね。

2015年ではすでにご存知のとおり、軽自動車税も
7200円から1万800円へと大幅に税金があがりました。
一気に50%も増税ですよ!

消費税5%を10%にあげるのに苦戦してるのになんで、
軽自動車税なら50%上げるのが簡単に許されるんですかねー。

そもそも軽自動車は節約するために乗っている人が大多数なんですから
その気持ちも考えて欲しいですね。

そしてエコカーを買わせるために経年車重課(年数が多い車に課税する制度)によって13年経過車にはさらに12900円払うことになりましたから、余計に負担することになりました。

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いずれにしても軽自動車は以前よりも安くないイメージになってきているのは事実です。

このように税金が引き上げられたのは軽自動車と、
普通車でもコンパクトカーと知られているフィットなどとの性能の差が
ほとんど無くなってきたのにもかかわらず、日本の軽自動車税は優遇されすぎているので
是正すべきといった意見が多かったからと言われています。一見もっともらしいです。

ですが、本当のところは外圧に負けたんです。「アメリカの大手ビッグスリー
(GM・フォード・クライスラー)の車が売れないのは
日本の軽自動車税の優遇税制があるからだ、いますぐ優遇税制を廃止すべき」

といったビッグスリーからの言いがかりともいえそうな要求に屈した結果が、
この税金の引き上げにつながったんです。

そもそもビッグスリーのいちゃもんの話題が起きたときに嫌な予感がしたんですよ。

案の定、そのわずか数年後に真剣に税制改正の話合いが行われましたので
「あ、やっぱり外圧に屈したのか」と思ってしまったわけです。

ただ、軽自動車税を上げようが上げまいが今後も軽自動車は売れ続けますし、今のアメ車は売れないです。

軽自動車が売れる理由は日本車の性能やコスパがはるかに良いからです。
しかもかっこいいですからね。日本車はやっぱり世界で最強ですから。(´∀`*)

なんだかんだで軽自動車税が上がってしまったわけですので、軽自動車と普通車どっちの維持費が多いのか気になって徹底リサーチしてわかったのが以下のとおりです。

軽自動車や普通車の月間と年間維持費にはどんなものがあるの?

軽自動車や普通車の維持費といっても月間と年間がありますが、
どんなものがあるのでしょうか。みていきたいと思います。

軽自動車や普通車の月間維持費はこの3種類!

以下の3種類が月間維持費として挙げられますね。

・ガソリン代

・任意保険

・月極駐車場・コインパーキング代

・洗車代・ワックス代

ですので、月額の維持費の計算は(ガソリン代+駐車場代+洗車代)で計算できます。
年間の維持費はまた別にありますので後ほどお伝えしますね。

月間維持費その1:ガソリン代

車の月間維持費といえばガソリン代がやっぱりすぐに思い浮かびますし
一番気になるところですね。

ガソリン代は毎月コロコロと値段が違ってきますよね。

一見、月々の負担額を把握することも比較することも難しそうですが、
簡単に計算できる方法がありますので、後ほどご紹介していきます。

その前に過去5年間のガソリン代の値動きを振り返っていきたいと思います。

まず、2011年7月から2016年6月までの5年間では以下のように推移しています。

レギュラーガソリン1リットルあたり103.8円~164.4円
ハイオクガソリン1リットルあたり114.6円~175.3円
(※輸送費なども含まれるため北海道から沖縄までガソリン価格は地域ごとに異なります。)

ガソリン値段推移
※出典サイトURL(https://e-nenpi.com/gs/price_graph/2/1/0/)

わずか5年間でレギュラーもハイオクも1リットルあたり60円近くも変動してます。

60円/ℓですよ!かなりの変動幅ですよね。
しかも5年間という短いスパンでこの変動幅ですから
家計にはかなりの影響があったことになります。

ちなみに私は軽自動車も普通車(2000cc)も乗っていたとき、
ガソリンスタンドへ給油するときはいつも1回あたり
軽自動車なら20リットル、2000cc車なら50リットルくらい給油していたので、

1回ガソリンを入れるだけで軽自動車なら20ℓ×60円/ℓ=1200円、
2000cc車なら50ℓ×60円/ℓ=3000円も違っていたことになります。

もし1ヵ月に3回ガソリンを補充しているなら

軽自動車の場合は1200円×3回=3600円
普通車の場合は3000円×3回=9000円

も差がでてしまっていたことになりますね。

5年間でガソリン代がここまで変動したわけとは?

