車を走行しているときに明らかに不自然な感じでガタガタと振動するときには車に異常が発生している可能性があります。タイヤを見てパンクしているのであれば、交換するだけで解消されたりするのですが、パンクしてないとなると、まず、どの部分でガタガタするのか場所によって対処法が異なりますので、細かくチェックしていきましょう。
車を走行してガタガタ振動するときにはまず、タイヤとホイールをチェックすべし。
まず、以下の内容に沿ってタイヤとホイール(4輪)をチェックしてください。
・タイヤがパンクしてないか(タイヤにヒビが入るほど古いタイヤを使用してないか)
・ホイールにタイヤが正確にセッティングされているか(タイヤがホイールから外れてないか)
・タイヤのメーカーとサイズが4輪とも同じか(異なる場合にはバランスが崩れている可能性あり)
・ホイールのメーカーとサイズが4輪とも同じか(異なる場合にはバランスが崩れている可能性あり)
・純正以外の特殊なタイヤやホイールを使用してないか
・タイヤまたはホイールを付け替えたなど心当たりはないか(新品に付け替えたときには慣らし運転が必要です。)
・ホイールの金具を取り外したなど心当たりはないか (オモリを外すとバランスが崩れます。)
・地面が平らでもガタガタするのか(凸凹道を通った影響はないかチェック。)
・タイヤの空気圧が車体に合った値なのか(車の運転席側のドアを開けるとタイヤ空気圧のシールが貼られていますので、その値とタイヤの空気圧があっているかチェックします。タイヤの空気圧の調べ方はエアゲージという器具を使いますが、お持ちでない場合にはガソリンスタンドやカーショップなどへ行くと点検してもらえます。)
上記のどれかに当てはまる場合には、ガソリンスタンドまたはカーショップ、メーカーのディーラーなどに依頼して対処してもらいましょう。
要チェックポイント!タイヤ交換したときにバランス調整は済んでいますか?
ガタガタの原因がタイヤ交換したことが原因の場合にはバランス調整をきちんとしてあるか交換したお店のスタッフに確認してみましょう。ホイールからタイヤを外したりするとホイールバランスが崩れます。バランス調整は希望制になっているお店もありますので「バランス調整したほうがいいですか?」と聴かれることもあります。そのときに「いいえ」と答えると、調整をしてもらえません。
そして調整しないまま、走行すると、ガタガタの状態のまま治りませんし、足回りのベアリングなどの金属器具に不具合がでる原因になりかねません。ですので、もしバランス調整がしてない場合には必ずバランス調整をしてもらうようにしましょう。
ホイールまたはタイヤのバランスは以下のような器具で調整されています。バランス調整してないと以下のようなオモリがホイールについていません。
・ホイールバランスウェイト・・・ホイールについているオモリです。オモリの重さはおおむね5~10グラムとなっていてホイールとタイヤの接触部分にホイール側についていたり、ホイールの円の溝についていることが多いです。車のホイールのデザインが悪くなるからといって、この ホイールバランスウェイトを取りはずしてしまうとガタガタ振動の原因となります。
要チェックポイント!新品のタイヤに交換したばかりの時には慣らし運転は済んでいますか?
