あなたは愛車を売りたいと思った時、どのように車の価値を知ろうとしますか?
2.インターネットを使って個人情報入力なしで査定価格を調べる
3.インターネットで最低限の個人情報を入力してオンラインで一括査定サイトに申し込む
この中で2.の個人情報入力なしで調べたいと考える方は結構いらっしゃるのではないでしょうか。
しかし私も試して分かったことですが個人情報入力なしで車買取相場を知ろうと考えたりすると愛車の本当の価値を知ることができないのです。
たしかに車の一括査定サイトは最低限の個人情報を入力する必要があり、デメリットもあります。
ですが、デメリットは対策をすることで乗り切れるだけでなく、その対価として下取りよりも高く売れるんです。
さらにディーラーに愛車を持っていって下取りしようと考えてる場合には一括査定と比較して最低でも10万円以上多ければ100万円以上安く売らされてしまう傾向があります。
⇒あなたに合った大手の一括査定サイトランキングはこちらです。
以下の一括査定サイトの楽天オートの下取りと買取の価格の比較でも現時点で15万円ほど下取りのほうが安く売らされていることが実証されています。
普段下取りをメインで売却されてきた方にとって、そんなに価格差が生じるわけがないと思われる方もいらっしゃるかと思いますが、以下の実際に売却された証拠画像を後ほどご覧いただけると、きっと納得していただけるものだと思います。
車査定の相場をオンラインで無料見積もりをする方法はたくさんありますので初心者の方はその中でも個人情報の入力なしである程度の車査定相場がわかるところを利用してしまいがちですが、それが落とし穴にハマるきっかけになってしまうでしょう。
ホンダヴェゼルが下取り査定よりも最大で102万円も高く売れた実例
以下は当サイトで一括査定を申し込み体験された方のホンダヴェゼルです。一括査定で下取りよりもはるかに高く売ることができました。しかもディーラーに下取り売却するよりも最大で102万円もお得だったことが分かりました。
では、どのようにお得なのか実際の証拠画像を用いて検証していきます。

■年式:2014年 RU3 1500CC グレードハイブリッドZ
■新車購入から売却まで期間:2年経過車
■走行距離:約12500キロ
■新車価格:238万円(※トヨタ下取りシュミレーション参考価格より)
このホンダヴェゼルをトヨタに下取りに出した場合、いくらになるのでしょうか。
トヨタの下取り査定では・・・
そしてこのホンダヴェゼル(2014年式RU3 1500CC グレードハイブリッドZ)を個人情報なしのトヨタの下取り査定で調べてみますと188万円と記載されています。
もちろん傷やへこみなどがなく減額要素がない状態での価格ですので実際に下取りしてもらうとさらに減額される可能性が高いです。
では、日産にホンダヴェゼルを下取りしてもらうと、いくらになるのでしょうか。
日産の下取り査定では・・・
同じ条件で個人情報なしの日産の下取り査定で調べてみますと123~150.5万円と記載されています。
トヨタの下取り評価と比較してみますと、さらに35万円以上低い評価ですね。
下取りは、あくまで引き取るという要素が多いので、プラス要素は加味されないことが、このような結果に反映されていることになります。
その点、一括査定は買取がメインですので、プラス要素は加味してもらえるので結構な高値で売れます。
一括査定で最高値を掲示したビッグモーターの買取額は?
225万円という買取額には驚きました。ほぼ新車価格238万円に近い買取価格での売却に成功された実例といえますね。
このようにトヨタや日産の下取りシュミレーションのように個人情報の入力なしで調べることで下取り査定価格を知ることはできます。
しかしその下取り査定価格を車の真の価値だと思ってしまうと、安く掲示されてるのにそういうもんだと売ってしまう可能性がありますので注意が必要です。
もし一括査定で買取店に査定してもらえばボーナス1~3か月分くらい高く売れたことになりますので車を売る場所はよく考えて売るようにしないと大損のきっかけになります。
ちなみに知人は楽天オートでホンダヴェゼルの一括査定を申し込みました。
⇒こちらで楽天オートの詳細について説明しています。
そして車を売却した先はビッグモータでした。
詳しくは以下の記事で詳細を記載していますのでよかったら読んでみてください。
車買取ビッグモーター!本当の良い・悪い評判・口コミ・トラブル対処法!
では一括査定サイトを使用して愛車を売却した中古車買取の口コミ・評判はどのような感じなのでしょうか
以下は一括査定という方法で複数の買取店に査定してもらった方の楽天オートの口コミなのですが、下取り査定での掲示額と実際の車買取価格ではかなりの差があることがわかりますよね。
ダイハツミライースが下取り査定よりも32万アップで売却された実例の口コミ
↑なんとダイハツミライースは下取り査定で28万円と言われたのに、実際の買取価格は60万円なので32万円高く売れたことになります。下取りに出さなくて一括査定で売っただけなのに・・・びっくりしますよね?
この口コミ・評判では電話が鳴りやまないと書かれていますね。私の経験では、電話やメールが多いのはあくまで初日だけです。
「すでに売ってしまいました」と言えば、買取店から電話はかかってこなくなります。
あくまで他の買取店よりも先に買い取りたいので、慌てて電話してくるから、鳴りやまないという現象が起きているだけですので、安心してくださいね。ただ、仕事前に無料査定を申し込んでしまうと、仕事中に電話がかかってくるので、対応が忙しくなってしまいますので、仕事が終わった後や次の日休日というときに申し込むのがベストと言えそうです。
アウディが下取り査定よりも22万アップで売却された実例の口コミ
↑アウディも下取りで150万円と査定されたところ、一括査定では22万円アップの172万円で売却。ただ売る場所が異なるだけなのに、22万円の差はでかいですよね。
トヨタのランドクルーザープラドが下取り査定よりも30万アップで売却された実例の口コミ
↑トヨタのランドクルーザープラドはとても人気がある車なので、値落ちしない車種として知られています。ですので、買取価格が370万円とかなりの高額になっていますね。下取りに出してしまうと30万円のダウンになってしまいますので、下取りに出さないほうが良いということになりますね。
スバルのフォレスターが下取り査定よりも45万アップで売却された実例の口コミ
↑こちらも一括査定サイトを利用すると、下取り査定では50万円と掲示されたスバルのフォレスターが45万円アップの95万円で売却成功となりました。なんと2倍近い価格差ですよね。
平均的な売却金額で比較しても下取り査定よりも一括査定の買取のほうが15万円もアップに!
上記の楽天オートの画像を見ていただくと書かれているとおり、下取りと一括査定による買取との差額が15万円になっていることがわかりますね。
このデータは半年ごとに更新されるのですが、前回は差額が13万円ほどでしたが最近ではさらに差額が開いています。
もちろん、軽自動車や高級車、人気車、不人気車といったように多種多様ですし、車の状態などにも影響されますので、下取り査定と一括査定の価格差の開き方はそれぞれですが全体的な平均で考慮しても下取りと買取ではかなりの差があることがわかりますね。
とても評判のよい車買取一括査定サイトをランキングとしてまとめてみました!
私や知人は多くの車買取一括査定サイトに申し込むことで下取りよりも大幅に高く買い取ってもらうことに成功しました!
一括査定を申し込むと愛車の情報やカンタンな個人情報は入力しますが、車を高く売るためには必要なことです。
そして申込をすると、すぐに電話やメールが来ますがあくまで多いのは当日だけです。買取をしたいからすぐに電話をしてくるだけですので数日経過するとまったく連絡が来なくなりました。
査定を依頼するときに買取店の数が多ければ多いほど、電話やメールの数が増えますが、あくまで車を買い取りたいから電話やメールをしてきていること、用件が済めば電話やメールが来なくなることを知っておくだけで安心感が違います。
断るときには「もうすでに売却したんですよね。」といえば電話やメールが来なくなります。査定を依頼する買取店の店員の話し方や態度、雰囲気などを探るために電話でのやり取りはしておいたほうが良いと考えます。
以下の車一括査定サイトが提携している車買取店は大手は被るところもありますが、個人で経営している買取店などはそれぞれ異なったりします。それぞれの中古車買い取り専門業者によって得意な車種などが異なりますので最低でも3社以上を含めておくといいです。
そして、ビッグモーターやガリバーは入れておいた方がいざというときに高値買取してもらう確率が高くなりますので私は常に一括査定サイトを申し込むときに選択しています。
愛車の価値をわかってくれる車買取店を多く集めれば集めるほど高く売れるチャンスを手にしますので、いろんな一括査定サイトを試して、貴方に合った買取店を見つけてみてくださいね。
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カーセンサー(電話のやり取りしたくない方に!)
カーセンサーは、あのCMで毎日見かけるリクルートが運営しているので知名度も信頼度も抜群です。
メールだけのやり取りができます!
すべて無料!キャンセル料なし!
電話でのやり取りをしたくないときにメールだけのやり取りができるのがカーセンサーの最大のメリットです。私も最初は電話のやり取りに気が進まなかったので、メールだけでやり取りして対応が良くて自分に合った車買取店を選んでました。
申し込み欄を入力していくとメールアドレスの入力項目がでてきます。その下に”任意項目:売却希望時期など、ご希望がある場合はこちら”とありますので、そこをクリックして連絡希望時間帯の入力項目の空白に”メールのみの対応を希望します。”と入力することでメール対応だけで済みます。電話がかかってくるのが嫌だという方におすすめの方法です。
また、カーセンサーと提携している車買取店の総数は500社を超えていて業界トップです。ですので、あなたの愛車の価値をわかってくれる車買取店を見つけやすいです。
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車査定・買取の窓口(最も高く売れる買取業者1社をプロに選んでもらって交渉したい方向け!)
車査定・買取の窓口はエステサロンやモンドセレクション金賞7年連続受賞の化粧品トレフルが有名なバリュークリエーションが運営している特に女性の満足度が高い中古車買取仲介業者です。
電話も査定もたったの一回。
しつこい勧誘の電話は一切なし。
査定額が希望額でないときには売らなくても料金発生なし!
※車査定・買取の窓口は全国展開していますが、一部地域によっては買取会社が少ない場合もあります。
車査定・買取の窓口の利用方法:車査定・買取の窓口はウェブお申込みで愛車の情報を送信⇒車査定買取スタッフが情報を精査⇒ご記載の住所に近い買取業者をピックアップし、さらに車査定・買取の窓口独自の約80万台という膨大な査定実績データからもっとも高い査定額を掲示された実績がある車買取業者をピックアップして紹介⇒ご自宅にその車買取業者の査定士が訪問して実車査定⇒査定額を掲示⇒掲示額によって売却するかしないかを決定という手順になります。
希望額に達しない場合は売却の契約をする必要がありませんし、その場合はキャンセル料は発生しないので安心です。※契約後のキャンセルの場合は契約された各買取業者とのやり取りによって異なりますので、必ず契約される前にその買取業者のキャンセル料金の仕組みについて査定士に聞いて納得したうえで契約をするようにしてください。なお、売却した後の入金までの日数は各買取業者によって異なりますが、おおむね契約完了後、数日以内となっています。
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ユーカーパック(交渉が苦手な方に!)
ユーカーパックは2016年4月からスタートした買取代行業者。買取店との提携数は1年で1000を突破。
電話対応は主にユーカーパック1社!買取店との交渉も一切なし!査定もたった1回!
お申込みや手数料は完全無料!
※ユーカーパックは買取が目的なので最低希望売却金額を超えると売却キャンセルができません。
※ユーカーパックの現在の対応地域は(東京都、神奈川県、千葉県、埼玉県、栃木県、茨城県、愛知県、宮城県、大阪府、京都府、奈良県、兵庫県、滋賀県、岡山県、長野県、愛媛県)
ユーカーパックの利用の流れ:1:愛車をユーカーパック提携のGSへ持ち込んで査定または自宅まで出張査定⇒ユーカーパックで愛車の査定の情報と車検証の基本情報、最低希望価格を提携買取店側に公開⇒車買取店が愛車の公開情報を見て3日以内に買取希望額を掲示
3:買取店の希望掲示額の中から気に入った買取店を選択して売却決定(買取店の選択猶予は3日間)⇒選択した車買取業者からユーカーパックに買取額を入金⇒ユーカーパックからあなたに入金のご連絡
4:選択した買取店に愛車の引き渡し⇒ユーカーパックから入金額が振り込まれ完了。およそ愛車の査定から売却後現金の振り込みまで1週間程度。即日売却はできない点に注意。買取業者との交渉がまったくないので、安心して車の高値売却ができます。
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かんたん車査定ガイド(優良店のみを選びたい方に!)
かんたん車査定ガイドはCMでも毎日のように見かけるエイチームが運営する車一括査定サイトです。
個人情報を入力すると、「だいたいこのくらいで買い取ってもらえますよ」といった概算での車買取の相場価格が表示されるのがこのかんたん車査定ガイドのメリットです。
提携会社はJADRI加盟の優良店のみ!
すべて無料!キャンセル料なし!
さらにかんたん車査定ガイドと提携している車買取店はJADRI(日本自動車流通研究所)に加盟している優良店ばかりなので、トラブルを抱えたくない方に利用してほしい一括査定会社です。
たとえば、トラブルはめったにないことですが、万が一、契約して車を渡したけど、やっぱりキャンセルしたいときにJADRIに加盟している優良店の場合にかぎり、車を渡した次の日までに限りキャンセル料を無料にすることができます。さらに契約してから売却代金は期限までに支払わないといけないという決まりがあるので、トラブルを防ぐことができます。
他にも、もし査定してもらって契約したけど修復歴が見つかって査定額を減額させてほしいといわれた場合でも契約を無効にすることができます。万が一のトラブルの相談は中古車買取トラブルセンター0120-93-4595で対応してもらえます。
このように安全面は徹底していますので、電話対応ができる方は利用価値が大きい一括査定サイトです。
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カービュー(個人情報が心配な方に!)
カービューはソフトバンクとヤフーが作った一括査定会社です。日本で初めて一括査定会社を始めたことで有名で国内最大級な老舗として知られています。現在までに利用者が400万人を超えています。さらに多くのネットユーザーが利用している、みんカラもカービューが運営しています。
事故車、不動車、バスなども売れる!
すべて無料!キャンセル料なし!
カービューは個人情報保護にとても厳しいとされるトラストeに加盟していますので個人情報について心配な方でも安心です。提携している車買取店の数は200社以上と結構あります。そして、事故車やバス、商用車など特殊な車両も査定してもらえるので、ちょっと訳ありの車をお持ちの場合にはもってこいの一括査定サイトです。なお、車買取店は最大で8社まで選ぶことができます。
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カーセンサー(迷ってる方におすすめ!)
カーセンサーは提携している数もとても多くて知名度抜群なので安心です。
メールだけのやり取りができます!
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以下は車の一括査定で高く売るための重要なポイントなどを記載してあります。ちょっと長くなりますので、気になったことを目次で調べて活用していただけたら幸いです。
目次1.個人情報を入力しないで下取りの車買取価格を調べる方法
2.下取りと買取の違いは?なぜ下取りだとここまで安くなってしまうの?
3.誰でもできる車を高く売るコツとは?
4.車買取価格を知るだけなのに個人情報はなぜ必要なの?電話やメールを一発で来なくする断り方
5.下取りシュミレーションを参考に近所のディーラーに下取り査定に行ってみました。結果は・・・
6.車売るタイミングとしてお得なのは車検の前?後?
7.車の傷やへこみは査定前に修理するとNG?
8.車買取で高く売れる色とは?
9.車買取相場で走行距離はかなり重要視される?
10.車買取相場の価格が下取り価格を下回らないようにするために気をつけることとは?
11.車売るタイミングがモデルチェンジ前のほうが最適な理由
12.車買取のキャンセル料金は?どういうときに払うルールになってるの?
13.車査定の前に洗車しておくと高く売れやすい理由とは?
14.車内掃除をして車査定で高く売る!
15.車売るときに必要なもの11選!これさえあれば準備万端!
16.車を売るタイミングのベストな時期とワーストな時期
17.車を売る前の準備段階でやってはいけないこと、知っておくべきこと。
18..車内にペットの臭いがするときの消臭方法
19.車を売るときの6つの手順と流れ!個人情報を入力しないで下取りの車買取価格を調べる方法と活用の仕方
個人情報を入力しないで下取りの車買取価格を調べる方法
車下取り相場の価格を個人情報を入力しないで知りたいという方に以下のサイトを挙げておきます。
下取り参考価格シュミレーション
下取り参考価格シュミレーションの結果があなたの愛車の下取り価格になるとは限らない点に注意!