過去5年間でガソリン代の価格推移に影響を与えているのが原油相場です。

原油からガソリンや経由ができるので原油の相場次第でガソリンの価格が決まります。

通常は原油相場の価格が決まると3ヶ月から半年後にガソリン価格に
影響がでると言われているのですが実際はもっと早くに影響がでたりします。

過去5年間で原油の最高値をつけた2014年7月当時はアベノミクス期待や
アメリカの好景気などいろんな思惑が絡んで
投資家が原油も買っていたのでガソリン代もあがっていました。

しかしこの7月をピークに投資家の利益確定売りなども大量にでたため
原油相場は天井を打ちました。

そのあと、原油の生産国の集まりであるopecで原油を増産するといった話が
決まり、それで一気に原油価格が下落しました。

そして2016年の1月からサウジアラビアの主導によりさらに原油相場が大崩れして
1月20日に歴史的な最安値である1バレル26.55ドルをつけたので
それに比例して2月のガソリン代がめちゃくちゃ安くなりました。
(※バレルとは樽の意味で原油の量およそ159リットル分を意味します。)

以下のチャートはレギュラー価格の年間推移(2015年7月から2016年6月まで)を
あらわしているのですが、2016年2月では103.8円/ℓでした。

燃費推移
※出典サイトURL(https://e-nenpi.com/gs/price_graph/2/1/0/)

その後、現時点2016年6月では原油が1バレル50ドル付近なので
それにあわせる形で6月のガソリン価格は116円/ℓ台まであがってきています。

1月20日につけた1バレル26.55ドルは原油生産している会社にとって
つぶれるくらいの価格だったそうなので、今後はここまでの下落はないと思います。

ですので、おそらく今後よほどのことが無い限り
2月につけたレギュラーガソリン価格の103.8円よりも
安くなることは無いのかなって思っています。

こんな背景があったために以下のように変動していました。

レギュラーガソリン1リットルあたり103.8円~164.4円
ハイオクガソリン1リットルあたり114.6円~175.3円

まぁ家計にとってはガソリン代が安いほうがいいので、
もうこれ以上あがって欲しくないですけどね。

軽自動車と普通車の月間のガソリン代の維持費の比較

ガソリンにはレギュラーとハイオクがありますが、
軽自動車でもハイオクを入れる人もいますので、
いろんなケースを含めて考えてみたいと思います。

軽自動車と普通車2000ccのガソリン最安値・最高値における維持費の比較をしてみます。

レギュラーガソリンでの比較

まず、軽自動車の場合は1回に入れるレギュラーの量は20リットルとすると、
この5年間の最安値103.8円で計算すると20ℓ×103.8円/ℓ=2076円
最高値164.4円で計算すると20ℓ×164.4円/ℓ=3288円

となります。

また、普通車2000ccの場合1回に入れるレギュラーの量は50リットルとすると、

この5年間の最安値103.8円で計算すると50ℓ×103.8円/ℓ=5190円
最高値164.4円で計算すると50ℓ×164.4円/ℓ=8220円

となります。

私の過去の経験によると、月間にガソリンを入れる回数は
軽自動車でも普通車(2000cc)でも不思議と3回くらいだったので、
月間のガソリン代の維持費は給油3回で考えてみました。

すると以下の表ができました。

以下を参考に各自が月間にレギュラーガソリンを入れる回数で計算してみてくださいね。

現在のガソリン代の相場はこちらのサイトで知ることができますので価格を調べて維持費を計算してみてください。

レギュラー1回分または3回給油したときのガソリン代および維持費とそれらの差額ガソリンレギュラー最安値
103.8円/ℓで計算
ガソリンレギュラー最高値
164.4円/ℓで計算
軽自動車660cc1回分20ℓ20ℓ×103.8円/ℓ=2076円20ℓ×164.4円/ℓ=3288円
普通車2000cc1回分50ℓ50ℓ×103.8円/ℓ=5190円50ℓ×164.4円/ℓ=8220円
普通車2000cc1回分-軽自動車1回分のガソリン代の差額5190-2076=3114円8220-3288=4932円
1ヵ月に3回の給油したときの維持費の差額3114×3=9342円4932×3=14796円
月間に3回給油した場合の軽自動車のレギュラーガソリン代の維持費2076円×3回=6228円3288円×3回=9864円
月間に3回給油した場合の普通車2000ccのレギュラーガソリン代の維持費5190円×3回=15570円8220円×3回=24660円

