でかけようと思ったらエンジンがかからない・・・

そこで、すぐに思いつくのがブースターケーブルですよね。

ですがこのブースターケーブルは
手順を間違うと非常に危険なんです!!

batterykasai

まさかこんなめちゃくちゃな事故はないだろ・・・
と誰もが軽視してしまうのですが他人事ではありません。

普段慣れている人が急かされているときほど
危ないんです!

朝の忙しい通勤時間帯にバッテリーがあがってたら
焦りますよね!こういった時ほど慎重さがかかせません。

じつは、過去に5回以上ブースターケーブルをつけたことがある
ベテラン?の私でも、数年ぶりにつなごうとしたら
火花がバチバチッ
ブースターがはねるのでかなりビビらされました!

そのときは慌ててブースターケーブルを外したのですが
火花が散るとショートの危険性がでてきます

そこで今度はショートしてヒューズが飛んでないか気になって
ガソリンスタンドに見てもらっても役にたたず
ディーラーは土日が休みだったので

数日間は不安でどうしようもない
時期をおくったことを覚えています。

もしヒューズが飛ぶと電気がつかなかったり
走行中にエンジンが止まったりすることがありますので
事故になりやすい
といわれています。

ですので、ただつなぐだけで充電できそうなブースターケーブルですが
救援車を用意してボンネットをあけて、
さぁつなげばいいというわけではありません。

幸い、何事も起きずに済んだのですが
そのときに一生懸命、ジーエスユアサさんや
ジャフさんに連絡してポイントとなったことや

自分でショート寸前まで追い詰められたことなど
苦い経験の反省も含めて、正しいつなぎ方が
できるようになりました。

 

ブースターケーブルの正しいつなぎ方でジャンプスタートを安全に!

そこで、正しいブースターケーブルのつなぎ方を
ご紹介していきたいと思います。

ちなみに救援車から電気を供給してもらって
バッテリーあがりを解消する方法をジャンプスタートといいます。

以下の内容をゆっくり慎重に行い
ジャンプスタートをしていきましょう!

ブースターケーブルの正しいつなぎ方の13の手順

 
1.救援車のエンジンがかかってないか確認。

2.救援車のライトや室内灯など電気がオフになっているか確認。

3.ブースターをいったん地面に置く。

4.バッテリーがあがっている車のバッテリーのプラス端子に
ブースターのプラス(赤い方)をつなぐ。

5.救援車のバッテリーのプラス端子に
ブースターのもう一方のプラス(赤い方)をつなぐ。

6.救援車のバッテリーのマイナス端子に
ブースターのもう一方のマイナス(黒い方)をつなぐ。

7.バッテリーがあがっている車のバッテリーから
離してエンジンの金属部分に
ブースターのマイナス(黒い方)をつなぐ。

8.救援車のエンジンをかける。

9.バッテリーが上がっていた車のエンジンをかける。

10.バッテリーがあがっていた車の
バッテリーについているブースターのマイナス側を取り外す。

11.救援車側のバッテリーについている
ブースターのマイナス側を取り外す。

12.救援車側のバッテリーについている
ブースターのプラス側を取り外す。

13.バッテリーがあがっていた車についている
バッテリーのプラス側を取り外す。

最後にバッテリーが上がっていた車は
再びバッテリーがあがりやすいです。

すぐにエンジンを切ってしまうと
エンジンがかからなくなるので

絶対に1時間以上エンジンを回しておきましょう!

もしここまでの手順でわかりずらいところが
ある場合は以下の動画をみるとわかりやすいと思います。

 

このバッテリーのつなぎかたの意味とは?

先ほどの13手順には
感電や爆発の危険回避ができるように工夫されています。

以下の理由を知って必ず13の手順を守るようにしましょう。

1.と2.の理由(なぜ最初から救援車のエンジンをかけちゃだめなの?)

救援車の電源やエンジンがオンになっていると、
過剰な電流が流れやすく、
ショートの危険性が増えるばかりか
感電の恐れがでてきます。

救援車の電源が入ってない状態でも
電流は流れる
のですが
ひどい事故にならないため、
きちんと電源やエンジンをオフにしておきましょう!

3.の理由(なぜ、ブースターケーブルを持ってたらだめなの?)

ブースターケーブルをいったん地面に置く理由は
地面に置いたほうが安全で
感電や放電するのをふせぐためです。

たとえば、車のボディなどにブースターを当てておくと
電気が流れてしまう
ので
ショートにもなりやすく非常に危険です。

またブースターが短いと車のボディの金属部分に触れやすいので
触らないように注意しましょう。

また、救援車にプラスとマイナスを接続して
両手でプラスとマイナスを持つと
電流が流れ、感電しますので非常に危険です

こういったことを防ぐためにも
いったん地面に置く必要があります。

4.の理由(なぜ救援車のプラスからつないじゃいけないの?)

電流は電圧が高いほうから低いほうへ流れます。
救援車はすでに電気が蓄えてあるので先につなぐことは危険です。

バッテリーが上がってる車はすでに電圧が低いので、
こちらからつなぐことになります。

5.の理由(なぜプラスからプラスの順番なの?)

プラスからプラスへは電流が流れませんので
この順序になっています。

もしプラスからマイナスにしてしまうと
電流が流れてしまい感電の可能性が高まります
ので
絶対にこの順序を間違えないでください。

6.の理由(なぜこの順番なの?)

救援車のマイナス端子につけるのは電流を送るためです。
この時点でもう一方のブースターケーブルの
マイナスには電流が流れやすくなっているので
触れないようにするなど注意が必要
です。

7.の理由(なぜ、バッテリーがあがっている車のマイナス端子を使わないの?)

バッテリーには水素がわずかながらに放出しています。
水素は火を近づけると爆発する性質を持っています。

ブースターのマイナス端子とバッテリーのマイナス側を
つなげて火花が散り、水素に引火して
過去に火災事故がたくさんありました。

そのため、引火を防ぐために
バッテリーから離れたエンジンの金属部分に接続すること
になりました。

8.9.の理由(なぜエンジンをかけるの?)

救援車が思いっきり電気を奪われてしまうのを
防ぐためです

バッテリーが同じタイプなら
救援車のエンジンをかけなくても
ジャンプスタートをすることができますが
やめておきましょう!

もちろんバッテリーを回復させるために
バッテリーが上がっている車は
しばらくエンジンをかけっぱなしにする必要があります

10.~13.の理由(なんで取り外すときは逆の順番なの?)

10.~13.の手順にするわけは
先ほどの電圧の関係によるものです。
必ず手順を間違えないようにしましょう。

まとめ

いかがでしょうか。
また、雨が降っているときは火花が散りやすく
ショートの危険性が高いです

非常に危険なので雨の日ではなく晴れの日に
ジャンプスタートはするようしましょう。

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