ここで注意していただきたいことがあります。これらのサイトは個人情報なしでカンタンに調べられます。しかも大手自動車メーカーのディーラーの下取り実績をもとに相場を作成されているので下取り相場としてはとても信頼できるデータであることは間違いないかと思います。
ただし以下のように但し書きが書かれていることからもおわかりのとおり、
「この下取り価格の相場は参考価格なので、あくまで実際に車を査定してみないと実際の車買取価格の相場はわかりません。車種と年式だけを考慮した車買取価格なので走行距離や外観などの要素をまったく考えない状態だった場合はこの車買取価格になる可能性があります」という意味になります。
ですのでキズやへこみ、走行距離がオーバーしていたりすると表示された下取り参考価格よりもさらに減額の対象となる可能性が高くなりますので、注意が必要です。
トヨタの場合
日産の場合
そして、すでにご理解いただけてるかと思いますが、もし、下取りしてしまったら大金をドブに捨てることになるかもしれないということになります。
車買取相場で高く安全に売るたった一つの方法は個人売買でもなくオークションでも下取りでもありません。
紛れもなく一括査定のみです。
一括査定で複数の買取店に愛車を査定してもらって一番高く買いたがっているお店が掲示している車買取価格こそがあなたの愛車の本当の意味での車買取相場といえます。
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個人情報を入力しないで下取りの車買取価格を調べた後の活用の仕方
繰り返しになりますが、以下の楽天オートの下取りと買取どっちがお得の欄を見ていただくと下取り価格よりも一括査定の買取額のほうが15万円ほど高いとなっていますよね。
他の一括査定サイトでも平均的に10~15万円ほど下取りよりも一括査定の買取のほうが高く売れている傾向があります。ですので先述の下取り参考価格シュミレーションを活用することで車種ごとに、だいたいこの価格が下取りの買取価格の上限なんだなという目安はある程度知ることができます。
もし愛車の状態が良い場合には、一括査定のときに、この下取りの車買取価格よりも10~15万円高く売ることを目標にしながら交渉をすると、安心して高値売りができます。
(※5年で10万キロ走行しているなどの過走行車や、買い手が少ない車、年式がかなり古いなどの場合には下取り査定と差がないこともあります。)
もし希望額に届かなければ一度、見送ってもっと高く買い取ってもらえそうな買取店を見つければいいので、慎重に望むことが大事だと思います。
下取りと買取の違いについて知っておきたいという方に以下の内容をご説明いたします。
下取りと買取の違いとは?なぜ下取りだとここまで安くなってしまうの?
下取り・・・減点方式
下取りはディーラが行っている車の売買方法です。下取りの歴史は古く、ネットが普及するまでは下取りがメインで行われていました。
下取り価格は最初から各メーカーの下取り実績データの相場から車の上限価格を決められてしまいます。そして、その上限価格以上で高く買うことはしないという前提でおおよその下取り額を決められます。
さらにキズやへこみがあれば減点、さらに走行距離が多ければ減点、買い手が少ない車ならさらに減点といった具合で、限界ギリギリまで減額してから車の下取りの価格を決めるという方法です。加点はまったくされないのが通常の下取り手法です。
そもそも下取りは新車を買ってもらうことを条件に下取り交渉を進めるため、顧客が断りにくい状況での交渉となります。
ですので、あらかじめディーラーが有利な立場で最初から下取りの上限が決まってしまっているため、上限を超える価格交渉しても担当は決裁権を持たされていないので、結果的に決裁権がある上司に相談しないといけません。
決裁権がある上司は本社の顔色が気になりますので、交渉がうまくいくことはかなり難しいでしょう。
どんなにお得意さんという立場で新車価格をマケてもらうように交渉したとしても表面上ではマケたように見せかけるだけで実際には下取り価格を減らすなど調整してあらかじめ設定された価格内で交渉が決まってしまうのが現状です。
買取・・・加点減点方式
買取は、車専門の買取店が行っている売買方法です。
車専門の買取店の歴史のはじまりは1990年ごろだと言われています。それまでは下取りがメインでしたので、車を高く売るという発想自体がありませんでした。
車買取店の相場基準はオートオークションと呼ばれる車買取店やディーラー専門のオークションでの現在の相場や店頭での販売価格を参考に車の買取価格の基準を決定します。
そして、人気がある車なのか不人気な車なのか、車の外装や内装はどのような状態なのか、走行距離は長いのか短いのかなど、加点と減点を組み合わせながら最終的な車買取価格を決定します。
下取りは減点のみですが、車買取店の査定方式は加点も加わりますので、減額の度合いも下取りと比較すると軽度になることが多いです。
また、不人気者は加点は見込めませんが、人気車の場合は買取しても売れる可能性が高いので、薄利多売をメインに活動している買取店では大幅な加点もあったりします。
買い取った車は転売をすることで共通していますが、車買取店にはいろいろなタイプがあり、とにかく利益さえあげれば良いという薄利多売を目的とする車買取店や下取りよりも高く買い取ってそこそこ利益をあげるという車買取店などさまざまです。
いずれにしても多くの車買取店では独自で強力な販売ルートを確保しているので、その分、下取りよりも高く買い取ってもらいやすいです。
下取りと買取の違いについて、いかがでしょうか?
車を買取ってもらうときには、しっかりと高く売れるお店を見極めて売らないと、知らず知らずのうちにネギをしょったカモにされてしまいます。下取りのディーラーの営業マンはあの手この手で、あなたの愛車を安く手に入れようとします。私も危うくカモにされそうになったことがありましたので・・・気を付けてくださいね。
過去に車を売ったことは何度かありますが、オンライン査定がこうして普及するまで私は車買取に関してまったくの無知でした・・・
そんな私でも車を高く売ることができましたので、「あまり車買取について詳しくないなぁ」とお考えの方でも、きっとお役にたてる情報かと思います。
おそらくディーラーに普段お願いしているほとんどの方が「車を売るなら大手ディーラーで下取りすれば安心でしょ?」と思っているはずですし、「車買取価格の相場は決まっている」と誤解しているはずです。
いまとなっては「あまりに個人情報について慎重になりすぎて、危うく高く売る機会を逃すところだった」と思ってますが当時は石橋をたたいて割るほど慎重派でした。
ただ、「個人情報は入力したくない・・・相場なんてどこも同じはずだし、どうせ売るのなら大手ディーラーでいいのでは?」と、この考えにこだわるのをやめたことでトータルで26万8000円も下取り相場より高く車を売却することに成功しました。
なんとホントの車買取相場は下取り価格よりも26万8000円も高かったんです。
この差額はなんとボーナス一回分に相当します。⇒私がボーナス1回分得した大手の一括査定サイトランキングはこちらです。
誰でもできる車を高く売るコツとは?
では、どうしたら、これだけ高く売ることができたのか?
すでにここまでお読みの方はご理解いただけてると思いますが、下取りはやめて信頼できる大手の一括査定サイトで申し込んで車買取店を競争させて高く買い取ってもらっただけということになります。
実際に高く売るためにはちょっとしたコツはあるので、以下の記事をお読みください。
⇒車買取査定で高く売るための5つのコツ!買取店泣かせの極秘手法とは?
一括査定サイトで査定を申し込むと住所に近い複数の車買取店を選ぶことができます。選ぶ車買取店の数は多ければ多いほど、あなたの愛車の販売を得意とする車買取店が見つかりやすくなります。
車買取店の数が多ければ多いほど、なかなか時間が取れなくなる気がしますが、一度に同じ日時に呼んでしまってかまいません。そうすればみんな約束の時間を守って来るので1時間もあれば取引が成立します。車買取店も一括査定で呼ばれ慣れているので気にしません。
まずは事前に下取りではいくらになるのかをお近くのディーラーに掲示してもらってから一括査定で下取りプラス10万円以上を掲示してくれる車買取店のみ集めて希望額に達したら即決で売ることを条件にオークションのように競争させるんです。そして車買取店の中で最も高い車買取価格を掲示してきた車買取店に即決で売ってしまいましょう。
車買取店側としても即決で買い取れるとなれば、本気で競り落とすために熱がはいります。どうしても欲しい車ならちょっとくらい高く買ってもいいかと、値が吊り上がったりします。
ただ、売る意思がないと車買取店側としても本気で買おうとしなくなってしまいますので気を付けてくださいね。
このようにすれば、少なくとも下取りの車買取価格よりも高く売れる状態にもっていけますし、あとは車買取店の過熱感次第で相場の予想を超える価格で売却することだって狙えます。
最近では、ネット利用者は当たり前のように、ほとんどの人が一括査定を行っているんですね。よい車買取店に出会えると以下の図のように愛車の価値をあまり落とさずに売却することも可能です。
裏を返せば、一括査定サイトを利用しないでディーラーに下取りを依頼するだけで26万8000円を損していたことになります。
ランドクルーザーのような人気車の場合は一括査定を利用しないで、ディーラーに下取りするだけで50~100万円近く損してしまう場合もあるといわれています。ですので、一括査定の存在を知らないってホント怖いことだと思います。
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車買取価格を知るだけなのに個人情報はなぜ必要なの?電話やメールを一発で来なくする断り方
個人情報を守ろうとするお考えも大事ですが、愛車をホントに正確に査定してもらうときには実際に査定士さんに愛車の状態を診に来てもらわないといけないですし、そのために電話番号、住所、お名前などの個人情報の入力は必要になります。
車買取店だって評判を落としたくないですから必要なこと以外には使いません。ですので、車を売るという大事な決断のときには個人情報を伝えるという度胸も必要なんですよ。
大丈夫です。私も最初は不安でしたが、きちんと高く売ることができました。査定は無料なので費用はまったくかかりません。売りたくないときには「すでにほかのお店に車を売った」といえば、連絡は来なくなりますし、用が済めば連絡は来なくなりますから安心してくださいね。
あと、万が一、しつこい営業マンが電話をかけてきたときに完璧に断るフレーズも「すでにほかのお店に売ったので」といえば、すんなりとあきらめます。そもそも営業マンがしつこいときにはそれだけ、あなたの愛車の価値が高いことを意味しています。だからこそ、他のライバル店に買われないうちに手に入れたいから電話をかけてくるんですね。
なので、「すでに売ってしまった」といえばすんなりとあきらめざるを得ないので覚えておいてくださいね。
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下取りシュミレーションを参考に近所のディーラーに初めて下取り査定に行ったときのエピソード。結果は・・・
過去に一括査定の存在も知らないときに実際に初めて下取りシュミレーションのサイトで表示された車の買取価格の相場を参考に、近所のディーラーに行ったときのエピソードです。当時、近所のディーラーに愛車を下取りに出すならいくらなのかを聞いてみたところ、表示された車の買取価格の相場よりも20万円近く低めの価格で掲示されました。
下取りの掲示価格に納得いかなかった私は「ネットの下取りデータの相場よりもかなり安いですけど、なぜ、こんなに安いのですか?」と担当者に聞いたのですが、「えっとそうですね・・・ このお車のカラーですと、このお値段が限界になります。これ以上高く買い取ることがちょっと難しいので、申し訳ないのですが・・・。」と詳しくは語られませんでした。
ちなみに黒系や白系は人気ということだけはわかりました。
そこで「まぁ、これが現実の車買取価格の相場なのかも」と納得しかけたのですが、こんなに安ければ売らないでそのまま乗っていたほうが全然マシだと思い、下取りに出すのはやめようと思いました。
そんなときに、ディーラーの担当者は続いて以下のように言ってきました。
「あの・・・もしよろしかったら、これからご購入される予定のお車の値引き額も含めて10万円アップで下取りさせていただきますが、いかがでしょうか?」と・・・。
なんとか下取りさせてほしいといった、まるでわらにもすがるような目で訴えてきました。
「値引きしてもらって10万円アップ??果たして、どうしたらいいだろう?めんどくさいから売ってしまったほうがいいのだろうか?」
と、その当時しばらく考えましたが、どうしてもディーラーに掲示された下取りの車買取価格ではあまりに安すぎて納得がいかず、とりあえず返事は数日後ということで、一度、自宅に帰っていろいろと愛車の車買取相場について調べることにしました。
すると、あるホームページで車を最高額で買取ると書かれた広告を発見しました。車の情報を調べていると、こういう広告って関連性が高いので表示されますよね。
あまりに安い下取りの車買取価格をディーラーに掲示された反動からか、慎重派の私でも「どうせ、どこへ売っても安くしか買い取ってもらえないだろうし、ちょっとだけ見てみようかな」とちょっと広告のサイトの中を見てみることにしました。
はじめて知ったのは、かんたん車査定ガイドという一括査定サイト
試しにそのサイトに訪問してみると、以下のような感じで下取りよりも高く売れることが記載されていて衝撃の光景を目の当たりにしました。
実際の売却価格とデータが掲示されていたのですが、なんとディーラー下取りの車買取価格と一括査定の差額がとんでもない差になることがわかりますね。
⇒あなたに合った大手の一括査定サイトランキングはこちらです。
一括査定の魅力は、愛車の価値が高ければかなりの良い値で売れるということです。
「下取りと一括査定の買取の差額が135万円、110万円、57万円、51万円・・・」ただ、売る場所を変えるだけなのに、あまりにディーラーの下取り額と一括査定の買取額に開きがありすぎて、なんだかうさんくさい気がしてしまうほどですね。
135万円なんて新車の軽自動車一台が買えてしまうほどの金額です。きっと初心者の方はこれだけの差額がでてしまうと書かれていても「車の買取相場にそんなに差があるはずがないのでは?」と先入観がでてしまい、ピンと来ないでしょう。
いまではこの情報が真実だとわかる私も以前は疑ってばかりでした・・・
ですが、かんたん車査定ガイドは東証一部上場企業の株式会社エイチームが運営しているので信頼できるところなのは理解できました。おそらくテレビをよくご覧になっている方はエイチームのCMもご存じではないでしょうか。
これだけの知名度があってみんなが知っているエイチームですから、この情報の信ぴょう性は高いと考えるのが自然です。間違っていたら、とっくに大騒ぎになっていますからね。
となると上記の図が本当だとすればディーラーに下取りに出す人は明らかに安く売らされてることになりますね。
そこでいろいろと問い合わせしたりして、調べてみたのですが、下取りよりも高く売れるといっても車種が人気なのか不人気なのかにもよるということがわかりました。
ただ、どんなに不人気の車種でも、下取りの車買取価格の相場よりも高く売れることが多く、下取りプラス10~15万円くらいは狙える場合が多いということも教えてもらいました。不人気でもこれだけの差額が生じるってすごいですよね。
10~15万円でも高く売れれば、それを生活費や税金、車検代などいろんなことに回せます。
逆に人気車種ならプラス50~100万円も高く売ることができることも珍しくないというお話を聞いてすごいなと思いました。
たとえば、ランドクルーザーの場合、今でも国内や海外でも、ものすごい人気なので、走行距離が多くても結構な高値な相場で売れるという話は聴いたことがある方も多いと思います。上記のランドクルーザーの場合、7年経過で走行距離6~7万キロのランドクルーザーが460万円と書かれていますね。
もちろんこれだけの車買取価格なら、相当に綺麗に乗っていることが条件ですが、ランドクルーザーをこれだけのかなりの高値で買取してしまうと、さらに価格を上乗せして他の顧客に売ることができる車買取店でないと、この価格で買い取ることは不可能ですよね。
買ったはいいけど、売れないままだと車買取店がつぶれてしまいますから・・・
ですので、それだけランドクルーザーに力をいれている車買取店に査定してもらわないといけないのですが、だからこそ一括査定で多くの車買取店に査定してランドクルーザーの販売が得意な車買取店に査定してもらうのが車を高く売るための秘訣ということなんですね。