この表によるとレギュラーガソリン最安値103.8/ℓのときの月々のガソリン代の維持費は
軽自動車の場合6228円、普通車2000ccの場合は15570円でした。

月間では9342円も軽自動車のほうが維持費の面でお得だったことがわかります。

では、レギュラーガソリン最高値164.4/ℓのときの月々のガソリン代の維持費は
軽自動車の場合9864円、普通車2000ccの場合は24660円でした。

月間では14796円も軽自動車のほうが維持費の面でお得だったことがわかります。

ハイオクガソリンでの比較

それでは、今度は1回に入れるガソリンをハイオクで入れるとすると、

この5年間の最安値114.6円で計算すると50ℓ×114.6円/ℓ=5730円
最高値175.3円で計算すると50ℓ×175.3円/ℓ=8765円

となります。

以下を参考に各自が月間にハイオクガソリンを入れる回数で計算してみてくださいね。

ハイオク1回分または3回給油したときのガソリン代および維持費とそれらの差額ガソリンハイオク最安値
114.6円/ℓで計算
ガソリンハイオク最高値
175.3円/ℓで計算
軽自動車660cc1回分20ℓ20ℓ×114.6円/ℓ=2292円20ℓ×175.3円/ℓ=3506円
普通車2000cc1回分50ℓ50ℓ×114.6円/ℓ=5730円50ℓ×175.3円/ℓ=8765円
普通車2000cc1回分-軽自動車1回分のガソリン代の差額5730-2292=3428円8762-3506=5256円
1ヵ月に3回の給油したときの維持費の差額3428×3=11284円5256×3=15768円
月間に3回給油した場合の軽自動車のハイオクガソリン代の維持費2292円×3回=6876円3506円×3回=10518円
月間に3回給油した場合の普通車2000ccのハイオクガソリン代の維持費5730円×3回=17190円8765円×3回=26295円

こちらの表によるとハイオクガソリン最安値114.6円/ℓのときの月々のガソリン代の維持費は
軽自動車の場合6876円、普通車2000ccの場合は17190円でした。

月間では11284円も軽自動車のほうが維持費の面でお得だったことがわかります。

では、ハイオクガソリン最高値175.3円/ℓのときの月々のガソリン代の維持費は
軽自動車の場合10518円、普通車2000ccの場合は26295円でした。

月間では15768円も軽自動車のほうが維持費の面でお得だったことがわかります。

月間維持費その2:任意保険

車を乗っていて万が一事故にあったときに自賠責保険よりも補償範囲が広くて補償金も多いのが任意保険です。任意保険は原則毎月の引き落としです。

この任意保険は人それぞれ支払う金額がまったく異なります。
事故を起こしやすい人は保険料が高くて起こしにくい人には保険料が安いです。

たとえば若い人ほど保険料の月額の支払い額が多くなります。30歳と20歳では10倍くらい値段が異なる場合があります。
(※若い人ほどスピードを出しがちで事故が多いという統計があるのでリスクが高いとされています。)

それに比べて任意保険に加入して無事故の年数が多ければ多いほど保険料が安くなります。
(※1年ごとの契約更新時に無事故の場合、今後も無事故である可能性が増えるので信頼度が高く保険料が安くなる仕組みです。)
そのため、ゴールド免許割引制度もあります。

このように保険会社は補償金を負担する可能性がある人には多くの負担を求めています。そうでないと補償の支払い金額のほうが上回ってしまい会社がつぶれてしまいますので。

また、任意保険の保険料の決め方はそれだけではありません。

他にも車の種類によって保険料は異なります。車の価値ごとにクラス1から9まで分かれていて、
これを型式別料率(かたしきべつりょうりつ)クラス制度と呼ばれています。ちなみにクラス5が保険料の通常となっていて、クラス1がもっとも保険料が安く、クラス9がもっとも高いです。クラス1と9の保険料の負担額は4倍も違うといわれています。

