中古車は気をつけて選ばないと
”ハズレ”を引かされてしまう可能性があります。
壊れやすい車を購入してしまった場合、
修理費も多くかかり、
事故の危険性もでてきます。
普段、ネットでは中古車を簡単に購入できますが、
自分で確認することができないため、
また、確認できても見分けが付きにくいため
壊れやすい車を選びやすくなります。
そこで今回は壊れにくい
中古車の選び方をご紹介します。
壊れにくい中古車の選び方
中古車のハズレを引かなくなるポイントは
以下のとおりです。
車検と法定整備済みの中古車を選ぶこと。
人気カラーでは選ばないこと。
10年車の走行距離5万キロ未満は避けること。
修復歴がない中古車を選ぶこと。
選ぶときに一番気をつけなければいけないのが
修復歴があるかどうかです。
修復歴とは交通事故や災害などのトラブルで
車体の骨格をぶつけたりして傷んでしまった
場所を修理したり交換したりしたことがある車のことです。
一般的に事故車とも言われていて
このような車の故障率は統計上40%近いので、
いつ故障するかわからないリスクがあります。
ですので、修復歴がない
車を選ぶようにしましょう。
車検と法定整備を受けている中古車を選ぶこと。
そして、次に重要なのが
法定整備(12ヶ月点検)があるかどうかということになります。
法定整備は12ヶ月点検と24ヶ月点検があり、
車のパーツを取り外して車の内部を
点検して整備することになっています。
つまり法定整備が済んでいる中古車は
プロの目で不良箇所は取り除かれている
安全性が高い車ということになります。
24ヶ月点検は車検時に行われているので
問題はありませんが、
自家用車の場合12ヶ月点検は
車検のように強制で行わなくても罰則はありません。
ですので、裏を返せば
12ヶ月点検をしている車は
きちんと前のオーナーがきちんと
メンテナンスを行っていたという証拠にもなります。
そして24ヶ月に1回点検するのと
12ヶ月と24ヶ月の2回点検するのでは
車の持ち度が違ってきますので必ず
12ヶ月点検がされている車を選びましょう。
人気カラーでは選ばないこと。
中古車の場合は人気カラー
だと高値になることがあります。
詳細については
中古車種の人気カラー!
をご参照ください。
知人の話によると、このような人気色車の場合、
高く売れることがあらかじめ分かっているので
プロの板金塗装ができるディーラーは
事故車をつなぎあわせて売り出すことがあるそうです。
人気色の車なのになぜか安いときは
なにか隠された”ワケ”があると
考えたほうがよいでしょう。
特にオークションではその傾向が強く、
うかつに手を出せません。
その点、不人気色であれば、
悪用されにくく、さらに
主婦やお年寄りが乗っていた可能性が高く、
リスクは少ないとされています。
10年車の走行距離5万キロ未満は選ばないこと。
走行距離は1年で1万キロ増えるのが普通と
言われています。
つまり、普通の使用頻度で乗っていれば
10年車であれば10万キロ近くなりやすいです。
しかし、買い物以外あまり車を乗らない人もいます。
そのような方は近場を乗っている傾向が高いので
走行距離はとてつもなく少ないことが多いです。
このようなケースの場合の走行距離は
1年で5000キロを超えてれば良いとされています。
10年車ですと5万キロを超えるくらいが
妥当ということになります。
もし10年以上経過車でありながら5万キロにも満たない場合は
明らかに不自然であり、
メーターの改ざんの恐れがありますので
選ばないようにしましょう。