ひそかになにやらこそこそと
プロ業者同士で秘密裏に行われている
中古車のオートオークション。
中古車販売関係以外の人は立ち入ることができないので
一体プロ同士の間でどんなやり取りが
行われているのか?
オートオークションの
流れを知りたい方も多いと思います。
この知られざるオートオークションの仕組みに
ついて迫っていきたいと思います。
まずは車の流通の流れについて
知っておかなければ
流れがみえませんのでご紹介します。
車が流通する一般的な流れ
オートオークションの仕組み
上記のとおり
車買取り専門店やディーラーなどの多くは
車を所有主から買い取ったあと
オークション会場でセリにだします。
セリは現地や衛星テレビで行われたりしていますが
最近ではインターネットの普及で
ネットを使ったリアルタイムでの
オークションも頻繁に行われています。
セリにだされた車の評価点がだされ、
プライスが瞬時に動くため
直感的に売買し、
人気車の場合30秒もかからずに決着します。
もちろん売れ残ってしまい
再出品依頼する車も存在します。
ちなみにこれだけあっという間にセリができるのは
事前に下見ができるためです。
業者達は事前にお目当ての車を
見つけて勝負しています。
※評価点はオークション会場に勤務している
検査員が公正に点数をつけますが
すべての車を点数通りに信じるのはどうかと思います。
なぜなら、点数に見合わない品質などの
情報もあるからです。
もちろんオークション後で発見されたクレーム箇所の
対応などをすることにより不良の車は淘汰されていきます。
結果的に品質のよい中古車のみを
小売業者となる中古車販売業者が
マージンを上乗せしてお店に並べられることになります。
これをわたし達消費者が
下見して買ったりしていることになります。