型式とは車検証の型式というところに書かれている、その車の形や構造などがすぐにわかる番号のことです。この番号のおかげで2wdなのか4wdなのか排気量はどのくらいなのかも知ることができます。

たとえば、フィットrsはDBA-GE8やDBA-GE9などが型式です。

この制度は主に普通車のみだけに当てはまります。ちなみに軽自動車は含まれていません。
軽自動車の任意保険は保険会社にとっても支払いリスクが少ないため型式関係なく比較的安い保険料で済みます。

では、なんでこの制度ができたのかといいますと普通車といっても排気量が多くてスピードがたくさんでるスポーツカーはスピードを出す人が多く、事故が起きやすい前例があるため補償金を負担することが多いのに対してコンパクトカーなどは比較的スピードを出す人があまり乗らないことが多く、事故がおきにくい前例があるため補償金を負担するリスクが少ないので、負担を求めなくて済むからとされています。

また、スポーツカーはスピードを出してなくてもヘッドが鋭角になっている形状から人にぶつかったときの衝撃度は大きく大惨事になるリスクがあります。そうなると補償金をかなり負担しないといけません。それに対してワゴン系はヘッドが丸みがあるので、同じぶつかるでも衝撃度が抑えられるので損害が少なくなることが多く、こういったことも考慮されています。

また、高価な車ほど事故や盗難が起きたときに修理代など補償しなくてはいけない金額が増えるので、その分、保険料が高くなる傾向があります。逆に100万円台で買える車ほど保険料が安く済んだりします。

ただし、フェラーリやランボルギーニ、ベンツなどのように数千万から億単位の時価総額がある車の場合、とても補償できるほどの額をお支払いするのが困難なため多くの保険会社に断られるという話はよく聴きます。

この型式別料率(かたしきべつりょうりつ)クラス制度は1年ごとに保険会社が、車種の型式ごとにどのくらい補償したのか金額を計算して事故や盗難がおきやすい車を傾向を把握して保険料を決めます。ですので、同じフィットrsでもDBA-GE8とDBA-GE9では保険料がまったく異なることがあります。このように車種ごとに保険料を把握することができないのが特徴です。

たとえば、ベンツRBA-207336の事故率が多かった年があったとします。そうするとその翌年はベンツRBA-207336に乗っている人の保険料は高くなります。

逆に、同じ年のベンツDBA-212073の事故率が低ければ、次の年のベンツDBA-212073を乗っている人の保険料は安くなります。このように毎年、型式ごとによって保険料は事故率によって変動します。

このように毎年変動しますので、たとえ安全運転を1年間続けていたとしても、その車種の型式の事故率が多ければ保険料があがるときもあります。

型式別ごとの保険率は現在公開されてないので残念ながら調べることはできません。保険会社でないと正確な料率はわからないようになっています。

ここまでを踏まえたうえで、軽自動車と普通車2000ccではどのくらい任意保険料が違うのか調べてみました。

以下の赤四角のおすすめプラン2は車両保険ありでの最低限保証してもらえるプランなのですが、年間の保険料について軽自動車は63060円、普通車2000ccは81370円と普通車2000ccのほうが18310円ほど保険料が高くなっていることがわかりました。

軽自動車の一ヶ月の維持費は63060÷12=5255円、普通車2000ccの一ヶ月の維持費は81370÷12=6781円ですので
普通車のほうが6781-5255=1526円ほど維持費が高いことがわかります。

軽自動車の任意保険料(スズキアルトの場合)

任意保険スピードチェックアルト

普通車2000ccの任意保険料(トヨタプリウスの場合)

任意保険スピードチェックプリウス

※出典サイトURL(https://www.sonpo24.co.jp/)