ランドクルーザーはどこの車買取店でも人気らしく、結構な車買取価格を掲示してくれるそうなので、もし買えるならランドクルーザーは相場的に考えても値崩れしない鉄板の車種ということになりますね。
ランドクルーザーの場合、下取りでも、他の車種に比べて、まぁまぁの価格になることもあるそうなのですが、ディーラーから強引に聞き出した裏話では、下取り車として他の車買取店やオートオークションへの転売を考えているので、中間手数料のコストも加算しなければならず、かなり割り引いた相場価格でないと下取りしてもらえないそうです。
ですが、上記の図ではランドクルーザーが350万円での下取りと書かれているので、ディーラーが下取りでこのランドクルーザーを手に入れて車買取店に売却すれば中間手数料を差し引いてもディーラーの利益として大きな差額を手にしている可能性が高いですね。
それを考えると、なんだか下取りに出すのがバカバカしくなってきますよね。知らない間にディーラーに50万円とか100万円が渡ってしまうのは嫌ですね。
そして、他の情報も載っていたんです。じつは車買取店を集めて一括査定をするだけでお店ごとに車買取額に違いが生じて「各車買取店の掲示額の差が60万円、41万円、31万円、30万円の差額」車買取店ごとに販売が得意、不得意があるので、お店ごとに相場が異なり、結果として車買取価格に差が出るということになります。
そして、これらの車のカラーを見て思ったんです。「あれ?人気カラーの白や黒でもないのに車が高く売れてるじゃん!」とはっきり言って衝撃的でした。私がディーラーへいったときにはカラーにいちゃもんつけられましたので・・・
ということで先ほども述べましたが、このかんたん車査定ガイドは東証一部上場企業でCMまでバンバン出している株式会社エイチームが運営しているので、結論としてここなら信頼できますので個人情報を入力しても良いのではないでしょうか。
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ここで慎重派の私が考えたことは、「まだ他の一括査定会社のサイトも見ていないじゃん」ということでした。一括査定会社のサイトにはそれぞれの特色があるはずなので見極めてからでも遅くないと考えました。慎重すぎるでしょうか。
ということでオンラインで見つけたカービューのサイトでも似たようなことが書かれています。
カービューは、すでに利用者数が400万人を超えて、みなさんご存じのソフトバンクの子会社でみんから、という大手車情報サイトを運営しているので安全性は問題ありません。
以下の図では下取りの車買取価格と一括査定を行った場合の車買取価格の比較の図なのですが、トヨタノアが下取りの車買取価格で36万円と掲示されたのが一括査定の車買取価格で63万円と掲示され、結果的に27万円の差額分が得になったことが書かれています。
さらにホンダフィットが下取りで22万5000円と掲示されたのに対して、一括査定の車買取価格では45万円と約2倍の車買取額になったことが書かれていますね。
いずれも一括査定サイトで愛車を売却しないでディーラーで下取りしてしまうとボーナス一か月分も損してしまうので、よく考えたほうがいいということになりますよね。
また、楽天オートのサイトにも訪問したのですが、楽天オートのサイトにも下取りよりも車買取店のほうが高く売れるデータが記載されています。
楽天といえば国内のネットで最大手のサイトですよね。私もよく楽天市場を利用します。そんな楽天グループの一部に楽天オートがあります。信頼度は抜群ですので、個人情報は安心して入力できますし、問題はまったくありません。
以下の楽天オートの図のように繰り返しになりますが、車買取店の車買取価格の平均額と下取り価格の平均額の差が15万円になっています。
大型自動車から軽自動車まで幅広いのですが、それでも13万円の差があるのはそれだけ下取りでは安くしか売れない事を物語っていますね。
ただ、その前に一括査定とは何なのか?わからないという方もいらっしゃると思いますので、説明しておきますね。
一括査定サイトに個人情報を登録して自宅に近い車買取店をたくさん選ぶと、選択した車買取店が愛車の査定に自宅まで来てくれて、車買取価格を掲示してくれるシステムです。
車買取店はそれぞれが、独自の査定を行うので、車買取価格に差額が生じ、一番高い車買取価格を掲示してきた車買取店舗に売れば差額分だけ得をするということなんですね。
ただ、デメリットも存在します。それは車買取店を多く選べば選ぶほど電話やメールがそれだけ増えてしまうことです。メールならまだ対応ができますが、電話がたくさん来るとさすがにどのように対応したらよいのか困ります。
そこでメールだけの対応ができる一括査定サイトがないのか気になりますよね。そこで登場するのがカーセンサーです。カーセンサーはは私が最も利用している一括査定サイトです。
カーセンサーといえば、あの超有名なリクルートが経営している一括査定会社ですので信頼しても大丈夫です。普通に申し込んでしまうと電話が来てしまいますが、メールアドレス入力項目の下に”任意項目:売却希望時期など、ご希望がある場合はこちら”をクリックして連絡希望時間帯の入力項目の空白に”メールのみの対応を希望します。”と入力することでメール対応だけで済みます。
一括査定で複数の買取店を選択するとどうしてもより多くの買取店と連絡を取り合わないといけません。その中で対応が良さそうな会社で、なおかつ愛車を高く売れるような会社を選ばないといけないので、電話がメインだと面倒な事も確かです。
その点、メールの内容を見て、気に入った車買取店と連絡をしてみて、良かった車買取店と出張査定の約束をすれば、とても効率がよいと思います。
あとカーセンサーのホームページは、他の一括査定サイトと比較しても、他の一括査定サイトのようにレビューが書かれてないのでそれほど目立ったものはないのですが、どうしたら高く売れるのかポイントがぎっしりと書かれていて参考になります。もし、車を売るための知識を増やしたい方は一度カーセンサーの申し込み欄の下を読んでみるといいかもしれません。
私はカーセンサーのサイトに書かれているポイントは繰り返し読んで車を高く売る技術を身に付けました。ためしにカーセンサーへ一括査定を申し込んでみると、選択できる車買取店がとても多いことにびっくりしました。住んでいる地域にもよりますが、私の地域の場合は、かんたん車査定ガイドや楽天オートが2社だったのに対してカーセンサーは5社です。
結局、一括査定で車買取店同士に競争させることができれば、どこの一括査定サイトでも問題はないわけで、選択できる車買取店が多いカーセンサーならそれだけ車を高く売るチャンスが増えるということですからカーセンサーが一番高く売れるチャンスが広がると考えるのが自然ですね。それにメールのみのやり取りで気に入った車買取店だけと交渉できるのも魅力ですね。
もし電話が苦手だなと思っている方はカーセンサーがきっとあなたの味方になってくれるはずです。
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車売るタイミングは車検の前と後ではどっちがいい?
車売るときのタイミングとして一つの目安とされているのが車検の前です。車検の前のほうが区切りがいいですし、車検を通すのはまず面倒くさいという方も多いです。そして車検にだしてみると、破損したパーツがいろいろと出てきて思わぬ出費なんてことも意識されています。
では、もし愛車を査定に出したときに、車検に出さないで査定してもらった場合と車検に出した後で査定してもらった場合ではどのくらいの査定価格が違うのか気になる方もきっと多いのではないでしょうか・・・
そこで今回は車売るタイミングとして車検前のほうがホントに良いのか、車検に出した後で車売るときと車検に出さないで車る場合ではどっちが得なのかについて迫っていきたいと思います。
車売るタイミングとしてお得なのは車検の前?後?
結論からいってしまいますと、車売るタイミングは車検の前がかなりのお得ということになります。
車を査定してもらうときに車検までどのくらいの期間があるのか残りの月数で判断しますので車検までの期間が長ければ長いほど車の査定価格は上積みになります。しかし車検の代金と比較すると車検代のほうが高くなりますので、車検を通すとかえって損してしまいます。
まず、24カ月車検を受けると24カ月分の残月数が加算されます。しかし、査定してもらってもあまりプラスにはなりません。
どういうことか説明いたしますね。軽自動車の場合、24カ月車検を受けると最低5万円、部品交換などをすると7万円くらいかかりますよね。しかし車検を受けたことによるプラス査定は24カ月分の残月数で判断しても最大で3万円のプラスにしかなりません。
また、例えばトヨタのアルファードのような高級車を車検に通す場合、最低7万円ですが部品交換などすると多い時には15万円もかかってしまうこともあります。大きい車ほど部品代は高くつくものです。しかしアルファードの査定では24カ月の残月数で最大で6万6000円になるので、部品代がかかってしまった場合は結構な損になってしまいます。
ちなみに車検までの残りの月数が3か月以内の場合、プラス査定にはなりませんのでゼロ円です。残りの月数が4か月目からようやくプラスになります。しかし、たとえプラス査定にならなくても、車検に出さないでそのまま車を売ってしまったほうが結果的にはすごくお得です。
詳しい内容はこちらの車検満期までの残りの月数に記載されています。
また、車を売るときには下取りに出すよりも一括査定がとてもお得です。私はいつも一括査定サイトにお世話になっております。
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車の傷やへこみは査定前に修理するとNG?
長年、車に乗り続けていると、傷やへこみが気が付かないうちに、ついてしまうことはよくありますよね。わかってはいるのですが、それでも愛車を売りたいと思ったときに、よく愛車の外装を丁寧に確認してみたら傷やへこみがあると査定価格が下がってしまうのかとガックリしますよね。
傷やへこみがついてしまうと見た目にも影響が生じてしまいますので「傷やへこみがついたまま査定してもらっても減額されてしまうのでは?」と疑問に思い落胆される方も多くいらっしゃるのではないでしょうか。
そうかといって愛車を修理に出したほうがいいというわけではありません。修理にわざわざ出さなくても、査定で減額されないこともありますし、むしろ修理にだすと費用がかさんでしまう可能性もありますので注意が必要です。何もしないほうがかえってお得だったということもあります。
車の傷やへこみの評価は査定する買取店の判断次第によって異なります。
車は外を走らせれば砂利などでも傷やへこみがつくので少しくらい車の傷やへこみがあったとしても減額の対象とならない場合があります。
車の傷やへこみがあってもマイナス査定にならない対象となる傷は以下の通りです。
・ドアノブなどにありがちなひっかき傷くらいの軽度な傷なら買取店で消すことができるため、マイナス査定にならない
買取店ではコンパウンドと呼ばれる研磨剤で塗装を研磨することで外装についた軽度な傷を消します。
このコンパウンドで消せない傷があった場合にはマイナス査定となります。
車の傷やへこみは自分で治そうとするのは危険!買取店にすべて任せるべし!
車の傷が査定評価を下げる要因になりやすいことから自分で治してしまえば良いと考えるかたもいらっしゃると思います。
しかし、自分で車の傷を消そうとするとかえって、初心者の方は特に傷が目立ってしまうことがあります。たとえばペン式の傷隠しやスプレーの傷隠しがありますが、これらを使用するとかえって目立ちます。そうなってしまうと逆効果です。
また、プロの塗装業者に車の傷を修理に出すと結構な費用をとられることがありますし、塗装業者の腕によって車の傷をうまく隠せる業者とそうでない業者がいます。
そして、へこみを修理するために板金修理を依頼しても修理したての時にはきれいな仕上がりであったとしても時間が経過するともともとの素材が違いますので、色の違いが鮮明になってしまうことがあります。
ほかにも、修理する色や車種によっては結構高い費用になってしまうこともありますので、慎重にならざるを得ません。たとえば、国産車の大衆車の場合は修理費用が安く済む傾向がありますが、高級車や外国産の車の場合は特注部品の取り寄せなどもあり、経費がかえってかかりやすくなります。
その点、買取専門店は独自の塗装業者と提携しているため安く修理を済ますことができますので、マイナス査定されても、修理費用を考えればトータルではお得ということになります。
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車買取で高く売れる色とは?
車の色が車買取価格に反映されることはよくあります。やはり人気色であれば、それだけ高く売れやすい傾向があります。では、「どれが人気色なのか・・・」そんなときに信頼できるデータが「2015年版自動車人気色調査報告書」と呼ばれる資料です。
「2015年版自動車人気色調査報告書」は世界のリーダー的存在であるアメリカのアクサルタコーティングシステムズが毎年調査している報告書で、最近では2015年のものがあります。
この「2015年版自動車人気色調査報告書」では日本国内で人気のある色は以下のように挙げられています。
日本国内で人気のある色は?
第一位ホワイト33%
第二位ブラック20%
第三位シルバー14%
第四位ブルー9%
第五位レッド7%
第五位そのほか7%
第七位グレー5%
第八位ブラウン4%
第九位イエロー1%
第九位グリーン1%このデータによりますと、ホワイトが一番人気ということになります。そして次にブラック、その次がシルバーといったところです。実際、このデータは的を得ていて、私がお聴きした大手車買取専門店でも車の人気色といえばホワイト⇒ブラック⇒シルバーの順に答えられました。
車の色はホワイト(白)そしてパールホワイト(光沢のある白)、ブラック(黒)が鉄版と最近では特に言われるようになりました。このように言われる理由は大衆受けが良い無難な色なのでホワイト、パールホワイト、ブラックの車を買いたい人が多いといわれているからです。そして、その次に無難な色なのがやっぱり、シルバー(銀)といった感じになっています。
また、年齢層別の傾向では、ブラックは若者、ホワイトは全世代、シルバーは年配者に支持される傾向があります。
逆にパープル(紫)、グリーン(緑)、ブラウン(茶)、ピンク(桃)、ゴールド(金)、イエロー(黄)などの個性的な色は大衆受けされてにくく、買いたい人が少ない傾向があります。ですので、売るときには安くなってしまうことも
あります。なぜブラックやホワイトのほうが無難なの?
たとえば、男の人が紫の軽自動車に乗っていたら、どのように思うでしょうか。ある意味で目立ちますよね。また、痛車(いたしゃ)のような車はマニアック向けですので、買い手が少ないので高く売れる可能性が低くなってしまいます。逆にホワイトやブラックなどの人気色の一般的な車は買い手が多いので多少価格が高くても売れる傾向があります。
その仕組みは株をイメージしていただくとよくわかります。株も魅力のある株はどんどん上昇しますが、少しでも受けが悪い情報が生じれば売りが殺到して価格が下落します。このようなイメージで車のカラーは車の価格に少なからず影響を与えています。
また、車種ごとにブラックとホワイトで人気の度合いが違います。たとえばハリアーはホワイトよりもブラックのほうが人気といわれています。
重要なことなのでもう一度いいますが買いたい人が多ければ多い車ほど車の価値は上昇します。逆に買いたくない人が多ければ車の価値は上がりません。
このような傾向があるので、同じ車であってもボディカラーが人気色なのか不人気色なのかによって買取してもらうときに価格差に大きな違いがでてきます。たとえば高級車レベルの人気車では50~100万円くらいの差が生じることもあるといわれています。
このように車のボディカラーは人気色か不人気色かで車を買取してもらうときに大きな価格差が生じたりしますので、車のボディカラー選びには注意したいところです。
それでは世界とアジアで人気のある色はどれが挙げられるのでしょうか。気になったので「2015年版自動車人気色調査報告書」を調べてみますと、以下の通りでした。やはりホワイト⇒ブラック⇒シルバーの順に人気があります。
世界で人気のある色は?
第一位ホワイト35%
第二位ブラック18%
第三位シルバー13%
第四位グレー10%
第五位レッド7%
第六位ブルー6%
第六位ブラウン6%
第八位その他2%
第九位イエロー2%
第十位グリーン1%アジアで人気のある色は?
