東京モーターショーは2年に1回開催される自動車の展示会です。
日本のメーカーはすべてが参加していて
今年販売されるホンダS660も展示されて話題でしたね。

 
さらに海外ブランドも積極的に参加しています。

前回は2013年11月に開催されたのですが
海外のモーターショーと
日程が重なってしまうことがあり、

苦情が多かったことから
今回は10月に開催されることになりました。

一日あたりの来場者数は前回が9万人、前前回が8万5000人弱と
全開催期間で80万~90万人くらい訪れる
超ビッグイベントとなっています。

今回の出展車について予想をしていきたいと思います。

 

今回の東京モーターショーに不参加を表明した大手海外メーカーとは?

前回2013年の東京モーターショーは、
アメリカのビッグスリー(GM、フォード、クライスラー)が
参加してくれませんでした。

2007年から参加見送りしていたので
すでに8年目にはいりました。

この背景としては日米のTPP交渉がうまくいっていなかったり
日本の自動車メーカーが北米のモーターショーへの
出展を避けることが影響したといわれています。

ボルボがウェブマーケティングをメインに販売することをきっかけに
これまでのように年間100近いモーターショーに参加するのではなく
ジュネーブ・上海・北米の3つのモーターショーしか
参加しないことを決めました。

その代わりとして、独自のイベントでPR活動をしていく意向のようです。

つまり、ボルボは今後、東京モーターショーには
参加してくれない
ということになってしまったわけです。

しかし、これはあくまでボルボの独自戦略の話なので
他の自動車メーカーがドミノ式に不参加を表明することはないと思います。

 

今回はアメ車が久々に参加する可能性が大!?

今回はアメリカのビッグスリーの1つであるクライスラー
参加を表明しました。

主にジープをメインに展示することになるそうです。

ゼネラルモータースは参加しない方向らしいのですが
フォードはどうするかまだ明らかにしていません。

ですが日米がTPPをなんとか交渉の妥結を急いでいることもありますし、

アメリカのビッグスリーが
「これまでアメ車が日本で売れ行きが悪いのは
軽自動車の優遇税制が影響しているから撤廃せよ」

と訴えてきた要求に従い、

軽自動車税の引き上げについて
完全に日本が受け入れた段階にあるので、

今年はいよいよアメ車の晴れ姿が
見られそうです。フォードもきっと参加してくれるでしょう。

また、トヨタが北米のデトロイトモーターショーに
レクサスの新型タイプ「GS F」や水素電池車のミライやプリウスC、
プリウスVなど20種類以上も出展したこと、

そして日産がデトロイトモーターショーで
2016日産タイタンXDを出展したり、
ニューヨークのモーターショーで新型マキシマを出展したこと

さらにホンダがデトロイトモーターショーで
新型NSXを出展したこともあるほか、日本自動車工業会が
アメリカ勢の参加を呼びかけているので

事前の政治的な根回しも上手くいってる感じが伝わってきます。

やはり、日本にアメ車が登場しないと寂しい気がしますよね。
ぜひ、フォードが参加するかどうか注目したいところですね。