月額維持費その3:月極駐車場・コインパーキング代

最初は月々にかかる費用となるとガソリン代だけかと思ったのですが、
いろいろと思い浮かべてみると貸家にすんでいるので
駐車場代もあったことに気づきました。

あと、人口が多いところでは駐車場が少ないので
コインパーキングにも泊めてるんじゃないでしょうか。

私が住んでいるところは月々3000円の駐車代ですが、
軽自動車でも普通車でも関係なく代金は同じです。

そしてコインパーキングの大手といえばタイムズなので
リサーチしてみると、5000~22000円と幅広かったです。

こちらも軽自動車であっても普通車であっても代金に違いはありませんでした。

ただ、都心部でも6000円代のところもあれば
郊外で13000円のところもあり意外な発見もありました。

また、アットホームで月極駐車場を調べると
10000~55000円とさらに幅広かったですが、
やはり軽自動車と普通車の代金に差はなかったです。

月額維持費その4:洗車代・ワックス代

白っぽい車なら汚れが目立たないので洗車をサボりがちな人も
いるかと思いますが、それでも1ヶ月に1回は洗車するのでは
ないでしょうか。

黒系なら月に2回くらい洗車してそうですよね。

また、洗車といってワックスや洗剤を買ってきて手で洗うのか、
それともガソリンスタンドやコイン洗車場で洗ってもらうのかなど
洗車方法によって全然維持費が変わってきます。

私は、ずっとコイン洗車場で洗っています。

洗車の回数は1ヶ月に1回のみです。

洗車は軽自動車でも普通車でも値段は同じですが、
洗車機で洗うのか手洗いでやってもらうのか
洗車の内容によって費用が変わってきます。

以下は私が使用している洗車場のサービスの種類と1回分の費用です。

洗車機のサービスの種類と1回あたりの費用

・水洗い500円~
・シャンプーまたはワックス洗車1200円~
・コーティング1000円~

手洗いのサービスの種類と1回あたりの費用

・水洗い1500円~
・シャンプーまたはワックス洗車2000円~
・コーティング2500円~

普通車と軽自動車の年間維持費はこれ!

1.自動車税・軽自動車税

2.車検代

1.自動車税・軽自動車税の年間維持費

年間の自動車税は以下のとおりですが、たとえば、軽自動車の代表格であるホンダ N-BOXを乗る場合と乗用車のトヨタパッソを乗る場合では年間で19000円近くも軽自動車のホンダ N-BOXのほうがお得といえます。

軽または普通車の排気量通常の自動車税13年以上経過のガソリン車と
LPG車は通常自動車税よりも15%増
軽自動車(660cc以下)10800円12900円
普通車(1000cc以下)29500円33900円
普通車(1000cc超1500cc以下)34500円39600円
普通車(1500cc超2000cc以下)39500円45400円
普通車(2000cc超2500cc以下)45000円51700円
普通車(2500cc超3000cc以下)51000円58600円
普通車(3000cc超3500cc以下)58000円66700円
普通車(3500cc超4000cc以下)66500円76400円
普通車(4000cc超4500cc以下)76500円87900円
普通車(4500cc超6000cc以下)88000円101200円
普通車(6000cc超)111000円127600円
自動車税のすごいところは車を買ったその年だけ特別に安いこと!

自動車税は4月1日時点で普通車を所有している人に対して課せられる税金であるわけですが自動車の新規購入の場合、1年間を通して乗るわけではないので、その年だけは安くなります。

自動車の新規購入の場合は7月に買う場合もあれば、10月に買う場合もあり、そういった購入時期の事情に応じて月割りという形をとる形になるので1年間のうち乗ってない月は支払わなくて良いことになっています。それに対して軽自動車の場合はいつ新規購入しても満額を支払わないといけません。軽はもともとがかなり安い税金ですから大目に見てくれません。

では、早速ですが以下の1000cc以下の乗用車の自動車税の月割り額についてみていきたいと思います。たとえば、普通車1000cc以下の場合、1年間の自動車税が29500円です。しかし普通車を2月に購入した場合の自動車税は2400円のみ支払えばよいということになります。3月に購入の場合は自動車税が免除されています。

普通車の購入月1000cc以下の普通車の自動車税の月割り額1000cc超1500cc以下の普通車の自動車税の月割り額1500cc超2000cc以下の普通車の自動車税の月割り額
4月27000円31600円36200円
5月24500円28700円32900円
6月22100円25800円29600円
7月19600円23000円26300円
8月17200円20100円23000円
9月14700円17200円19700円
10月12200円14300円16400円
11月9800円11500円13100円
12月7300円8600円9800円
1月4900円5700円6500円
2月2400円2800円3200円
3月0円0円0円