第一位ホワイト41%
第二位ブラック16%
第三位シルバー12%
第四位グレー7%
第四位ブラウン7%
第六位レッド6%
第七位ブルー4%
第八位その他3%
第八位イエロー3%
第十位グリーン1%2010年まではずっとシルバーがダントツの人気を誇っていたのですが、2011年以降はずっとホワイトが君臨しています。
ですので、ホワイトやブラックの車は比較的高く買い取ってもらえる車といえそうです。また人気順でみますとダントツ一位がホワイト、二位にブラック、三位がシルバーです。このトップ3のカラーのうちホワイトとブラックの車は比較的高く売れる無難なカラーといわれています。シルバーは普通といったところですが値崩れはしにくい色です。グレー、ブラウン、イエロー、グリーンは人気がないのでガクンと安くなってしまいます。
それでは、今後、車を購入するときにどんな色を選ぶべきか悩んでいる方に、これらの車の色を人気だけでなく使い勝手やあらゆる面を考えて、それぞれの色のメリット・デメリットについてご紹介していきたいと思います。
人気色第一位:ホワイトのメリット・デメリット
ホワイトのメリットはなんといっても日本だけでなく世界でもナンバーワンの人気色なので、年代関係なく万人受けが良いことです。ホワイトの車を乗っていても周囲に違和感は与えることはありません。なので、需要が多く高く売れる傾向があります。
そしてホワイトは色の性質から清潔感も感じられ、夏の日には日光の熱を吸収しにくい色でもあるので1℃から2℃程度下がる傾向があるといわれています。さらにキズがついても目立ちにくいです。
6年前まではシルバーが人気ナンバーワンでしたが、時代の移り変わりでホワイトが台頭しています。ホワイトにはいろいろな種類がありますが、パールホワイトが特に人気です。
ホワイトのデメリットは白が目立ちすぎるため若干ホコリなどが目立ちやすいところです。ですが、他のカラーと比べて最もデメリットが少なく最も無難な色だといえます。
人気色第二位:ブラックのメリット・デメリット
ブラックのメリットはとてもカッコイイことです。男性が乗るとキリッと引き締まりますし、女性が乗るとなんとなくイケイケといった印象があります。そのため比較的、若い人に好まれる車の色です。黒が目立ちすぎますのでホコリや汚れも若干気づきにくいという特性があります。
また、人気色として知られていますので車種によってはホワイトよりもブラックのほうが高く売れたりします。
ブラックのデメリットはブラックならではの夜間の目立ちにくさから事故率が多いといわれていることです。イギリスの医学誌「ブリティッシュ・メディカル・ジャーナル」でブラックの事故率はホワイトの2倍との結果があったとニュージーランドのオークランド大学が発表しています。
たしかに昼間は目立ちやすいですが、夜間になると目立ちにくいことは否定できません。そしてブラックは日光の熱を帯びやすく白よりも1℃から2℃程度上がるといわれています。
さらにこすりキズが付くととても目立ちます。
人気色第三位:シルバーのメリット・デメリット
シルバーのメリットはとても光沢があり、夜でも目立つことです。そういった色の特色があるのかわかりませんが、イギリスの医学誌「ブリティッシュ・メディカル・ジャーナル」でもシルバーの事故率がとても低いデータがでています。安全性の高い色であることから年配の方に好まれる傾向があります。
なんとホワイトの事故率の4分の1なんだそうです。また人気色第3位ですので値崩れしないことが頼もしいです。
以前は世界でダントツに人気ナンバーワンでしたので今後も人気が続く可能性が高い色です。またキズも目立ちにくいですし、ホコリも目立ちにくいです。ちなみにベンツのイメージカラーはシルバーですので高く売れる傾向があります。
ブルー・レッド・グレーは車種によりけり!
車の色の中でもブルー・レッド・グレーは特に車種によって価格差が生じます。たとえばスバルのインプレッサといえば青ですのでブルーが人気があり、フェラーリやアルファロメオの代名詞といえば赤ですのでレッドのフェラーリは高く売れます。シルビアは昔からかなり流行っていましたが人気色といえば今でもグレーです。
このように車種ごとにイメージカラーというものがありますので、そういった人気色であれば高値売却も可能になります。
イエロー・グリーンは世界中で不人気・・・
イエローとグリーンはアクサルタ社の「2015年版自動車人気色調査報告書」をみると人気がありません。ですので、需要が少なく売るときには安くしか売れません。もちろん車種のイメージカラーがイエローやグリーンでしたら高く売れる可能性がありますが、そういった条件がない限りは値崩れは避けられません。
個人的にはイエローはお金持ちが乗るイメージがありますので、ひょっとするとごく一部の方には人気があるのかもしれません。
ただ、値崩れを気にしないという方でしたら、お好きな色を乗るべきだと思います。私も風水という観点からゴールドが好きだった時がありますので値崩れ覚悟で乗っていたことがあります(笑)。
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車買取相場で走行距離はかなり重要視される?
車を買い取るときに買取店側がかなり重要視している要素があります。。
もちろん車の人気度もありますが、車の走行距離がかなりの影響を与えています。
そこで、今回は走行距離が価格にどのくらい反映されてしまうのかについて検証しながらご紹介していきたいと思います。
まず、どのように検証するのかといいますと、6年経過しているホンダフリード2台分を用意します。
走行距離が基準をオーバーしているホンダフリードと走行距離が基準内であるホンダフリードでどのくらい価格に差が現れるのか比較してみます。
そして、下取り相場と一括査定で売却された時の価格など比較して
どちらがどれくらいの価格で売れたのかを検証していきます。走行距離が明らかに過走行だった場合、どこまで価格下落が起きるのか?ホンダフリードで徹底検証!
ホンダフリード6年経過車で基準6万キロをはるかに超える場合はいくらになるのか?
たとえばですが、2015年11月に40代男性によってホンダフリードの一括査定が行われ売却した口コミがありました。
売却があったホンダフリードの概要は以下の通りです。
年式:2009年式(売却時期:2015年11月の6年経過車)
グレード:Gクラス
エンジン:CVT
排気量:1.5リットル
新車当時の価格161.0万円
走行距離:9万キロから10万キロの間
この車の下取り相場の価格は以下のとおりです。
日産の下取り相場の価格:15.5万円から25.5万円
以下の黒四角の相場をご覧ください。
(※上図資料は日産の下取りシュミレーションより)
トヨタの下取り相場の価格:37万円
以下の黒四角の相場をご覧ください。
(※上図資料はトヨタの下取りシュミレーションより)
下取りシュミレーションには但し書きが記載されています。
日産の場合
トヨタの場合
つまり、あくまで参考価格ですが、下取りシュミレーションの価格は状態が良いという前提です。
状態が良いということは、どういう状態かといいますと、現在買い手がある、キズやへこみがない、汚れがない、事故歴がない、カラーが白または黒などの無難な色、他にも走行距離が1年間あたり1万キロ以内であること。(例:5年経過車なら5万キロ以内)であることが考慮されるということになります。
ですので、今回のホンダフリードは6年経過車なので6万キロ以内で外装や内装がきれいな状態であれば日産では15.5万円から25.5万円、トヨタなら37万円で下取りしてくれた可能性があるということになります。
しかし、今回、40代男性が売却されたホンダフリードはなんと走行距離が9万キロから10万キロの間ですので、実質は3~4万キロ走行過多となり、以下の図の矢印のように10万円以上の大幅な減額が避けられない状態でした。
(資料:カービューみんカラのフリードデータより)それでは、いくらで売却できたのでしょうか。実際の売却価格を見ていきたいと思います。
ホンダフリードの実際の売却価格は?
ホンダフリードの実際に売却されたときの買取価格は20万円でした。
詳しくは以下の図の黒四角をご覧ください。
(資料:カービューみんカラの一括査定した人の口コミデータより)
ここでもう一度おさらいしたいと思います。
ホンダフリード6年経過車6万キロ以内であり、外装や内装がきれいな状態であれば以下の価格で買い取ってもらえる可能性がありました。
日産の下取り予想額:15.5万円から25.5万円
トヨタの下取り予想額:37万円
実際に一括査定で売却できた価格:20万円
ただし9万キロから10キロ以内の過走行状態の車だったことは見逃せません。
6年経過車で3~4万キロオーバーの場合、10万円以上の減額の見込みとなります。ですので、実際に日産へ下取りしてもらうと上記の下取り予想額から過走行を考慮すると5.5万円から20.5万円、トヨタへ下取りしてもらうと27万円あたりになるのではないかと推測されます。
この結果から今回のホンダフリード6年経過車は実際3~4万キロ走行距離がオーバーしていたので、減額は避けられず下取りの相場よりも下回る可能性がありますが、もし6万キロ以内で一括査定していたら30万円以上で売れていた可能性が高く、まずまずの売却価格だと思います。
そして、買取店がたった2社だけでしたので、もっと買取店の数を増やして競争させていたら、うまくいけば5~10万円はアップできていたかもしれません。
もし、この考えが正しいならホンダフリードで走行距離が基準内なら一括査定で高く売れる可能性が高いということになります。
そこで、以下の走行距離が基準内のホンダフリードで一括査定してみて、どのくらいの価格で売買されてたのかみていきたいと思います。
ホンダフリード6年経過車で基準6万キロを超えない場合はいくらになるのか?
では、早速ですが6年経過車で走行距離が6万キロ以内だったらいくらで売れるのかをホンダフリードで探っていきます。
2016年2月にも40代男性によってホンダフリードの一括査定が行われ売却した口コミがありました。
先ほどのホンダフリードと同じ6年経過車なので、グレードも近く、よく似た状態ですが、走行距離が6万キロ以内ですので、比較するとどのくらい査定価格が違うのかはっきりするかと思います。
売却があったホンダフリードの概要は以下の通りです。
年式:2010年式(売却時期2016年2月の6年経過車)グレード:G ハイウェイエディション7人乗りクラス
エンジン:CVT
排気量:1.5リットル
新車価格:173.7万円
(※先ほどのGクラスよりも新車価格が12万円ほど高いグレードです。)走行距離:4万5000キロから5万キロの間
この車の下取り相場の価格は以下のとおりです。
日産の下取り相場の価格:32.5万円から42.5万円の間
以下の黒四角の相場をご覧ください。
(※上図資料は日産の下取りシュミレーションより)
トヨタの下取り相場の価格:60万円
以下の黒四角の相場をご覧ください。
(※上図資料はトヨタの下取りシュミレーションより)
(資料:カービューみんカラの一括査定した人の口コミデータより)
ここでもう一度おさらいしたいと思います。
ホンダフリード6年経過車ですが6万キロ以内であり、外装や内装がきれいな状態であれば以下の価格で買い取ってもらえる可能性がありました。
日産の下取り予想額:32.5万円から42.5万円の間トヨタの下取り予想額:60万円
実際に一括査定で売却できた価格:100万円
今回のホンダフリードは上図の一括査定の口コミに記載されているとおり、先述にご紹介のホンダフリードとは異なり、走行距離がとても少なく4万5000キロから5万キロの間です。
※1年ごとに1万キロ以内であれば、評価がまずまずとされているので6万キロ以内であれば、許容範囲内ということになります。
ですので今回のホンダフリードは6年経過車でも4万5000キロから5万キロの間ならかなりの好条件です。
さらに上図のカービューの一括査定の口コミに記載されているとおり、この40代の男性は一括査定で5社もの車買取店に査定してもらっていました。
ですので、走行距離も評価されるなどホンダフリードの価値がわかる買取店に出会ったおかげでトヨタの下取り相場よりも40万円も高い100万円で売却できたことにつながったと考えられます。
そして、日産の下取り相場と比較すると57.5万円から67.5万円も高く売れたことになります。
ここまで高く評価されたのは、おそらく車の外装も内装もそれなりに綺麗だったのかもしれません。
あと見逃せないのが、裏を返せば、一括査定を利用しないで日産のディーラーで売っていたら、50万円以上損していたことになることです。50万円以上となれば、ボーナス2か月分ですから下取りにだすのは、とてももったいないと考えられます。ここまでの内容をカンタンにまとめてみます。
冒頭で取り上げた過走行のホンダフリードは20万円の売却でした。
それに対して、先ほど取り上げた走行距離が基準内のホンダフリードは100万円の売却でした。
もともとグレードの関係から後者のホンダフリードは新車価格が12万円ほど高い状態なのですが、それを考慮してもかなりの差額ですね。また、過走行のホンダフリードは2店舗のみの査定だったのに対して、後者は5店舗でしたので、その差もあったと考えられます。
このように走行距離や外装内装などの状態などによっても査定価格は変動しますし、買取店によっても車に対する評価は異なりますので、より多くの車買取店に依頼して愛車を評価してくれそうな買取店を見つけることが大事ということが読み取れます。
⇒あなたに合った大手の一括査定サイトランキングはこちらです。
車買取相場の価格が下取り価格を下回らないようにするために気をつけることとは?
最近では一括査定こそが車を高く売るときの最大の秘訣という方が多くなっているのですが、残念ながら全部の車種で必ず下取りよりも高く売れるのかといいますと、そうとは言い切れなさそうです。
どの車でも下取り相場より高く買ってもらえるのか?この疑問があった私は、これまで、いろいろな車種のユーザーのレビューから100以上の車種で下取り相場と一括査定での差額を比較してきました。
その結果から分かったことは、とんでもなく下取りよりもはるかに上回る査定をしてもらった方がいる一方でマイナス要素が加わってしまうと下取り相場のほうが若干でも高くなってしまう場合がある事がわかりました。
下取り相場のほうが高くなってしまう原因として考えられるのは、以下のことが考えられます。
・車買取店同士を競争させなかった
・下取り相場基準よりも買取店のマイナス評価のほうが大きかった
・そもそも買い手がなかなか現れない車だった
・事前に下取り査定をしなかったため買取店の言い値で決めてしまった
・愛車をどうしても欲しいという車買取店が現れなかった一括査定でも高くうれない原因:車買取店同士を競争させなかった
車買取店は同時査定といって同時に集めて売る気がある前提で競争入札という形で査定してもらうと、今買わないと手遅れになるという競争心がでてくるので、ついつい高めに買ってしまうことがあります。
しかし、バラバラに車買取店に査定してもらった場合だったり依頼者側に売る気がない場合には競争心がでてこないので値段の上乗せは同時査定と比べると難しくなります。
一括査定でも高くうれない原因:下取り相場基準よりも買取店のマイナス評価のほうが大きかった、事前に下取り査定をしなかったため買取店の言い値で決めてしまった、愛車をどうしても欲しいという車買取店が現れなかった
下取りはもともと車の価値は考慮しません。とりあえず、ギリギリまで安く買っておいて後で車買取店に転売したりして差額を儲けにしていきます。
それに比べて一括査定は、買取店同士の競争もありますし、買取店は下取りよりも高く買うという前提で交渉に望んできます。しかし愛車がとても不人気だったり、買い手が不在のような状況だったりした場合、車買取店も買ったところでどこに売ればいいのか困ってしまうこともあり、結果として低評価になってしまうので、下取り価格よりも低めに掲示されてしまうことがあります。
ですので、まずはディーラーに下取り価格の掲示をしてもらってから一括査定で下取り価格よりも5~10万円高く売ることを前提に交渉に望まれるほうが良いと思います。
そして、現在査定してもらっている車は人気車なのか不人気車なのか見極めて、どうしても車買取店が買う気がない場合には、キャンセルすることも十分に可能なので、乗りつぶすなどの選択をすることもできます。
逆にランドクルーザーのような人気車だった場合には下取り価格よりも50万円以上高く売ることを前提にたくさんの車買取店に交渉していくようにしたほうがよいでしょう。うまくいけば100万円上乗せできることもあります。
もしあなたが車を売りたいとき、愛車が人気のある車なのか、それともあまり需要がない車なのかによってかなり違ってきます。
冷静に考えてみれば、すでに、車買取店にたくさんの車があふれている(供給過多)場合やだれもが買いたくない車(不人気者)だった場合、お店が仕入れたところで、売れなければ損してしまいますし、売れなければ売れないほど維持費のコストがかかります。
ですので、ディーラーによる下取りであっても車専門の買取店であっても最終的には顧客に売るので、売れなければ利益が出せず意味がないということになりますよね。
ただ、結論から言えることは一括査定のほうが下取りよりも車の価値を認めてもらえるので大幅に買取額が高い傾向が多いということです。
契約しなければキャンセル料は無料なので、査定だけはしてもらうと、愛車の現在の価値がわかりスッキリすると思います。
もしかなりの価格で売れるようなら売ってしまえばお得ですので。車売るタイミングがモデルチェンジ前のほうが最適な理由
車売るタイミングの常識として知られているのが大手メーカーでモデルチェンジ車が発売される前に売ってしまうという戦略です。もし、うまくいけば、車種にもよりますが、10万円近く安くなってしまう前に売ることができます。モデルチェンジ車が発売される前に車を売るには、先回りして情報を手に入れる必要があります。
それでは、どうやったら先回りしてモデルチェンジ情報を手に入れることができるのか、または何でモデルチェンジが起きてしまうと車売るときに安くなってしまうのかについてご紹介していきます。
モデルチェンジ前に車売るわけとは?
車を買いたい人よりも売りたい車の台数が上回れば値崩れが起きてしまいます。この考え方を踏まえて、なぜモデルチェンジする前に車を売るべきなのかといいますと、モデルチェンジ前なら市場に出回る車の台数が圧倒的に少ないからです。車売るタイミングはメーカーからモデルチェンジの発表があってからでは遅いです。
なぜなら、車情報雑誌で近々モデルチェンジが行われるという情報が出回り、新モデル車に乗り換えたい旧モデル車の所有者が「値崩れする前に売ってしまおう」と先回りして旧モデル車を売ってしまうからです。
車情報雑誌でそろそろモデルチェンジするという情報が発表されると、その途端に旧モデル車から新モデル車に乗り換えたい人が旧モデル車を売却していくので市場に旧モデルが次々と溢れるように増えてしまいます。旧モデル車が市場に出回るようになりますが、旧モデル車の所有者は新モデル車しか買う気がなくなるので、旧モデル車の売れ行きが自然と悪くなります。
モデルチェンジが中古車市場に出回る前と後ではどのくらい査定価格が違うの?
