中古車査定で売る場合、特に重要となるのが
走行距離がどのくらいかということです。

走行距離が少ないほうがどうしても
車の性能が良いので
査定額は高くなります。


普段、遠いところへ出かけず
近所に買い物へ行くためだけに車を使用している場合、
それほど距離数もかからない場合が多く、

もし1年間で5000キロくらいの走行距離なら
7,8年使っていても車種によっては
意外と高く売れたりします。

走行距離の調べ方はご存知かとは思いますが
メーターで○○万kmと記載されているので
すぐに確認することが可能です。

+は加点、-は減点です、
そして一点につきおよそ1000円です。

また、以下で登場する
特C・B・A・Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ・Ⅳ・軽などのクラスについては

査定基準の国産車種別クラス分けとは?をご参照ください。

特C~Bクラス

経過年数\
走行距離
1万
km
2万
km
3万
km
4万
km
5万
km
6万
km
7万
km
8万
km
9万
km
10万
km
1年±0-110-250-420-590-700-810-925-1,035-1,150
2年+110±0-85-225-390-560-670-785-895-1,010
3年+195+85±0-70-210-350-460-575-685-800
4年+280+170+55±0-85-225-350-460-560-645
5年+310+210+100±0-140-250-365-450-530
6年+315+255+135-75-165-255-330-405
7年+270+165+45-30-120-210-270-330
8年+225+180+90±0-75-165-225-285
9年+210+135-30-90-150-210
10年+45±0-60-120-180
10年超え-45-105-165

特C~Bクラスはセンチュリーや
セルシオといった
超高級車レベルです。

上記の表から加点の最大が+315点、
減点の最大が-1150点と

走行距離を多く走ると
加点よりも減点のほうが
はるかに高い
ことがわかります。

やはりこれくらいのクラスとなると
他のクラスと比較しても
減点数も多くなり走行距離が長いと

1年目で10万キロ走った場合、
最大で-1150点の減点(115万相当の減額)に
なることに注目です。

特Aクラス

経過年数\
走行距離
1万
km
2万
km
3万
km
4万
km
5万
km
6万
km
7万
km
8万
km
9万
km
10万
km
1年±0-85-190-315-440-525-610-695-775-860
2年+85±0-65-170-295-420-505-590-670-755
3年+145+65±0-50-160-265-345-430-515-600
4年+210+125+40±0-65-170-265-345-420-485
5年+245+160+75±0-105-190-275-335-400
6年+250+205+110-60-130-205-265-325
7年+215+130+35-25-95-170-215-265
8年+180+145+70±0-60-130-180-230
9年+170+110-25-70-120-170
10年+35±0-50-95-145
10年超え-35-85-130

特Aクラスはクラウンマジェスタや
シーマといった高級車が対象となります。

上記の表から
特Cのように大幅に減額されませんが
最大で-860点の減点(86万相当の減額)に
なります。

Ⅰクラス

経過年数\
走行距離
1万
km
2万
km
3万
km
4万
km
5万
km
6万
km
7万
km
8万
km
9万
km
10万
km
1年±0-70-160-270-380-450-520-595-665-740
2年+70±0-55-145-250-360-430-505-575-650
3年+125+55±0-45-135-225-295-370-440-515
4年+180+110+35±0-55-145-225-295-360-415
5年+200+135+65±0-90-160-235-290-340
6年+210+170+90-50-110-170-220-270
7年+180+110+30-20-80-140-180-220
8年+150+120+60±0-50-110-150-190
9年+140+90-20-60-100-140
10年+30±0-40-80-120
10年超え-30-70-110

