車の運転免許証の更新連絡書がポストに入っていると更新の時期のサインです。とはいえ更新する頻度は3~5年おきということもあり、どのように更新したのか忘れがちなので、なんとなく億劫になってしまいますよね。

もし更新の期間に手続きをしないでいると失効してしまいますので、面倒くさいかもしれませんが、免許の更新はとてもカンタンなので、きちんと更新するようにしたいところです。

運転免許証の更新期間と受付日や時間は?

運転免許証の更新期間は誕生日の一か月前から一カ月後までの約2カ月間です。

たとえば、現在が平成28年で誕生日が平成3年5月5日の場合、平成28年4月5日から6月5日までといった感じで更新期間が決まります。

(※高齢者講習の場合は更新期間終了日の半年前から受講することが可能です。)

更新の時期が近づいてくると誕生日の35日前までに運転免許更新連絡書と書かれたはがきがポスト投函されます。送り主は各都道府県の公安委員会からです。

届いたはがきの下はめくれるようになっていて全6ページになっていますので、はがすと更新の期間や受付日、更新時の講習の種類、更新手数料、免許更新に準備するものなどの内容が次々と書かれていて、さらに受付場所や受付時間も書かれていますのでよくチェックしてはがきは無くさないように大事にとっておきましょう。

更新の受付日は更新の受付場所によって異なりますが平日がメインとなっていて、祝日や休日や年末年始は原則お休みとなっています。ただし場所によりけりですが日曜日も更新できるところがあります。
詳しくは更新の連絡書の受付場所の箇所をご覧ください。

また、運転免許の受付時間は午前は8時30分から、午後は1時からの合計2回となっています。

ただし、受付の場所によって受付の締め切り時間はかなり異なります。場所によっては受付時間が3時間くらいのところもあれば、受付時間がたったの40分くらいで終了してしまう場合もありますので、届いたはがきの受付時間はよくチェックしておきましょう。

時間ぎりぎりに行くと行列ができていた場合、締め切りとなってしまう可能性が高いので、受付時間に余裕をもって行かれることをおすすめします。

運転免許証の受講時間と更新手数料は?

運転免許証の受講時間と更新手数料は講習の種別によってまったく異なります。

送られてきた更新手続きのご案内に更新時講習の種別と書かていますので以下のうちどれが当てはまるかを調べてみてください。

・優良運転者講習⇒講習時間30分(講習手数料500円+更新手数料2500円)

・一般運転者講習⇒講習時間1時間(講習手数料800円+更新手数料2500円)

・初回運転者講習⇒講習時間2時間(講習手数料1350円+更新手数料2500円)

・違反運転者講習⇒講習時間2時間(講習手数料1350円+更新手数料2500円)

・高齢者講習(70~74歳まで)⇒講習時間3時間(講習手数料5600円+更新手数料2500円)

・高齢者講習(75歳以上)⇒講習予備検査30分+講習時間2時間30分(講習予備検査650円+講習手数料5200円+更新手数料2500円)

高齢者講習(75歳以上)は事前に講習予備検査を受けないと講習が受けられません。

※主に運転者講習の講習時間の長さは優良なドライバーほど講習時間が短くなっています。
優良運転者講習、一般運転者講習、初回運転者講習、違反運転者講習は免許の更新期間の終了日まで満70歳未満となっていることが条件になっています。

講習の内容は主にどういったケースで交通ルールの再確認のほか、交通事故が起きてしまうのか?危険を察知するためにはどうすればいいのか?などを前例をもとにビデオ講習で説明を受けたりことになります。

※75歳以上の高齢者は講習予備検査と呼ばれる検査を行います。講習予備検査は主に記憶力と判断力の検査となります。

運転免許証の更新を警察署で行いたいときに知っておくべきこと!

運転免許証の更新は3~5年に一回訪れます。運転免許証の表の有効期間満了日の35日あたりになると、お住まいの都道府県の公安委員会から運転免許証更新連絡書が郵送で送られてきます。

免許更新を行う場所はさまざまですが一番先に浮かぶのが運転免許センターではないでしょうか。ただし、ある条件を満たしていれば、わざわざ自宅から離れた運転免許センターへ行かなくても、お住まいの都道府県の警察署ならどこでもできるんです。

警察署で運転免許証の更新ができる対象者は?

警察署で運転免許証の更新をするためには以下の条件を満たす必要があります。

・優良運転者

・高齢者講習(70歳以上)をすでに受講済みの方

・特定任意講習など受講済みの方

・運転免許センターでの更新をやむを得ない理由(妊娠、病気、ケガなど)で行くことができない方

・原付または小型特殊免許のどちらかのみ、または両方のみを取得した方

もし上記に該当しない場合には運転免許センター(総合交通センター)で更新をしなければいけません。

警察署で運転免許証の更新をするときに準備するものは?

警察署で運転免許証の更新をするときに準備するものは以下の通りです。

・運転免許証更新連絡書のはがき

・運転免許証

・印鑑

・免許証用写真1枚

※なお免許証用写真は縦3センチ×横2.4センチで頭から鎖骨、肩あたりまでの正面がしっかりと映り、眼をつむってない状態で帽子、サングラスなどはしない状態で鮮明なものを半年以内に撮影したものであることが条件です。

服の色などはとくに制限はありませんが白系の服装のほうが見栄えが良くなりやすいらしいです。また無背景のものが良いので、スーパーやコンビニなどにおいてある証明写真の自動機で撮影するほうが良いと思います。

運転免許センターでの更新をする場合には免許証用の写真を撮影してもらえるので用意していかなくてもいいのですが、警察署での更新の場合は警察署で撮影というわけにはいかないところもあるので、事前に撮影して持参するようにしましょう。

警察署の場合、運転免許証はすぐに交付してくれない?

運転免許センターの場合は、その日のうちに運転免許が交付されますが、警察署の場合はそうはいきません。警察署によりけりですが、初日は免許更新に必要な書類だけは提出しておくだけで、講習は別の日だったりしますし、免許証もすぐに作ってもらえないというデメリットも存在します。

ですので、一日ですべての手続きを終わらせて運転免許証まで手に入れてしまいたいときには運転免許センターへ行ったほうがずっと面倒くさくなくてよいと思います。