車のモデルチェンジが中古車市場に出回る前と後では車種にもよりますが、5万円~15万円くらい違ってくると考えてよいと思います。軽自動車よりも高級車のほうが価格の下落が大きいです。
モデルチェンジがいつなのか時期を知る方法
モデルチェンジが起きてからでは時はすでに遅いということを先述いたしました。ですので、モデルチェンジがそろそろ行われることを知っておく必要があります。
モデルチェンジの時期はフルモデルチェンジとマイナーモデルチェンジがありますが、どちらの場合でも規則性はありません。
ただ、マイナーモデルチェンジは2年~3年、フルモデルチェンジは5~6年が目安となっていますが9年でフルモデルチェンジする車種もありましたので、確実な時期の把握は難しいです。
また、モデルチェンジの時期を正確に知る方法として車の情報の月刊誌があります。車の情報雑誌がモデルチェンジの情報を手に入れることはスクープなので、どこよりも早く情報を提供してくれます。実は、ディーラーのスタッフもこのスクープ情報を車の情報雑誌で調べている傾向があります。
車の大手情報雑誌としては「ベストカー」「CARトップ」「ホリデーオート」「マガジンX」「月間自家用車」「ヤングマシン」などがあります。どれもコンビニでも買えますし、ネットで注文することもできます。
価格は雑誌にもよりますが1冊350~600円ほどです。特に雑誌を買う必要がないという方はコンビニで立ち読みをしても良いのですが、ご自分が今お乗りの愛車について書かれているかどうかをネットの一部情報で調べることもできるときがあります。
ネット検索すればモデルチェンジの時期がわかることがありますが、先回りしすぎて間違った情報もありますので、正確な情報だけを選ぶのなら、車の情報雑誌で知る以外にありません。
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車買取のキャンセル料金は?どういうときに払うルールになってるの?
車査定で買取店に来てもらい、車買取の契約を結んだけど、キャンセルしたくなることはありますよね。
たとえば、「もっと高く買い取ってくれるアテができた」「どうせ売るなら知り合いに売りたくなった」
「最初は売るつもりだったけど、よく考えたら売る必要がなかったので売りたくない」
「買取店から不具合を指摘され契約した買取額よりも減額してほしいといわれたからキャンセルしたい」
などなど、車買取のキャンセルまでの背景には、それぞれの理由があったりします。そこで、今回は、車買取のキャンセルのそれぞれの理由に沿ったキャンセルの仕方についてご説明いたします。
二重査定だったら完全にお店側の落ち度だから支払う必要はない。
ただし、契約書に記載されていることを確認しないで契約してしまったのなら買取店の損害額が妥当なら支払う必要はあります。
車買取店に売却の契約をして車を引き渡したのはいいけど、その後、車買取店の担当から電話がかかってきて、車の不具合(エンジンの欠陥や異音、修復歴があったこと、事故車だったこと、へこみや傷など)が見つかったので再査定(二重査定)となり当初の査定額よりも減額となり●●万円のお支払いとなります。と言われてしまったケースの対処法についてご説明します。その方はそれなら売りたくないからキャンセルしたいといいますと、「契約をキャンセルされる場合には違約金として▲▲万円請求となりますが、よろしいですか?」とさらに追い打ちをかけられてしまいパニックに陥ってしまったそうです。それで契約書を読み直すと、確かに違約金を支払わないければいけないことが書かれていたのでほんとに払う必要があるのか悩んでいました。
このような場合にどうしたらいいのかといいますと、数点ポイントを確認しておく必要があります。
(1)車買取してもらったお店が再査定を禁止しているjadriに加盟しているのか
(2)事故車や修復歴車と言われた場合、あなたに心当たりはあるのか?過去に車を購入したときに手にした契約書や見積書に修復歴ありと書かれているか?
(3)車を買取してもらってからどのくらいの日数が経過しているのか
(4)請求された金額はいくらなのか
(5)売買契約書はあるのか上記の(1)はまずチェックするポイントです。
jadri(ジャドリ)は一般社団法人 日本自動車流通研究所のことであり、この団体は中古車の流通業界の健全化をめざしていて、jadriならではの審査を通過した日本全国の数多くの優良な買取店が加盟しています。
jadriに加盟している買取業者一覧(主にどういうお店が加盟しているのか)
・ガリバー
・カーセブン
・アップル
・オニキス
・カーセブン
・カーチス
・ソッキン王
・ビッグモーター(ハナテン)
・カウカウ
・タックス
・ジーアフター
・カーリンク他にもありますので、もし気になった方はjadriの加盟店は以下のサイトで確認することができます。
jadri加盟店一覧依頼した買取店がjadri加盟店だった場合
そもそも査定士は査定の段階で気づくのが当然ですので、車を引き取った後で欠陥に気づくことはお店側に落ち度があったと言えざるを得ません。(※査定の前の段階で修復歴があったや事故車だったことなどを知っていた場合には報告する必要があります。)
ですので、もし車を売却した車買取店がjadri加盟店でしたら、再査定は原則禁止されているので、無効にすることができますし、
契約した後、すぐにキャンセルをしようとした場合キャンセル料金も請求してはいけないことになっています。もし車を売却した車買取店がjadri加盟店なら、そのお店の本社に連絡するようにしましょう。なぜなら、お店側はjadriに加盟しているので再査定は望んでいないということになりますので、あくまで担当の営業マンが単独でこういった行為を行った可能性があるからです。それでもダメならjadriや消費者生活センターに連絡して対応してもらいましょう。
依頼した買取店がjadri加盟店ではなかった場合
では、次にjadri以外のお店と車買取の契約をしてしまったときにどうするかをご紹介します。まずは再査定で車がどのような状態であると担当に言われたのか振り返ってみましょう。事故車・修復歴であるといわれた場合は、もし、査定の前の段階で過去の修復歴や事故歴があったことを知っていた場合には申告しないといけないですし、もし事前に事故を起こしてそのことを黙って売却していた場合にはキャンセル料や減額の請求に応じなければいけない場合もでてくるのですが、まったくあなたに身に覚えのないことであり知らなかった場合にはあなたに落ち度はありません。
事故車・修復歴車・傷・へこみといわれて、納得されてない場合には、まず、買取店に、ほんとに車に欠陥部分があるのか証明書を発行してもらいましょう。この証明書を持参して消費者生活センターに相談してみることが一つの手段ですが、その前にあなた自身に落ち度がないことを以下の方法で確認しておくほうが失敗がないでしょう。
修復歴車かどうかを確認する方法
当該車が中古車として販売されているときに購入した場合ならそのときの契約書や見積書に修復歴ありと書かれているかどうかを確認します。あなた自身に心当たりがない場合には、あなたの前のオーナーの時に事故などがあった可能性がありますので、そういったときの履歴は隠すことができないので契約書または見積書に修復歴ありと必ず記載されているはずです。もし、契約書や見積書がないときには購入したお店に確認してみましょう。
そして、もし当該車が新車のときに購入した場合には、メンテナンスノートや整備手帳などを調べてみます。
もし、ここまで確認してみて修復歴が確認できない場合には、そのまま消費者生活センターに相談してもいいのですが、さらにあなたに落ち度がないことを証明するために一般財団法人 日本自動車査定協会に 修復歴があるのかどうなのかを公正な方法で調べてもらうという方法もあります。もし、買取店で修復歴があるといわれても、日本自動車査定協会で修復歴がないと判断されれば、査定の内容に食い違いが生じますので、そのうえで消費者生活センターに相談すると有利に運びやすいです。
ただし、日本自動車査定協会の鑑定費用は有料となっていますので、お住まいの管轄の日本自動車査定協会に確認してみましょう。
一般財団法人 日本自動車査定協会は中古車の査定方法の公正で中立な健全化に努めていて、査定士のスキルアップも行っている団体です。全国に50以上支所があり、自動車会館の中に、この団体があります。この団体は中古車の鑑定も行っていますので、公正な立場から修復歴があるのかどうなのかを査定士に確認してもらい車両状態確認証明書を発行してもらえます。
キャンセル料を払うべきかどうかはキャンセル条項を確認すること
契約書に記載のキャンセル条項を隅々まで確認します。そして、何日までなら、もしくは、どこまで手続きを踏んでいたらキャンセル料がかからないのかを確認します。そのうえで上記の(3)のように車の買取契約からどのくらいの日数が経過しているのかを確認します。この場合のキャンセルの連絡までの期間は早ければ早いほど良いに越したことはありません。遅いとすでに直接販売で顧客に販売してしまったりオークションで売却してしまったりするので、そういった場合にキャンセルを申し出ると、買取店側がかなりの痛手を受けることになります。むしろ、キャンセルすらできなくなる場合もでてきます。ですので、なるべく早く手を打つのがベストな方法です。
(※お店によっては契約してから2日以内ならキャンセル料が発生しないと明記している場合もあれば、契約した瞬間からキャンセルしたい場合にはキャンセル料が発生することが書かれている場合もありますので、お店ごとにキャンセル条項はまったく異なりますので注意が必要です。)
もし、キャンセル料請求が避けられないほど日数が経過している場合には、その買取店がどのくらいの損害を受けたかに応じてキャンセル料を支払う必要がでてきます。ただし、消費者契約法第9条第1号 では支払うとしても平均的な損害額までであり、限度を超える金額については支払わなくてよいことになっています。
そこで、次にチェックすべきなのが(4)のキャンセル料はどのくらいと言われたのか?という点です。
買取店にキャンセル料の内訳はどうなっているのか?を確認して具体的な根拠を説明してもらいましょう。
そして、そのうえで掲示されたキャンセル料が平均的な損害額なのかを消費者生活センターに相談してみることをおすすめします。そして、個人相手に売却されたときについついありがちなのが(5)の売買契約書がないというオチです。車買取店に売却した場合には売買契約書は渡されるはずですが、知人だったりした場合には売買契約書がないということもあります。そんなときでも口約束だけでも車を売却すると決めた時点で契約が成立してしまうので注意が必要です。
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車査定の前に洗車しておくと高く売れやすい理由とは?
もしこれから車査定にだそうと思っている場合には洗車をしておくほうが間違いなく良いです。たまに質問サイトで「洗車をしたぐらいでは査定なんてあがらないのでは?」と書かれているのを目にします。
査定では確かに査定士が見るチェックシートでは車の外装の汚れなどの項目はないので普通に査定を受ければ減額されないのですが、査定士も人間であることを忘れてはいけません。査定士さんは公正に客観で判断しているようでも、知らず知らずのうちに「なんだこんなに汚いのか・・・このオーナーは車を大事にしてないのかもなぁ」など口には出さなくても感情を抱き主観で判断することになりますのでイメージは良くしておくに越したことはありません。
よく部屋は心を映す鏡だと言われたりしますが、車にも同じことが言えます。車を見れば、その車のオーナーの性格まで透けて見えてしまうのです。
車査定を受ける前に洗車をしておいたほうがいいわけとは?やっぱり第一印象が大事
たとえば、はじめて友人の家に行ったらゴミが散らかっていて、カビが生えた食器があったり、汗でしみ込んだTシャツが脱ぎ捨ててそのままだったら、かなりイメージダウンしますよね。もう、友人の家には行きたくないと思ってしまいます。
それと同じで車の外装もほこりだらけで黄砂や鳥の糞がついている、さらにタイヤをみれば泥がいっぱいついているとなれば、車査定にだしたところで、査定士さんの脳裏にマイナスイメージを植え付けることになります。
あなたが査定士さんだったら、泥だらけの車の査定をしようと思うでしょうか?少なくても不安な箇所はとにかく減点しようと思ってしまいますよね。
もし査定士さんが潔癖症の方ならなおさら、マイナスなのは言うまでもありません。
そうなると、車の隅々まで粗さがしをされやすくなりますよね。それにもし、車のボディに泥がついていれば、「泥で目立たないように傷隠しをしているのではないか」、といったあらぬ疑いを抱く査定士さんがいないとも限りません。
「これは傷なのかわからないけど、とりあえず減点にしておこう」そう思われながら査定されてしまえば、
通常よりも安くなってしまうのは避けられません。このように洗車をしてない車のオーナーに対しては疑惑の目を向けることになりがちになってしまいやすいので注意が必要です。
逆に車の洗車をしておくとどうでしょう。車の綺麗な状態を査定士が見ると、きちんと査定する気になりますし、この車のオーナーなら車を大切にしてそうだし内装もきれいな状態に違いないとイメージアップしますので、傷があったとしても大した傷ではないし問題ないかと査定が甘くなったりすることもあります。
このように、第一印象はとても大事です。ですので車は心を映す鏡といえるのです。
洗車は洗車機ではなぜダメなのか?傷をつけないで見た目が見違える洗車方法
では、早速、洗車機で洗車をしようと考えたくなりますが、どんな洗車機でも使ってはダメです。
なぜなら洗車機で洗車をすることでキズがついてしまうからです。「いやいや、今の洗車機はキズが付かない素材を使っているから大丈夫だよ」という方もいらっしゃるかもしれません。たしかに以前の洗車機は洗車をすると、ナイロン製のブラシを使っていたので傷がつくということでしたが、最近の洗車機は洗車をしても傷がつかないようなビニール系やスポンジ系の素材でブラシを使っているから大丈夫という話もよく聞きます。
確かに傷がつかない素材なのは間違いないのですが、それでも、どんな洗車機で洗ったとしても傷がまったくつかないということはありません。洗車したときには目立たなくても乾いて日光に当たると傷が浮き彫りになったりします。
そもそも傷ができる原因は洗車機というよりも、車に付着していた砂利や小石、そのほか地面から拾った黄砂などの鉱物性粒子、こびりついて硬くなった酸性またはアルカリ性の鳥の糞などが原因である可能性が高いです。
どんなに傷がつかないブラシが洗車機に搭載されていても、その洗車機のブラシに砂利や硬くなった鳥の糞がついていれば、意味がありません。あなたの車を洗車する前に、数えきれないほどの車を、その洗車機が洗ってきたとなれば、ブラシに砂利などが全くついてないとはいえません。
ですので、なるべく車に傷がつくリスクを避けるという意味で洗車機はつかわないほうが無難です。
もし、すでに洗車機で洗ってしまい傷がついているという場合には、コンパウンド入りのワックスなら消えることが多いので試してみることをおすすめします。
傷がなるべくつかないようにする正しい洗車方法(擦ってはダメぜったい!)