Ⅰクラスはクラウンやランクル、
メガクルーザー、パジェロ、エルグランド
といった高級(セダン・ボックス・4WD)が該当します。

特Aクラスよりも減額幅が小さくなり
最大で-740点減点(74万相当の減額)です。

Ⅱクラス

経過年数\
走行距離
1万
km
2万
km
3万
km
4万
km
5万
km
6万
km
7万
km
8万
km
9万
km
10万
km
1年±0-50-115-195-275-325-375-430-480-535
2年+50±0-40-105-180-260-310-365-415-470
3年+90+40±0-30-95-160-215-265-320-370
4年+130+80+25±0-40-105-160-215-260-300
5年+135+95+45±0-65-115-170-210-245
6年+110+60-30-70-110-145-175
7年+115+70+20-15-50-90-115-145
8年+95+80+40±0-30-70-95-125
9年+90+60-15-40-65-90
10年+20±0-25-50-80
10年超え-20-45-70

ⅡクラスはマークX、エスティマ、
プレサージュ、MPV、
シャリオグランディスロイヤルなどの
準高級車があてはまります。

最高減点も-535点(53万円相当)とⅠクラスと比べて
走行距離に対する減点の度合いが少なくなっています。

Ⅲクラス

経過年数\
走行距離
1万
km
2万
km
3万
km
4万
km
5万
km
6万
km
7万
km
8万
km
9万
km
10万
km
1年±0-40-90-150-210-250-290-330-370-410
2年+40±0-30-80-140-200-240-280-320-360
3年+70+30±0-25-75-125-165-205-245-285
4年+100+60+20±0-30-80-125-165-200-230
5年+105+75+35±0-50-90-130-160-190
6年+85+45-25-55-85-110-135
7年+90+55+15-10-40-70-90-110
8年+75+60+30±0-25-55-75-95
9年+70+45-10-30-50-70
10年+15±0-20-40-60
10年超え-15-35-55

Ⅲクラスとはプリウスシリーズやヴォクシー、
リーフ、シビック、レガシィ、エスクードなど
一般車(大衆車)が該当します。

最高でも-410点の減点なので
Ⅱクラスと比較しても走行距離に対する
減点の割合が緩やかになって来ているのが
上記の表から読み取れます。

Ⅳクラス

経過年数\
走行距離
1万
km
2万
km
3万
km
4万
km
5万
km
6万
km
7万
km
8万
km
9万
km
10万
km
1年±0-35-80-135-190-225-260-295-335-370
2年+35±0-25-70-125-180-215-250-290-325
3年+60+25±0-20-65-105-140-175-210-240
4年+80+50+15±0-25-65-100-130-160-185
5年+85+60+30±0-40-70-105-130150
6年+85+70+35-20-45-70-90-110
7年+70+45+10-10-30-55-70-90
8年+60+50+25±0-20-45-60-75
9年+5535-25-40-55
10年+10±0-15-30-50
10年以上-10-45

Ⅳクラスはカローラシリーズ、フィット、
イスト、ポルテ、ラクティス、
サクシード、アクア、ベリーサなど

大衆車の中でも排気量が
低めの車が当てはまります。

最高で-370点の減点となり
Ⅲクラスと比較すると
減点の度合いは若干少ないだけで
ほぼ似通っています。

軽クラス

経過年数\
走行距離
1万
km
2万
km
3万
km
4万
km
5万
km
6万
km
7万
km
8万
km
9万
km
10万
km
1年±0-25-65-115-165-195-225-285-315
2年+10±0-30-80-130-160-190-220-250-280
3年+45+10±0-40-80-120-155-195-220-245
4年+70+30-10-40-70-100-130-155-180
5年+80+40±0-25-50-75-100-120-140
6年+85+45+15-10-35-60-85-105-125
7年+50+25±0-25-50-75-95-115
8年-15-35-55-70-85
9年+80+30+10-5-25-45-60-75
10年±0-15-35-50-65
10年以上-10-20-35-50

上記の表はピクシス、モコ、ライフ、プレオ、
ミラ、ムーヴ、ワゴンRi-MiEV
などの軽が対象です。

Ⅳクラスと比べると、
6年目を超えると
年数や走行距離が増えていくごとに
加点や減点の割合が多くなっています。

つまり、軽は6年目を超えてくると
一般車にくらべて
走行距離がより重要視されているのがわかります。