以下を参考に速度を守り慣らし運転をしてタイヤの皮むきをすることをおすすめします。
交換したばかりの新品のタイヤの表面には皮とよばれる薄い膜があります。この膜があるので、新品のタイヤはツルツルと光沢がある状態になっています。この状態でスピードを出すと、ツルツルが影響して地面とかみ合わず車のガタガタ音が生じたりします。
この膜はタイヤの製造工程で型を取った後に型からタイヤをはずしやすくするために塗られた薬剤がメインです。この薬剤で作られた膜を慣らし運転をすることで削り無くすことで、本来のタイヤの性能であるグリップ性(地面をつかむ機能)や排水性(水はけの機能)が発揮できるようになります。
このように慣らし運転で薬剤を落とす行為はタイヤの皮むきと呼ばれています。
また、タイヤの慣らし運転をすることで、タイヤのゴムがリム(ホイールの一部でタイヤとの接続部分のこと)としっかり馴染むようになり、機能性と安全性が増すようになります。
慣らし運転の目安はノーマルタイヤの場合、ブリヂストン調べでは時速80キロ以下で走行距離100キロ以上、スタッドレスタイヤの場合、時速60キロ以下で走行距離200キロ以上となっています。
また、小型トラックの慣らし運転の目安はダンロップ調べでは時速60キロ以下で走行距離200キロ以上となっています。
他社メーカーのタイヤの慣らし運転の速度と走行距離は異なるので、事前に確認してから慣らし運転を行いましょう。
運転しているときにハンドルがガタガタ小さく震える原因はタイヤやホイールのバランスが悪いことが影響していることも。
もし、時速90キロ以上だしているとき車のハンドルとボディがガタガタと小さく震えるときにはシミー現象の可能性が高いです。高速で走行するとガタガタ震えることから高速シミー現象と呼ばれています。また、通常時速90キロ以上となると高速道路を運転していることが多いことからハイウェイシミーとも呼ばれたりしています。
逆に時速50キロ以下のロースピードでも車のハンドルとボディがガタガタと震えることがあります。この現象は低速シミー現象と呼ばれています。主に低速シミー現象のほうが振動がかなり大きい傾向があるといわれています。
ちなみに高速シミー現象は通常時速100~120キロ、低速シミー現象は時速40~50キロで起きる現象とよくいわれていますが、実際には、車の種類やタイヤ・ホイールの大きさなどでシミー現象が起きる速度には多少の差異が生じます。
それでは、なぜ走行するとガタガタするのでしょうか。
それは、ホイールまたはタイヤのバランスにズレが生じているからです。ホイールまたはタイヤの重心は主に円の中心になるようにして作られていることが多いのですが、そこはやはり人間が作るものですので、精度を完璧にすることができませんので、1個1個のホイールまたはタイヤにズレが生じています。このズレが影響して、車を走らせたときにガタガタ音がするようになってしまいます。
よくシミー現象の原因として真っ先にホイールのバランスが注目されるのですが、ホイールだけが原因とは限りません。タイヤのバランスが悪くてもシミー現象が起きてしまいます。
本来からいえば、メーカー車はホイールもタイヤも純正を基準に作っているので、他社製を使用すると合わないでバランスが崩れる不具合を起こす可能性もあります。
繰り返しになりますがタイヤを新しく取り替えたときにバランス調整をしないで高速で走行するとシミー現象が発生しやすいので、プロの業者にバランス調整をしてもらうようにしましょう。
スピードを出してブレーキを踏むと車ごと揺れてしまう原因はジャダー現象の疑いあり。
ブレーキーを踏んで強烈に車が揺れてしまう現象はジャダー現象と呼ばれています。
マニュアルトランスミッションの車を運転されたことがある方はすぐわかるのですが、半クラッチの状態で、アクセルをあまり踏まずにクラッチを上げすぎるとものすごいガタガタと車が揺れます。これくらいの揺れがジャダー現象です。
このジャダー現象は以下のようなことが原因で生じます。
・ディスクローター(タイヤホイールを外した時に現れる円盤)の錆びつきなどによる歪みがブレーキパッドに当たることにより生じる。
・ローターとブレーキパッドの接触がうまくいってないケースでジャダー現象が生じる。この場合にはローターの色が高熱で変色していることが多いです。
・ブレーキキャリパー(ブレーキパッドを装着する器具)がゆがむことで生じる。
・ブレーキ液(ブレーキフルード)が足りなくなっているため、ブレーキ力のバランスが崩れていることで生じる。
このようにジャダー現象の多くはブレーキの作動する場所周辺で起きていることが多いので、業者に見てもらい対処してもらうようにしましょう。
シフトがガタガタと振動する原因は?
シフトがガタガタ振動するときにはトランスミッションに異常が生じています。AT車(オートマニュアルトランスミッション)の場合にはATフィード(ギアの潤滑油)の劣化や不足の可能性があるので業者に依頼して交換などして対処してもらいましょう。
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