まず、車のボディに鳥の糞がついてないかチェックします。鳥の糞は時間が経過すると、車のボディにこびりつき固まります。そして鳥の糞は酸性だったりアルカリ性だったりするので、いずれにせよ車のボディに塗装が錆剥がれたり、ひび割れるなど悪影響をもたらします。虫の死骸も同様に時間が経過するとともに酸性になり、車のボディに悪影響をもたらします。
これらの鳥の糞や虫の死骸は、擦って取ろうとすると、傷がついてしまいますので、こびりついた場所にタオルをかぶせて上から40℃から80℃のお湯を上から軽くかけて10分くらいあてます。すると徐々に熱で浮いてきますので、あてていたタオルをそっとはがし、一度洗った後で再びタオルをあててお湯を軽くかけます。この動作を3回くらい繰り返すと、ほとんどなくなります。その際のポイントはとにかくこすらないで、そっとはがすことを繰り返します。タオルで擦るとキズがついてしまいますので、注意が必要です。
なお、鳥の糞や虫の死骸がついて、時間が経過してない場合には虫取りの洗車シートを使うのも一つの方法です。
次に砂埃や黄砂がついてないかチェックします。この砂埃や黄砂は結構硬めの鉱物性の微粒子なので、車のボディに傷がつく要因です。
もし、ボディに砂埃や黄砂がついていたら、水洗いをすることになるのですが、その際に手っ取り早いのがケルヒャーの高圧洗浄機を使うことです。洗車場へ行っても高圧洗浄機が使えますので、どちらでもいいですが、家庭に1台高圧洗浄機があるとすごく便利です。ついでにタイヤやホイールも高圧洗浄機で汚れを除去してしまいましょう。
高圧洗浄機を使えばある程度の砂埃や土砂、黄砂を洗い流すことができます。完全に取り除くことはできないので、あとは粘土クリーナーでホースで水洗いをしながら残りの砂埃や黄砂などのダストを除去していきます。
次にすべきなのが、ボディをカーシャンプーで洗浄することです。まず、カーシャンプーをクリスタルパージャパン ホワイトクロスにつけてしっかりと泡立てます。ボディにまっすぐに拭く感覚でクリスタルパーツジャパン ホワイトクロスを動かしていきます。(※円状に動かすと傷がつきやすくなるので注意しましょう。)
ポイント:傷がつかないクロスの選び方
車を拭くときには注意が必要です。繊維類のタオルや布で拭いてもボディに傷ができてしまいます。クロスでも選ばないと傷ができてしまいます。
車のボディはとにかく繊細なので、ちょっとしたことでも傷ができやすいです。
ちなみにクリスタルパーツジャパン ホワイトクロス ですとクロスの中でも特に傷がつきにくいのでおすすめです。
車のボディを拭く前に金属製の板で拭いてみると傷がつきやすいのか確認することができますので、試してみることをおすすめします。金属製の板は板金屋さんで購入することができます。
洗車して傷ができてしまったときに目立たなくする方法
どんなに注意して洗車しても、傷ができないということはありません。なぜなら、軽くタオルで拭いただけでキズができるほど車のボディは傷がつきやすいものだからです。
普通は、洗車傷は査定で減額の対象とならないとされているのですが、良心的な査定スタッフなら問題ないのですが、ちょっとキワモノの査定のスタッフによっては、減額の口実にしないとも限りません。
そこで、洗車の傷を目立たなくする方法が傷消しワックス(半練りタイプ)です。クリスタルパージャパン ホワイトクロスに軽くつけて力を入れずにまっすぐ拭いていきます。つけすぎに注意が必要ですし円状に磨いてはダメなので気を付けてください。
そして、拭いた後でから拭き用のクリスタルパージャパン ホワイトクロスでから拭きします。これで完了です。
車内掃除をして車査定で高く売る!
車内掃除をしても車査定で高く売ることはできないという人がいる一方で、車内掃除をしておくと査定アップすると買取店側はアピールしている場合があります。それでは、真実はどっちなのか?答えは、ケースバイケースというのが一番しっくり来ます。
査定をするうえで、査定士がチェックするポイントに車内掃除の項目は設けられていません。むしろ車内クリーニングを業者に頼むと減額される対象となる項目はありますので掃除をしないほうが良いと主張される人の考え方もまったく理解できないわけではありません。
しかし、ペットの臭いやタバコの臭い、さらにシートの汚れや破れの項目は設けられていますので、臭いや汚れがあれば減額の対象になります。この減額は結構でかいので、なるべく臭いをなくして汚れもきれいにしておくと減額されない分だけ自然と車査定で高く売れることにつながります。
たとえば、あなたが、これから中古車を買いたくなった時に、乗ってみると嫌な臭いがしたら、もちろん買いたくなくなりますよね。
それと同じで、車内掃除をしてない状態で査定を受けた場合、査定士さんが綺麗好きや潔癖症、非喫煙者だったときに、第一印象がマイナスになることは避けられません。もし車内掃除をしない状態で査定を受けると、車内掃除をした状態で査定を受けるよりも減額の幅が大きくなる可能性は否定できません。ですので、綺麗にしておいたほうが間違いありません。
車内クリーニングに出すと減額されるので自分で清掃しよう
自分で清掃するのはめんどくさいからこの際、業者に車内クリーニングを頼んでしまおうという方もいらっしゃると思います。しかし車内クリーニング代は結構高いですし、さらに査定の項目に車内クリーニングをすると1万円ほどの減額対象となってしまいますので、トータルでは結構な出費となってしまいますので、業者には頼まないで自分で清掃するようにしましょう。
車内掃除に必要な小道具
・掃除機(ブラシのノズルがついてない場合には100円ショップでも売っていますので揃えましょう!)
・中性洗剤(特にジョイが非常によく落ちますのでおすすめです。)
・洗車ブラシ
・ティッシュ
・タオル
・コロコロ
・イオンデポジット
・ウロコ取り
・クエン酸水(水500MLにクエン酸10ミリグラム)容器はペットボトルの使用をおすすめします。
シートやシートの隙間の掃除シートは査定士の目につきやすい場所ですので、必ず掃除するようにしましょう。
掃除機でシートやシートの隙間に落ちているゴミやほこり、食べかすなどを吸い取ります。その際にはシートを傷つけないようにやさしくノズルをあてるようにしましょう。
特にほこりは掃除機についている専用のブラシのノズルであてるとスムーズに取ることができます。ペットの毛がシートについているとそれだけで数万円の減額の対象となりますので、しっかりとペットの毛を掃除機で取り除いておいたほうがよいでしょう。
シートのしみの落とし方
食べ物や飲み物などを落としてできてしまったシミであっても車のシートに目立つシミがついていると減額の対象となりますので、できる限りシミを落としたほうがよいでしょう。
シートのシミの取り方は、40℃くらいのお湯につけて、軽く絞って、ティッシュをじっくりとシミの部分にあてます。すると、シミにお湯が浸透してティッシュにシミの汚れがつきますので、使用したティッシュは捨てて、新しいティッシュに中性洗剤のジョイの原液をつけてシートのシミの部分をトントンと叩きます。
するとシートのシミが取れ始めるので再び、40℃くらいのお湯につけて軽く絞った 新しいティッシュで拭ます。そして、いったん使ったティッシュは捨てて、再びシミの部分に40℃くらいのお湯で浸して絞った新しいティッシュをあてて、汚れが取れたら捨てて、乾拭きという動作を繰り返し、シミが取れるまで同じ動作を繰り返します。
マット・床の掃除
マットは運転席だけ固定するための器具がついていますので、取り外してからマットを取ります。助手席や後部座席は普通に取り外しができます。そして取り外す際に、たくさんの砂埃や土、ゴミなどがマットの上にありますので、車内に落とさないようにしながらゴミ袋にマットの砂埃や土、ゴミなどを入れます。
(※その際にマットを叩くとホコリが舞ってしまいますのでやめましょう。)そしてマットを取り除いた車内の床はたくさんのゴミや毛、ホコリなどが落ちていますので、掃除機でいったん吸い取ったあとで、コロコロで取り除き、最後にタオルで水拭きをして綺麗にします。
そして、取り外したマットは掃除機の細長いブラシのノズルで砂埃などのダストをしっかり取り除き、軽く水洗いをします。そして、中性洗剤のジョイの原液を適量つけて洗車ブラシでゴシゴシ洗います。そして水洗いで泡がとれるまで何度もすすいで、軽く水気を取り除いてから天日干しをします。干すときには室内だと生乾き臭がする原因になってしまいますので、必ず、晴天の日の外で斜めにして干すようにしましょう。
※斜めにする理由はマットに含まれた水分がマットの角に集まり、水滴となって落ちやすくなるからです。なお、マットの水洗いをする時には、高圧洗浄機を使うと効率的です。
ハンドルやインパネ周り、エアコンの吹き出し口、ダッシュボード、シートベルトの掃除
中性洗剤のジョイをお湯で濡らしたタオルにほんの少量つけて薄くのばして、ハンドルやインパネ周り、ダッシュボード、エアコンの吹き出し口、シートベルトなどを拭いていきます。そして、一通り拭き終わったら、3回くらい泡がなくなるまで水拭きして、乾拭きします。
なお、シートベルトはいったん、全部が出るまで引っ張っておき、汚れをとってから乾拭きが終わって、乾くまで巻き戻さないようにすることがポイントです。
窓の掃除
窓は長年の水垢、雨ジミがこびりついています。特に水に含まれているカルシウムなどのミネラルが水分の蒸発でうろこ状のシミとして窓に残ってしまう現象をイオンデポジットと呼ばれているのですが、このイオンデポジットはカーシャンプーや水垢落としなどの洗剤では落ちませんので、もし自宅にイオンデポジット専用の洗剤がある場合には使用して落としましょう。
そして、窓の汚れ掃除は室内側と外側を水拭きします。窓枠⇒縦方向⇒横方向の順に水拭きしていきましょう。そして水拭きと同じ要領で窓枠⇒縦方向⇒横方向の順に乾拭きをします。
サイドミラーの掃除
サイドミラーにも砂埃や雨などによるウロコがついていますので、水洗いをします。そしてカーシャンプーで取り切れない汚れを取り除きます。そしてミラー用のウロコ取りとクエン酸水(水500MLにつきクエン酸10ミリグラム)を用意して、ティッシュにクエン酸水を浸してミラーにあてて、ウロコ取りでウロコをおとしていきます。そして、ティッシュで乾拭きを行いウロコがとれてるかチェックをしつつ、再び、クエン酸水でティッシュをつけて、ウロコ取りでウロコを落とす動作をウロコがなくなるまで繰り返し、最後に乾拭きして完成です。
カーエアコンから臭いが出ている場合にはどうしたらいい?(エバポレーターとは?)
カーエアコンの臭いもとれるようでしたら取っておいたほうが印象が確かによいですが自分ではできません。エアコンの臭いは車内ダスト(砂埃、花粉、PM2.5、ダニ、カビ)や様々な生活臭が入り混じって発生しています。
なぜ、カーエアコンをつけると、このように臭いが発生するのかといいますと、カーエアコンの内部のエバポレーターと呼ばれる液体を蒸発させて冷やすバルブが汚れているからです。
冷えたエバポレーターに直接ファンから風が送り込まれて冷えてでてきた冷風にエバポレーターにしみ込んだ臭いがくっついてでてくるのが、この臭いの正体ですのでエバポレーターを変えないと臭いを取ることができません。
ただ、厄介なのが、先述のとおり自分でエバポレーターの洗浄するにはハードルがとても高いので専門家に依頼するしかありません。では、カーエアコンのクリーニングの費用はといいますと、オートバックスが一番安い気がしますが、車種やサービスの店舗によって値段が異なると思いますのでお問い合わせしてましょう。
値段が結構するようでしたら、売却までに1か月ほど猶予が取れる場合には現在流行しているファブリーズの車のエアコン用イージークリップをエアコンにつけて、スプレータイプのファブリーズと置き型ファブリーズを毎日フル活用してエアコンを回し続けることでタバコやペットの臭いが消えたという方もいますので、チャレンジする価値はあるのかなとも思います。⇒あなたに合った大手の一括査定サイトランキングはこちらです。
車売るときに必要なもの11選!これさえあれば準備万端!
買取や下取りなどで車を売るとき車の売却価格が決まった場合、さらに書類を揃えなければいけません。
ダッシュボードのボックス内に入れているものを出すだけで良いものもありますが、中には役所等で取得しなければならず、尚且つ時間がかかるものもあるので、事前に用意しておき、スムーズに手続きを進めたいものです。慌てないように、何が必要なのかチェックしてみましょう。
1.自動車検査証(車検証)
自動車検査証は別名で車検証とも呼ばれ、自動車の登録番号や車名、形式、所有者の氏名、住所、使用者の氏名や住所が記載されていて車検に合格したことを証明する証明書のことです。
車検証は公道を走らせるときに常に携帯していなければいけないとされていて車検証を不携帯で違反すると道路交通法により50万円の罰金に科せられる可能性があります。ですので、ごく当たり前のように車の中に置いてあるかと思います。たいていの場合はダッシュボードのボックス内に入れている方も多いのではないでしょうか?