普通車の購入月2000cc超2500cc以下の普通車の自動車税の月割り額2500cc超3000cc以下の普通車の自動車税の月割り額3000cc超3500cc以下の普通車の自動車税の月割り額
4月41200円46700円53100円
5月37500円42500円48300円
6月33700円38200円43500円
7月30000円34000円38600円
8月26200円29700円33800円
9月22500円25500円29000円
10月18700円21200円24100円
11月15000円17000円19300円
12月11200円12700円14500円
1月7500円8500円9600円
2月3700円4200円4800円
3月0円0円0円
普通車の購入月3500cc超4000cc以下の普通車の自動車税の月割り額4000cc超4500cc以下の普通車の自動車税の月割り額
4月60900円70100円
5月55400円63700円
6月49800円57300円
7月44300円51000円
8月38700円44600円
9月33200円38200円
10月27700円31800円
11月22100円25500円
12月16600円19100円
1月11000円12700円
2月5500円6300円
3月0円0円
普通車の購入月4500cc超6000cc以下の普通車の自動車税の月割り額6000cc超の普通車の自動車税の月割り額
4月80600円101700円
5月73300円92500円
6月66000円83200円
7月58600円74000円
8月51300円64700円
9月44000円55500円
10月36600円46200円
11月29300円37000円
12月22000円27700円
1月14600円18500円
2月7300円9200円
3月0円0円
2.車検代の年間維持費

経験談になりますが、軽自動車の車検代は最低55000円です。
部品交換などをすると7万円くらいになることもあります。

普通車2000ccの場合は最低8万円くらいです。
部品交換などをすると12万円くらい支払ったこともありました。

ちなみに全国最大手のホリデー車検では重量税と自賠責保険込みの車検代は以下のようになります。

ホリデー車検
※ホリデー車検

車を乗り続けるとかならず部品交換はするようになりますので、
そういった面で車検代で比較すると差額は5万円はあると考えたほうがいいです。

一年間で換算すると2万5千円の差額ですね。

まとめ:1年間の普通車2000ccの維持費と軽自動車の維持費の差額は?

ここまでの内容をまとめると以下のようになります。

普通車の自動車税2000cc-軽自動車税=39500円-10800円=28700円

レギュラーを月に3回給油した場合の普通車ガソリン代から軽自動車ガソリンを引いたときの年間の維持費の差額はそれぞれ以下のとおりです。

過去5年で最安値103.8円/ℓのときの年間の維持費の差額・・・(11570円-6228円)×12ヶ月=112104円
過去5年で最高値164.4円/ℓのときの年間の維持費の差額・・・(24660円-9864円)×12ヶ月=177552円

ハイオクを月に3回給油した場合の普通車ガソリン代から軽自動車ガソリンを引いたときの差額はそれぞれ以下のとおりです。

過去5年で最安値114.6円/ℓのときの年間の維持費の差額・・・(17190円-6876円)×12ヶ月=123768円
過去5年で最高値175.3円/ℓのときの年間の維持費の差額・・・(26295円-10518円)×12ヶ月=189324円

(※普通車2000cc リッター8kmそして軽自動車リッター10kmで計算した場合)

車検代(重量税と自賠責保険込みで部品交換なし)・・・2000ccの車検代81500円-軽自動車の車検代54000円=27500円
(※ホリデー車検での比較)

一年間の車検代の差額(部品交換なし)27500÷2=13750円
部品交換ありの場合は概算で25000円くらいです。

普通車2000ccと軽自動車の任意保険の年間保険料の差額・・・(普通車2000ccの年間保険料81370円)-(軽自動車の年間保険料63060円)=(普通車2000ccのほうが18310円ほど高い)

いろいろと月額や年間維持費の面で軽自動車と普通車の比較をしてみると、いまでも軽自動車のほうがはるかにコスパがよいです。先ほどのガソリン代や自動車税、車検代を計算してみると一年間の維持費の総額で15~25万円くらいはまだまだ軽自動車のほうがお得です。一人暮らしの方や維持費を最低限にして節約したい方にとっては間違いなくおすすめの車だといえます。