ホンダの目玉商品だったライフ。
外へ出歩けば必ずと言って良いほど
見かける大衆車でした。
しかし、そんなライフも新型の開発は
していません。
2014年4月で生産も販売もやめてしまいました。
ライフファンにとっては悲報としかいいようがありません。
ホンダは特に目立った理由も発表していないのですが
探っていくとある程度事情がつかめてきました。
今回はその事情について迫りたいと思います。
ちなみに中古車では販売されています。
年式や相場の詳しい情報は
ホンダライフ中古車価格(10~40万円)2015年版
に現在の相場を記載しています。
ライフはなぜ生産も販売も終了したの?
ホンダライフは1971年から製造開始され、
40年以上も前から存在していました。
そしてモデルチェンジを重ねつつ販売されてきました。
そのため知名度は抜群で人気車でしたが、
スズキのワゴンRやダイハツのムーヴと
比較されることが多く
エンジンの向上などを指摘されてきました。
そんななかホンダにNシリーズが登場しました。
NシリーズとはNワゴン、Nボックス、Nワンなどの車種のこと。
Nワゴンの詳しい情報については
ホンダnワゴンの価格・人気色・エコカー減税・評価
で記載していますので興味があるかたは
ご覧ください。
Nシリーズは燃費や乗りやすさ、
乗り心地など多くの点で優れているので
売れ行きが非常に良い軽自動車です。
また、スタイルもホンダライフと似ています。
先述のとおりホンダは
ライフの生産終了の理由を明らかにされていませんので
さまざまな憶測が飛び交っていますが、
その中で有力とされているのが
Nシリーズが事実上ライフの後継車という位置づけを
ホンダが決めたのでは?との推測です。
私が考える限りでは上記の推測が妥当と考えます。
おそらくライフをいままで乗ってきたファンの多くのユーザーが
Nシリーズに乗り換えている可能性があり、
自然とライフの需要が
少なくなってしまったと考えられます。
自動車業界は売れ行きが伸び悩めば自然と生産終了を
してしまう、厳しい世界ですので
やむを得ない事情があるのでしょう。
そんなライフはネットの書き込みを調べるとわかりますが
支持派と不支持派で分かれてます。
いろんな意見がありますが2015年の現在でも
全体的にみればいまだに人気がありますので
中古車の価格はそれほど落ちていません。
ライフは人気車というイメージが
人々に定着したままなので
ライフの生産終了を知らないひとがたくさんいるのが現状です。