もし、紛失した場合にはお住まいを管轄している運輸支局で再発行することができます。再発行の費用は自分で手続きを行う場合、地域によって異なりますが用紙代(約100円)、手数料(約300円)ほどかかります。
車検証代行サービスを利用しても再発行はできますが、約3,000~5,000円ほどかかるところもありますのでご自分で再発行したほうが安上がりで済みます。
2.自動車損害賠償責任保険証明書(自賠責保険証)
自動車損害賠償責任保険証明書は別名で自賠責保険証とも呼ばれていて自賠責保険の加入証明書のことです。自賠責保険は自動車を運転する場合には強制的に加入することを義務付けられていますので、強制保険ともいわれています。
車検を行うと次の車検までの有効期間が更新されるため車検証とともに自賠責保険証も更新されます。
自賠責保険証を失くしてしまったり自賠責保険の期限が切れている場合には車の売却ができません。もし紛失した場合は、加入した保険会社に再発行してもらいましょう。保険会社が分からない場合は、車を購入したところに尋ねてみましょう。
3.リサイクル券
リサイクル券とは自動車リサイクル法に基づき、廃車のときにエアバッグやフロンガス、シュレッダーダストなどの処分をするために必要な費用を所有者が負担するため、車の所有者により自動車のリサイクル料金が支払われていることを証明する証明書のことです。
自動車のリサイクル料金は最後に乗る所有者が負担することになっています。ですので、車を売却するときには最後の所有者にならないのでリサイクル料金を受け取ることができますので車査定価格にリサイクル料金が含まれています。
そして、次の所有者が中古車として購入するときにリサイクル料金を支払うことになります。
このようにリサイクル料金は新車または中古車を購入した時に支払われていますので通常は支払い済み(預託済み)の状態です。ですので、もし紛失した場合は、再発行することはできませんが自動車リサイクルシステムホームページ(印刷可能時間:午前7時から午前0時まで)で、「自動車リサイクル料金の預託状況」というものを印刷することでリサイクル券の代わりとして代用できます。
4.自動車税納税証明書
毎年4月1日午前0時時点で車の所有者または使用者に自動車税納税証明書とはきちんと自動車税を納めていることを証明するための証明書です。自動車税は毎年5月末までが納付期限となっていますので、お住まいの管轄の都道府県税自動車税事務所や事務センターなどから自動車納税通知書兼領収証書とともに郵送で届きます。
自動車納税通知書兼領収証書をコンビニや金融機関の窓口へ持っていき自動車税の支払いを済ませると、領収日の入った印を押してもらえます。そのあとで右半分の自動車税納税証明書を切り離して使います。
軽自動車は車検を受ける際に必要なので、軽自動車税を支払った後でも捨てずに取っているかと思われますが、2015年4月から普通車の場合には自動車税納税証明書を再交付しなくても車検を受けることができるようになりましたので失くしてそのままという方もいらっしゃると思います。
しかし、もし、紛失した場合でも、普通車は各都道府県の税事務所で、軽自動車の場合は市区役所で、再発行することができますので問題はありません。
5.実印
実印は現在住民登録している市区町村へ印鑑登録をしたときの印影と同じ印鑑のことです。よく間違えやすいのが銀行印と実印を混同してしまうことです。銀行印と実印は一緒でないことが多いので、印鑑登録証明書で印影を確認して実印であることを確認して間違って銀行印を持っていかないようにしましょう。
軽自動車の場合は認印で良いのですが、普通自動車であれば実印が必要です。また、以後必要な書類などの捺印の際には実印が必要なので、用意しておきましょう。
6.委任状
委任状は自分以外の人が手続きをするために本人が委任(依頼)したことを証明する書類です。売却する車の名義変更や登録、廃棄処分などの手続きなどを買取店に任せるときに必要です。買取店の方で用意してもらえますので、委任状に記入するときには実印で押印しないといけません。
7.譲渡証明書
車を売却するときや下取りをするときなどに「自動車を譲渡しますよ」ということを証明する書類です。お店の方で用意してくれます。実印で押印しないといけません。
8.印鑑登録証明書(印鑑証明)
印鑑登録証明書とは別名で印鑑証明とも呼ばれ、前出の実印が登録されていることを証明するもので、印鑑登録証または印鑑登録カード、マイナンバーカード(※通知カードではありません)を持参することで市町村役場で発行できます。また、コンビニでも発行できる市区町村がありますのでお住まいのコンビニに確認してみましょう。
暗証番号を入力しないと発行できない場合には、3回間違えると入力できなくなる場合がありますので、注意が必要です。
(※法人の場合には法務局での取得となります。)印鑑登録証明書の発行手数料は市区町村によって異なりますが、およそ300円くらいです。買取店によっては1カ月以内に発行されたものを要求されますので、1っか月以内のものを2通用意しておきましょう。軽自動車の場合は、不要です。
車検証と印鑑登録証明書の住所が異なる場合、以下の書類も必要となります。
9.住民票の写し(引っ越しして住所変更がまだの方、住所変更が1回のみの場合)
車検証に記載されている住所と印鑑証明書の住所が違う場合で住所変更が1回のみの場合、住民票を取得する必要があります。市町村役場で取得することができますが、最近ではコンビニでも発行することができる市町村もあります。もしコンビニで発行したい場合には発行ができるかどうかをコンビニに確認してみましょう。発行手数料はおよそ300円くらいです。軽自動車の場合は、必要ありません。
10.戸籍の附票または住民票の除票の写し(引っ越しして住所変更がまだの方、住所変更が複数回の場合)
戸籍の附票とは生まれてから現在までに、どこへ住所を変更してきたのかが年月日、住所、名前で記載されている証明書のことです。複数回引っ越しをされた場合には住民票の除票よりも戸籍の附票の写しを用意するのが手っ取り早いです。
住民票の除票は引っ越しをして転出届を市町村役場に提出することで引っ越しする前に住んでいた市町村の住民票から住民登録を除外されたときに作成される書類のことです。
住民票の除票には氏名や生年月日、性別など住民票に記載の内容のほかに引っ越し先の住所や引っ越した年月日などが記載されています。
ただし引っ越してから5年間までが保管期間となっていますので、5年を過ぎてしまうと発行することができません。その場合には戸籍の附票の発行をすることで対応できます。
戸籍の附票や住民票の除票は市区町村役場で発行できます。住民票の除票はまだ発行できないようですが戸籍の附票に関してはコンビニでも発行することができる市町村もあります。もし戸籍の附票をコンビニで発行したい場合には発行ができるかどうかをコンビニに確認してみましょう。
戸籍の附票や住民票の除票の発行手数料は市区町村によって異なりますが、およそ300円くらいです。
※最近では戸籍の附票や住民票の除票の発行をするときに市町村役場によっては使用目的を記載する必要があります。というのも、国籍調査など差別的な目的で調べられることやプライバシー侵害を防ぐ目的があるそうです。
ですので使用目的があいまいの記入をしてしまうと発行してもらえなくなりますので、きちんと「車売却をするときに買取店に渡すため」のように理由を明確に書くようにしましょう。
11.戸籍謄本の写し(結婚したりして氏名が変更した方)
戸籍謄本(こせきとうほん)とは戸籍に入っている家族全員の名前、生年月日、続柄、父母の名前などが全部記載されている証明書のことです。市町村役場では戸籍全部事項証明書という名称で扱うことが多いです。
戸籍謄本と間違えやすいのが戸籍抄本(こせきしょうほん)です。戸籍抄本は一部のみのですので戸籍個人事項証明書と呼ばれています。車を売却するときには戸籍抄本は受付けませんので注意が必要です。きちんと戸籍謄本(戸籍全部事項証明書)を用意するようにしましょう。
車検証の氏名と今の氏名が異なる場合、取得する必要があります。本籍地の市町村役場で取得できます。取得にかかる手数料は地域にもよりますが、およそ450円です。
いかがでしょうか。査定してもらうだけであれば、車検証さえあればOKですが、実際に車を売るときには多くの書類が必要になります。
1~4までは、おそらくダッシュボード内のボックスに入っていることが多いでしょう。
6と7はお店で用意してくれますが、8~11は役所等で取得する必要があり、場合によっては日数がかかるので、急ぐ必要があるときなどは要注意です。
段取りよく準備できるように、事前にチェックしておくと安心ですね。車を売るタイミングのベストな時期とワーストな時期
愛車はすぐに売れば高く売れると言われたり、日が経過するごとに安くなると言われたりしますが、あくまでケースバイケースです。実際には年内であれば30日ぐらい過ぎてもそれほど価格に差がない場合が多いので早く買い取って実績をあげたい営業マンの営業トークだったりします。すぐに売るように言われても、慌てないことが賢明です。
ただし、売らないで2か月、3か月、半年と伸びてしまうと、今度は年数や走行距離に反映されてしまいます。これからご紹介しますが、例えば、車は登録年月日で年を取るのではなく新年を迎えると1年年式が古くなりますので新年を迎えないうちに売ることが大切です。
このように年数増加や走行距離の増加は価格減少の要因になりますので、車を売るベストな時期まで待つより早く売ってしまうことが高く売るための秘訣とも言えなくもありません。
もし売らないでいる間に愛車のモデルチェンジなどが生じてしまうと、価格の下落が生じます。このようにあくまで車を売るタイミング次第で価格の変動は生じます。
せっかく大事にしてきた愛車ですから、出来れば少しでも高く買い取ってもらいたいところですね。
車を売るためのベストな時期とワーストな時期をご紹介しますので、ぜひ迷われている場合にはできる限り参考にしてみてください。まずはベストな時期からです。
車が高く売れる可能性が高いベストな時期
ベストな時期その1.【1~2月】
日本の企業では、決算が3月の場合が多く、また3月~4月は新社会人の入社や異動があり、車の免許を取得する人が増えるなど最も車が売れる時期です。業者側からすると、その前に在庫を増やしておきたいので、1~2月は一番、車の在庫を欲している時期です。
「3月に売れるなら3月に売ればよいのでは?」と考える方もいらっしゃると思いますが、実は、3月は車を売る人が増える時期でもあるんです。
自動車税は毎年4月1日時点での所有者に納税義務があります。その前に売って名義変更をしてしまえば、売りたい車の納税義務はなくなります。ですので3月に売りたい人は自然と多くなります。また、新車やマイナーチェンジが起きやすい時期ですので通の人は値崩れを警戒して売る人がでてきます。
売る人が増えれば、愛車を売りたくてもすでに在庫があるので高く買わないケースが生じてしまいます。ですので車の繁忙期になる直前の2月は車を売るベストなタイミングになります。
ベストな時期その2.【6~8月】
公務員の夏のボーナス支給日は6月末日、一般企業は7月初旬ですので、7月は消費者にお金が入ってきやすい時期です。たくさんのボーナスが入ると贅沢してもいいかなと考える傾向があり、6~8月にかけて車の需要が増える時期ですので買取店側としても高く買い取ろうとする傾向があります。
ベストな時期その3.【季節性】
車は季節によって需要が異なります。キャンプシーズンである春や夏はミニバン・ボックスやワゴンが人気です。また、夏は山道へのアウトドアシーズンでもありますので、4WDやオフロード車も需要があります。そして、冬は雪が降る時期ですので、雪道に強い4WDやオフロード車に人気があります。秋は紅葉を楽しむなどのアウトドアシーズンですのでボックス・ワゴン・ミニバンなどのRV車に需要があり、さらに冬に向けての準備もありますので、4WD・オフロード車の重要が高まります。
季節ごとに需要がある車種を以下にまとめてみました。
春⇒オープンカー・キャンピングカー・ボックス・ワゴン・ミニバン
夏⇒4WD・オフロード車・ボックス・ワゴン・ミニバン
秋⇒4WD・オフロード車・ボックス・ワゴン・ミニバン
冬⇒4WD・オフロード車
ベストな時期その4.【車検前】
車検の期間が長く残っていれば、車は高く売れると思っている方もいらっしゃると思います。しかし、車検の残存期間で考える店員は少ないので、あくまで査定する店員次第といえそうです。たしかに1年以上残っていれば、査定する店員が評価しやすいので、多くて2~3万円ほどアップすることもあります。ですが、査定する店員によってはまったく評価しない場合もあります。また、車検の残りが3カ月以内の場合にはほとんど評価されないでしょう。
それよりも車検代の方が高いといえます。車種によって金額は異なりますが、10万前後費用がかかることも珍しくないですよね。その金額を負担するよりは、車検前に売ってしまった方がお得といえます。ですので車を売るベストな時期は車検前といえます。
ベストな時期その5.【モデルチェンジ前】
車を売るベストな時期として有名なのがモデルチェンジ前です。モデルチェンジの時期を知る方法は車の月刊誌であることが多く、それ以外の方法で知ることは極めて困難です。ただ、国産車は通常、4~5年ほどでフルモデルチェンジしている傾向があります。
時期の前後は多少ありますが、一定の期間で型が変わっており、モデルチェンジが起きてしまえば、愛車は一つ型落ち車となってしまいます。
最新の型が高く買い取られる傾向があるので、次の型が出る前に売る方が高く買い取ってもらえます。
次はワーストな時期2つです。車種によっては売れる車もありますので、一概に高く売れないとも言い切れないのですが、全体的にみると、以下の月は高く買い取らない傾向があります。
ベストな時期その6.【年越し前】
年を越すと、年式が古くなります。登録年月日が2016年12月15日であったとしても2017年1月1日を過ぎてしまうと1年経過車となってしまいます。ですので、年越し前つまり年内に売るのがベストです。
車が安くしか売れない可能性が高いワーストな時期
ワーストな時期その1.【3~4月】
3月は先述のとおり、自動車税がかかる前に車を売りたい人が増える時期ですので買取店側としてもあまり高く買い取らない傾向があります。
4月は新社会人の入社の準備が終わり異動の時期でもなく、車が売れる時期がひと段落した時といえます。さらに入社シーズンの売れ残りの車の処分なども行われますので、高く買い取るまでの余裕が買取店にない場合が多いです。
ワーストな時期その2.【年明け】
「年末は何かと忙しく車を売るどころではなかったから、年明けでいいかな。」そんなこともあるかもしれませんが、繰り返しになりますが、車にとっては一つ年を取ったことになり、価値も下がります。実は、車の年式は登録月では変わらず、新年を迎えると1年年式が古くなった車となります。11月や12月に登録された車も同様です。
ですので、年明けに売るということは1年経過した扱いの車を売るということになります。中古車を買う時にプライスカードを見てみると分かりますが、年式が必ず書いてありますね。この年式がとても重要です。買う側にとっては、少しでも年式が新しいに越したことはないのですが、車を売る側としては年明けよりも年内の方が良いです。可能であれば、お正月を迎える前に売りましょう。
このように世の中の状況や様々な背景によって、買取金額は多少上下してしまいます。
先述の通り、行楽シーズンにはRV車や4WDが人気なので、夏休みや冬になる前には高く買い取ってくれる傾向にあり、このように車種によってベストなタイミングなどもあります。
次の車に乗り換えたい、不要になったから売却する、車を売るのには様々な理由があると思いますが、急ぎや特別な理由がなければ、自分の愛車にとってベストな時期がいつなのか、見極めてから売ると、より納得のいく売却となりそうです。
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車を売る前の準備段階でやってはいけないこと、知っておくべきこと。
愛車を売るときに、少しでも高く買い取ってほしいので、できる限り高く売るためのテクニックを利用して交渉したいと考える方も多いはずです。しかしテクニックに溺れてしまうと、表現がオーバーになることで査定のスタッフに見ぬかれてしまい車を高く売れないどころか、取引自体を中止され、ペナルティ料金を払わされたり、二度と交渉させてもらえないという最悪な結果になる可能性もあります。
そこで、今回は、車を売る前の準備段階でやってはいけないことをご紹介していきます。
車を売る前の準備段階でやってはいけないこと
その1.都合が悪いことを嘘をついたり、黙ってごまかして、その場をしのごうとする
査定中に査定のスタッフから聞かれることの一つに、「確認のために伺いたいのですが過去に事故や修復歴などはありませんか?」などのように修復歴車や事故車であるかどうかの確認をする場合があります。
もし、事故に遭って大幅に修理をした車だったとします。修復歴があると査定額が下がりますので、中には黙っておこうと思い、「いいえ」と答えてしまう人もいるかもしれませんが、後で絶対にバレてしまうので、絶対にやめましょう。もし嘘をついているとみなされると買取契約が完了し、お金が振り込まれた後でも、瑕疵担保責任(かしたんぽせきにん)を追及され、振り込まれていたお金の一部を返却しなければいけないトラブルになる可能性もでてきます。
ですので、査定の段階で正直に話して、今の愛車の金額をそのまま出してもらいましょう。
とは言いましても、修復歴や事故車の意味を知っておかないと、答えようがないですので、もし知らないという方は以下の内容も知っておきましょう。
修復歴車と事故車の違いは?
事故車とは一般的には事故や災害に合った車のことですが、査定スタッフから聞かれる事故車の意味とは大きくかけ離れています。ですので査定スタッフも勘違いしている場合もたまに見受けられます。
車体の骨格に関係なく、ちょっとドアをぶつけてしまった、ボンネットをぶつけてしまったなどでも一般人は事故車と決めつけてしまいますが、車体の骨格に問題がなければ、事故車ではありません。そもそも査定スタッフの指す事故車とは修復歴車のことです。
修復歴車とは車体の骨格が曲がったり、損傷があるときに、このように呼ばれます。ですので繰り返しになりますが、ドアやボンネットをぶつけても修復歴車とは呼ばれませんし、査定士や査定スタッフも車体の骨格に異常がない車を事故車とは呼びませんので注意が必要です。
修復歴車(事故車)の見極め方
車の修理を出したことがあったとしても、車の骨格(フレーム)に問題がなければ修復歴車とはいえないと先述しましたが、車の骨格とはどの部分を指すのかご存知でしょうか。
車の骨格と修復歴車(事故車)の定義は自動車公正取引協議会、日本自動車検査協会、日本中古車自動車販売商工組合連合会が決めていて統一されていて以下の場所に損傷があったり修復している場合に修復歴に該当するとされています。
修復歴にあたる車体の骨格に該当する部分
①フレーム(サイドメンバー)
②クロスメンバー
③インサイドパネル
④ピラー
⑤ダッシュパネル
⑥ルーフパネル
⑦フロア
⑧トランクフロア
⑨ラジエーターコアサポート上記のうちネジ止めをする箇所は骨格とはみなされないので修復歴の対象外となります。
※日本自動車検査協会では⑨のラジエーターコアサポートは交換済みでありながらコアサポート周辺のインサイドパネルやクロスメンバー、サイドメンバーに曲がりやへこみ、修理跡がある場合には修復歴ありとみなされます。
もし、修理に出したことがある場合には、上記の場所を修理したのかどうなのかを修理工場に確認されたほうが良いでしょう。もし上記の場所を修理していたり、現在も損傷を受けたままの場合には修復歴車や事故車となります。
また、新車のときからずっと乗り続けていて修復歴がない場合には「修復歴はまったくありません」と答えればいいのですが、中古車を購入した場合、前のオーナーがぶつけている可能性がないとも言い切れません。その場合に確認していただきたいのが、中古車の契約書や見積書です。これらの書類には修復歴がある場合には「修復歴あり」と必ず記載することになっています。もし契約書や見積書を失くしてしまった場合には購入したお店に確認してみましょう。
その2.冠水したことやメーターを交換したことを黙っているまたはメーターの改ざんをしてしまう
車は走行距離が少ない方が高く買い取ってもらえますが、そうかと言ってメーターの改ざんをしてはいけません。違法行為で罪に問われますので、これも絶対にやめましょう。
しかし、何かの不具合でメーターパネルを交換し、走行距離測定不能ということになってしまうこともあるかもしれません。この場合には、たとえ、聞かれなくてもメーター交換履歴があることを査定スタッフに言っておく必要があります。これを告知義務といいます。もしこのことを黙っていると無条件で返品できるほかペナルティ料金も支払う必要がでてきます。
告知義務にはほかに冠水したことも報告する必要があります。
実際に過去の経験では以前、原因不明のエンジントラブルにより、メーカー保証でエンジンを変えなければいけなくなったのですが、その際にメーターが戻ってしまったことがありました。こちらが意図的にしたわけでもなく、車の不具合でしょうがないことなので、こういった時は正直に告げれば問題はありません。また、メーター交換時にそれまでの走行距離を記録してある場合には、そのこともきちんと報告することで、査定額への影響を最小限に抑えることができます。
その3.オークションの利用や個人間売買では売らない
車の査定をしてもらう時には、自宅かどこかで実際に車を見せなければいけないので、面倒で億劫だな、と思う人もいるでしょう。その点オークションならば、パソコンやスマホさえあれば自分の好きな時にできますし、手っ取り早いのは確かです。たまたま知り合いが欲しがっている場合に売ってしまいたいという気持ちもわからなくもありません。
しかし、売買交渉の間にプロの業者がいないということは、それだけ何か揉めた時に厄介になります。たとえば、売却した相手が名義変更をしないままだったので自動車税の請求が来たり、名義変更をしないまま事故を起こされてしまったので、警察に事故を起こしたのではないかと疑われたりと
個人間の売買ではあらゆるトラブルが確認されています。このようなトラブルにならなければ幸いですが、車の売買は高額のお金のやり取りが発生するので、危険回避のためにもプロの業者にお願いすることが一番安心です。特に一括査定サイトはリスクがとても少なくて高く売れるシステムですので、おすすめです。
トラブルを回避するために車を売却する前に知っておくべきこと
その1.愛車の相場を知っておく
中古車は同じ年式や型式でも、傷の有無などによって一台一台、価格が異なりますが、だいたいの金額である相場というものがあります。ネットで検索したり中古車専用雑誌を見たりすると、大まかな金額が分かってきます。この相場を知っておくことで、実際に査定に来てもらったときに、「低い金額で買い取ろうとしている」のか「妥当な金額を言ってくれている」のかが分かりますので、どの業者に買い取ってもらおうか決めるのに、とても参考になります。まずは下調べが大事です。
その2.キャンセルをする時
何らかの事情が起き、キャンセルせざるを得ない事態になることもまれにあるかもしれませんが、大方、契約時に「一定期間を過ぎてのキャンセル不可」などの条件が付いています。まだ査定の段階であれば問題ありませんが、契約が済んだ後ではトラブルに発展してしまうこともあります。というのも、契約を結んだ後は、業者側は次の段取りに入っているため、損害を被ることになり、違約金を請求されるといったことになる可能性があるのです。売買契約を結ぶ時には、キャンセルをするつもりなどないと思いますが、念には念を入れてきちんと説明を受け、万が一の事態が起きても慌てないようにしましょう。
その3.査定は複数の業者へお願いする
査定をしてもらうと、だいたい30分以上は時間がかかりますので、あまり時間がない人にとっては何社も見てもらうことは大変なことであり、もうそこで決めてしまうこともあるかもしれません。しかし、それは得策ではありません。その価格が妥当だったのか比較ができませんし、思ったよりも安い金額で売ることになってしまう可能性もあります。時間がなければ同日同時刻に一斉に査定してもらうこともできます。まだ年式が古くなく状態が良い車であれば、業者側も対応してくれる確率が高いです。
車の状態が良ければ良いほど買取金額の向上になりますが、それ以外にも気を付けること、知っておくことでアップにつながる場合もあります。今まで大事にしてきた愛車ですから、満足の行く売却にしたいものですね。ぜひ、参考にしてください。
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車内にペットの臭いがするときの消臭方法とペットの毛を取る方法
ペットを飼っていて車に乗せているという場合、車内にペットの臭いがこびりついてしまいます。
飼い主にとってはごく普通の臭いであっても、その臭いがとても苦手な人もいます。
このような車内のペットの臭いがあると、実は、車査定でかなりの減額になってしまう可能性があります(ペットの毛が付着しているとさらに減額の可能性も・・・)なので、いざ車を売りたいというときに、なんでこんなにマイナスになるの?・・・なんてことになりかねません。そういうことがないように、まずは、車内のペットの臭いを消臭する方法をご紹介したいと思います。
ぜひ、車内のペットの臭いを根絶するようにチャレンジしてみてくださいね。車内にペットの臭いがあるとどのくらいの減額になるの?
