スタッドレスタイヤ1

スタッドレスタイヤの付け方をあやまると
滑りにくくする効果がなくなるだけでなく、
事故の危険性が増えてしまうことをご存知ですか?

もし、知らないという方は、
ぜひ、正しい、スタッドレスタイヤの付け方を知っておきましょう!

ここではスタッドレスタイヤの装着に関する
注意点と取り付けるためのタイヤの向きについてご紹介しています。

それでは、いってみましょう。

スタッドレスはきちんと装着しないとダメ!?

スタッドレスタイヤは
前輪2つ後輪2つの合計4個の装着で
ようやく効果を発揮します

たとえば前輪2個だけがスタッドレスタイヤで
後輪2個がノーマルタイヤとなると

カーブのとき前輪が内側に引っ張られ
後輪が外側に振られやすいので
車がバランスを崩しやすく事故になりやすい
です。

以下は国土交通省の動画ですが、前輪がスタッドレスタイヤ、
後輪がノーマルタイヤで実験して見事に
後方がターンしてしまい、フロントが雪にぶつかっていました。

これだけ恐ろしいことなんですね。

 

スタッドレスタイヤの向きは?

スタッドレスタイヤの方向はタイヤの表面の溝の構造で
理解するのではなく、側面の文字で判断しましょう

基本的には水はけがしやすい、
氷を掻きやすい構造になっているので、

ブリヂストンのブリザックなどの

以下のブロックのような矢印形状の矢先側から
地面に食い込みながらタイヤが転がっていくイメージで

タイヤの表面を追っていくとタイヤの向きがわかるタイプもあります。

vblock

※出典サイトURL(https://tire.bridgestone.co.jp/blizzak/items/vrx.html)

しかし、そのような構造になってないスタッドレスタイヤもあり、
間違った向きに装着してしまう可能性もありますので、
たとえクセはあっても、無視したほうがよいでしょう。

それよりも、タイヤのサイドウォールつまり側面に
記載されている文字で判断する必要があります

タイヤの表面が左右で違った構造になっている
形状の場合はタイヤの側面にはOUT(外側)、
IN(内側) が記載されています。
 
OUTは外側なのでホイールキャップ側
INは内側なので車体側です。

また、「ROTATION→」などの矢印の記載がありますので
その方向にタイヤが転がることを意識して
タイヤを装着するとよいでしょう。

もし、どこにもこのような文字、
矢印や方向やIN OUTが書かれてないタイヤは
付け方は自由でよいことになります。