まず、ペットの臭いが車内に充満している場合、どのくらいの減額(マイナス査定)になりやすいのか気になるところかと思います。
一般社団法人日本自動車査定協会(jaai)では、中古車の車内のマイナス査定は以下の通りと定めています。
(※日本自動車査定協会(jaai)は中古車流通市場がきちんとルールに沿って公正な取引ができるように第三者の立場として公正な判断基準を設けて査定の減額幅を決めていますので、買取店の多くが日本自動車査定協会(jaai)の査定基準を参考にして査定を行っています。)
車内のマイナス査定要素
車内にタバコやペットなどの臭いがする・・・40点の減点
車内にペットの臭いはないけどペットの毛がある・・・40点の減点
車内にペットの臭いがあって、ペットの毛もある・・・80点の減点
車内の天井や内張りにタバコのヤニがついている・・・60点の減点
点数は1点が1000円ですので、40点減点⇒40000円の減額、60点減点⇒60000円の減額、
80点減点⇒80000円の減額ということになります。ですので、もしペットの臭いがあると40000円の減額、さらにペットの臭いがあってペットの毛まで落ちているとなると80000円もの減額にもなってしまいます。
ペット好きな方から見れば、「なぜ、ペットの臭いだけで40000円もの減額にならなきゃいけないの?」と思われる方もいらっしゃると思います。しかし、普段からペットを飼われている方はペットの臭いをかぎ慣れてしまっているので、気にならなくなっているだけであって、普段乗ってない方に車の臭いを嗅いでもらうと指摘されたりします。
また、普段ペットを飼わない方にとってはペットの臭いを嫌な臭いと捉える方もいらっしゃいます。
そして、ペットの臭いがしなくてもペットの毛が落ちていても上記のように40000円もの減額になってしまいます。「ペットの毛ぐらいで・・・」とこの減額幅に納得いかない方もいらっしゃると思いますが、犬アレルギーや猫アレルギーの方が車に乗った場合、ペットの毛を目にすれば嫌悪感を抱いてしまったり、最悪ペットの毛にアレルゲンが付着していればアナフィラキシーショックになってしまう可能性も否定できないので減額もやむを得ないということになります。
ですのでペットの臭いだけでなくペットの毛も無くすように全力で綺麗にしましょう。
そして、上記のようにタバコの臭い(40000円の減額)やヤニなどがこびりついている(60000円の減額)場合にも禁煙者にとっては嫌悪感を抱く要素となり減額となりますので、もしタバコを車内で吸ったことがある場合には綺麗にタバコ臭やヤニを取り除く必要があります。
最近では禁煙車の需要が高まっていますので、喫煙車というだけで価値が低くなりがちなのは否定できません。
また、査定基準にはないのですが、体臭なども減額の要素になったりますし、魚釣りが好きな人の車は魚の臭いが染みついているので、こういった生臭い臭いも嫌悪感を感じる方がいて減額の要素となりますので、徹底除去する必要があります。
このように車の次の乗り主が気分よく乗れるように臭いや見た目を綺麗にすることが車の査定価値を下げない秘訣です。
車内クリーニングをしても査定の減額になる?
自分でペットの臭いや毛をとろうとするのは時間がかかるし面倒だから車内クリーニングを業者に頼もうと考えるかたもいますよね。
ですが、車内クリーニングって結構高いです。丸ごとクリーニングを依頼すると30000~50000円くらいする業者さんもいます。業者用のスチームクリーナーだけで40~50万円ほどしますし、ひと様の車を預かるだけで相当な神経を使わないといけないので、結構高めに設定されています。
他にも実は、さらに車内クリーニングをすると査定でも以下のように減額になりますので、注意が必要です。
車内クリーニング・・・10点の減点
10点減点ということは10000円の減額になります。
車内クリーニングをしたのに1万円の減額をされてしまうわけは、修理したとみなされるからです。
こうなると5万円くらいの出費はどうしても避けられそうにないですよね。
ですので、自分で車内のペットの毛や臭いをとるようにしましょう。
それでは、まず自分でペットの毛を取る方法からご紹介していきます。
ペットの毛をとるグッズ
ペットの毛を取るグッズは以下が有効です。
・ゴム手袋
ペットの毛はシートに刺さるようにくっついているので掃除機やガムテープ、コロコロなどを使っても思うように取ることができない場合が多いです。
そこで、ゴム手袋の出番です。ゴム手袋で車のシートをかるく掻いてみるとゴムの摩擦にペットの毛がひっかかり、カンタンにからみ除去することができますし、何より安いのが魅力的です。
(※ペットの毛取りグッズが売られていますが、1グッズ1000円ほどしますのでゴム手袋のほうが比較的安価で済みます。)
ですので、最初はこのやり方でペットの毛を目視で取り除き、そのあとで、シート全体をゴム手袋を着けた手のひらで横方向に(雑巾で拭く感覚で)なで動かすと、人間の髪の毛までからめ取り除くことができます。
車内シートについたペットの毛をとる方法
まず、車内シートに掃除機をかけて、ある程度のペットの毛、人間の毛、ゴミなどを除去します。
次にゴム手袋をはめて、目視(暗い場合にはライトで照らしながら)でペットの毛がついている箇所をかるく掻く感じでからめとります。シートの隙間などにペットの毛が入り込んでいる場合がありますので念入りにチェックして取り除きましょう。そして、今度はシート全体をゴム手袋の手のひらで横に撫で動かしペットの毛と人間の毛をからめとり除去します。
最後に最終確認としてシート全体に粘着テープを貼って、取り除き、完了です。特に車内のシートとペットの毛が同じような色をしている場合には、目視で取り除きにくいので、粘着テープが役に立ちます。
ペットの臭いの原因(特に犬はなぜ体臭が強いの?)
まず、ペットの臭いを消すためにはなぜペットに臭いがするのか原因を把握して、的確に対処する必要があります。
犬の臭いの原因・・・アポクリン汗腺と皮脂腺からでた汗が発酵した体臭・排泄物などの便臭・食べかすや歯石などの口臭
・アポクリン汗腺と皮脂腺からでた汗が発酵した体臭
犬にはアポクリン汗腺が全身にあり、アポクリン汗腺の出口である毛穴から汗がでるようになっています。ちなみに人間にもアポクリン汗腺があり、わきがの原因としても有名です。
アポクリン汗腺からでたばかりの汗は水分が99.5%と若干の臭い物質でできているので、ほんのわずかに臭うレベルなのですが、このアポクリン汗腺のすぐ近くに皮脂腺もあるので、皮脂腺から発生する皮脂などの分泌物も汗と混ざります。この汗と皮脂の混ざった液体が空気中の酸素とぶつかることで酸化してドロドロな液状に変化するようになり、そこに温度や湿度が高くなると犬の常駐菌が住み着くようになり、発酵して腐敗臭に変化します。これが犬の臭いの正体の一つです。
ちなみにこの腐敗臭はフェロモン臭としても知られています。
・排泄物などの便臭
主に値段が安めの消化の悪いドッグフードを与えていると胃腸に負担がかかるため特に便臭が酷くなります。
・食べかすや歯石などの口臭
人間よりも犬のほうが唾液のアルカリ度が高いため、食べかす⇒歯垢⇒歯石になるスピードがとても速いです。人間は1か月弱、猫は1週間程度で歯石になるのですが、犬の場合はわずか3日もあれば歯石になると言われています。
このように食べかすはそのままにしておくと歯垢になり、やがて歯石になるのですが、歯石は表面が硬いだけでなく、ザラザラしているので、細菌が歯石にたまりやすくなりさらなる口臭の原因になります。
犬と猫では犬のほうが体臭が強いです。なぜなら犬にはアポクリン汗腺が全身にあるのに対して猫には足の裏や耳、しっぽ、肛門の周辺にしかないからです。そして、猫はいつもグルーミングといって舌でぺロペロと毛づくろいをしているので、猫は体臭がほとんどしない動物です。
ペットの臭いの消し方
ペットの臭いの消し方のコツは徹底無臭を心掛けることがポイントです。よく消臭剤(●ブリーズやリ●ッシュなど)をびっしり振りかければなんとか消えるのではと思う方もいらっしゃると思うのですが、経験上、効果があると思うのは一時的なだけで、時間が経過すると臭いがぶり返しますので消臭剤だけでは臭いを除去することは不可能です。
むしろペットの臭いと消臭剤の臭いが混ざり、この混ざりあった臭いに不快感を抱く方がいましたので、絶対におすすめできません。
きっちりと洗剤を使って臭いを取り除くことが先決です。
ペットのおしっこの臭いの消し方
ペットのおしっこの臭いは特に強烈です。車のシートにかけられて時間が経過すればするほど臭いが取れにくくなり、ドッグフードの質によっても臭いの強さが異なります。
※以下にご紹介するペットの臭いあまりにひどすぎるペットの臭いの場合には取り除けるかどうかはわかりませんが、かなり強力な消臭剤です。たいていの臭いは除去できますのでやってみる価値はあります。
臭いが消えるまで何度も繰り返して取り除くことが大切です。・アンモニア臭除去クリーナー ピーピークリーナー【500ml】《無香料》おしっこの成分を強力除去
ペットの臭いが取れることで口コミでも評判がとても良いです。ペットの体臭や口臭の消し方
ペットの体臭や口臭が車のシートに染みついてしまったときに効果的なのがケルヒャーのスチームクリーナーです。高温の蒸気がでますので、これを使用するとたいていの臭いは除去することができます。
口コミでもソファーのペットの臭いが除去できたとの記載があり、効果があることがわかります。
KARCHER (ケルヒャー) スチームクリーナー SC1クラシック車を売るときの6つの手順と流れ!
いざ車を売ろうとなった時に、だいたいの流れが頭に入っておくと、スムーズに売却することができます。まだ車を売ることが決まっていない人も、検討している人も、一緒に予習をしてみましょう。
その1.出張査定の申し込み
一番のおすすめは、一括査定を利用することです。業者によって提示される金額は同じではありませんので、複数の業者に見積を取ったり、査定してもらったりすることが大事です。だいたいの相場を知ることができますし、査定の依頼が一度で済んでしまい、とても便利です。
その2.査定
車内を片付けて、出来れば洗車をしてきれいにしておきましょう。ダイレクトに査定金額がアップするわけではありませんが、片付いてきれいな車は「大事にされていたんだな」と、良い印象を与えることができます。
それから可能であれば、複数の業者に同日同時刻に来てもらい一斉に査定してもらいましょう。一度に見てもらえれば手間が省けますので、忙しい人にとっても助かりますよね。提示された金額を、メモすることを忘れないようにしましょう。その3.業者を決める
業者同士で競い合う状況になることもあるでしょうし、一度のやり取りですぐに決める必要はありません。それぞれの金額を聞いて、折り返し返事をすることをおすすめします。よく比較をして検討することが大事です。その中で、一番高く買い取ってくれて、尚且つ対応が良い業者にお願いしましょう。高い金額を提示してくれても、入金が遅かったり、お互いの条件が合わなければ、その業者ではなく違う業者にお願いした方が良さそうです。
その4.売却の準備
用意しなければならない書類がいくつかありますので、その準備をしましょう。中には時間がかかるものがあります。書類が揃っていないと、その分時間がまたかかってしまうので、自分に必要な書類は早めに取っておきましょう。慌てることなく進めることができます。また、代車が必要な場合は、業者の方で対応してくれる場合がありますので、確認しておきましょう。
その5.車の引き渡し
自宅まで業者が車を引き取りに来たら、その後、入金があり、車の売却は完了となります。入金の時期については業者によってまちまちですが、早いところで2~3日、中には1週間ほどかかる場合もあります。また、週末は銀行が閉まっているので、それ以上にもう少しかかる場合もあります。
入金は、車を手放した後にあるので、不安な気持ちになりますよね。そのあたりは業者と打ち合わせをして、具体的な日数を聞いておいた方が良いです。その6.自動車保険の手続き
車を引き渡し入金もあったら全て終わり、と思いがちですが、もう一点注意することがあります。それは、自動車保険です。保険をかけていた車はもう手元にないのですから、解約などの手続きが必要です。
手続きとしては二通りあり、車を売った後に新しい車に乗り替える場合は、「車両入替」という手続きをします。もし、手続きをし忘れていて事故をした時に、補償されないことがあるので、速やかに手続きをした方が良いです。もう一つは、車を新たに購入する予定がない場合、この時は「解約」をします。最長で10年以内にまた車を購入した場合には、等級をそのまま引き継げる「中断制度」の手続きがありますので、重ねてお願いしておくと良いですね。以前の等級からのスタートになるので、保険料を抑えることができますよ。
また、年払いをしていた人は、満期日までの金額を返却していただけます。まずは保険会社に連絡をしましょう。いかがでしたか?
意外と手順が多いな、と感じるかもしれませんが、実際に経験してみるとさほど難しいことはありません。査定金額は当日中に出る場合が多いでしょうし、後はあなたが決めるだけです。今まで大事にしていた愛車を手放すのですから、より良い売却としたいですね。ぜひ参考にしてください。⇒あなたに合った大手の一括査定サイトランキングはこちらです。
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