車がキーキー鳴るのは錆びているからではと思いがちですが、実はとても奥が深くて原因は様々です。しかしながら車がキーキー鳴るということはドライバーに早めに対応してほしいと教えてくれているサインでもあります。ですので、車の走行中にキーキーと音が鳴るときには車が悲鳴を上げていると考えて当記事である程度の原因を把握していただき整備工場へ行ったほうが良いでしょう。

キーキー音がなるケースはブレーキを踏んだらキーキーと音が鳴る場合とアクセルを踏んで走行スピードを上げるとキーキー音が鳴る場合、さらに普通にアイドリングしているだけでキーキー音が鳴る場合と様々です。そして、ケースごとに原因と対処法が異なります。

そこで、今回は車の走行中にキーキーと音が鳴るときにはどんな原因が潜んでいるのか、対処法はどのようにしたらよいのかについて真相に迫っていきたいと思います。

ブレーキを踏むとキーキーと鳴る原因

ブレーキを踏むとスピードが減速する仕組みは、ブレーキを踏むことでブレーキキャリパー(ブレーキローターを挟んでいる器具でメーカーのロゴが書かれています。)に入っているブレーキパッドがブレーキローター(ブレーキディスクとも呼ばれ円盤状の器具)を押し当てられることにより摩擦が生じ、そのときに発生する熱(瞬間的に摩擦熱は200℃を超えるといわれています。)が空気と混ざることにより放出され、エネルギーが奪われることにより減速や停止をするようになっています。

そして、ブレーキを踏むことで摩擦が繰り返されるたびにブレーキパッドは徐々にすり減っていきますのでやがて定期的に交換する必要があります。

キーキー鳴るのは、すでにブレーキパッドの交換ライン2mmを過ぎていてパッドウェアインジケーターと呼ばれる金属製の器具がブレーキローターと接触することでドライバーにブレーキパッドの残量が少なくなっていて交換しなければいけないことを知らせています。そしてブレーキパッドが減ると、ブレーキフルードと呼ばれる黄色の液体 (別名でブレーキ液ともブレーキオイルと呼ばれています。)がまた、リザーバータンクの液量が下限のメモリ以下に下がることでブレーキ警告灯が点灯して知らせてくれます。

ブレーキ警告灯のマークは〇の中に!(ビックリマーク)が書かれていて、サイドブレーキをひいたときに点灯しますので、ご存知の方も多いかと思います。このブレーキ警告灯がサイドブレーキをひいてないのに点灯して、さらにブレーキを踏むとキーキー音が鳴るときにはブレーキパッドの交換のサインである可能性が高いです。こういった場合にはお近くの整備工場へ行ってブレーキパッドを早めに交換する必要があります。

ブレーキパッドの交換の目安はどのくらいのペース?

ブレーキパッドは新品であれば10mmありますが、長く使い続けると交換しなくてはいけなくなります。ブレーキパッドの交換の目安は2mm以下と言われていますが、実際に確認するわけにもいかないので、ブレーキを踏んでキーキー音がなるようなら一度、整備工場でチェックしてもらうとよいでしょう。

私の場合は、主に車検に出したときに、ブレーキパッドも見てもらい、5mm以下に減っているようなら新品に替えてもらいます。あまり乗らない人なら車検時にチェックするだけで十分です。

ブレーキパッドの交換の目安を走行距離で考えた場合、ドライバーがどのくらいブレーキを踏むかは人それぞれですので、一概に●万キロとは言いにくいのですが、車検までの期間までに3万キロ以上乗られる場合には点検してもらったほうが良いでしょう。5万キロまで交換しないで走っているのでしたら即交換したほうがよいです。

ちなみにブレーキパッドの交換はプロの業者に任せたほうがいいです。なぜならブレーキの器具は使えば使うほど錆びついてきますので、キャリパーのピストンがきちんと左右に動くのかといった点もチェックしないといけないですし、ダストブーツと呼ばれる水たまりの雨水などの侵入を防ぐ器具が破損してないかといった点もチェックしないといけなくなるからです。

ブレーキを踏んで鳴るキーキー音を放っておくとどうなるのか

キーキー音が鳴るのに放置しておくと、ブレーキパッドがどんどん削られやがて消滅します。するとベースまで削られてパッドウェアインジケーターもボロボロになり、最悪折れてしまいます。そしてブレーキディスクもレコード盤みたいにかなりの円状の線が入って傷んでしまいます。さらに本来ブレーキパッドが壁の役割となり抑えられていたブレーキの摩擦熱200℃以上が直接ブレーキキャリパーやブレーキ液にあたることになるので、ブレーキを踏んでも止まらない状態になってしまいます。

本来はブレーキパッドだけ取り換えればよいレベルであっても取り替える時期が遅ければ、ブレーキキャリパーやブレーキローターも交換することになり、かなりの出費につながりますので、早めの交換をすることがベストです。

ブレーキパッドの一般的な価格と工賃

ブレーキパッドの交換費用の相場の目安は車種にもよりますがおおむね以下のとおりとなっています。

軽自動車の部品代(2輪)・・・8000円~9500円

普通車の部品代(2輪)・・・10000~12000円

ブレーキフルード・・・3000円~4000円

工賃(2輪)・・・4500円~7000円

作業時間・・・45分~60分

なお、車検時にチェックしてもらうと、費用が安くなるお店もあるので、整備工場やお店へ確認してみるとよいでしょう。

スピードを出すとキーキーとなる原因はcvtフルード(cvtオイル)の劣化やブレーキパッドが減ったためにディスクローター(ブレーキローター)への接触が原因の可能性も?

そもそもCVTフルードとは?

スピードを出すとキーキーとなる原因にもブレーキパッドの減少が影響している場合がありますのでチェックが必要です。さらにもしcvt車に乗っているという場合にはcvtフルード(cvtオイル)が劣化している場合もあります。

このcvtフルードについて説明しますと、まずcvtは無段変速機と呼ばれるトランスミッションですが、そのトランスミッションであるcvtをきちんと円滑な動きをするために必要な油のことです。このcvtフルードは時間が経過して走行による酸化や摩耗粉が入り込むなど劣化することによってcvtがスムーズに動かなくなり音が鳴るようになってしまいます。そこでcvtフルードを交換することをおすすめします。交換してもすぐには音が消えませんので5日くらい運転して音がしなくなるかどうかを確認する必要があります。

cvtフルード(cvtオイル)の交換の目安は?

cvtフルード(cvtオイル)の交換の目安は2万キロまたは2年に1回のペースが良いとされていますが、プロの整備士に依頼してなぜ音がするのか酸化なのか摩耗粉が入り込んでいるのかチェックしてもらい対応してもらいましょう。

ディスクローターの交換の目安はどのくらいのペース?

ブレーキパッドを交換してもキー音が治らないときにはディスクローターが原因かもしれません。

ディスクローターの交換の目安は10万キロ以上となっていますが、ブレーキパッドの交換をしないでいると傷みが激しくなり、交換しないといけなくなります。

ディスクローター(ブレーキローター)の価格と工賃

ディスクローターの交換費用の相場の目安は車種にもよりますがおおむね以下のとおりとなっています。

軽自動車の部品代(2輪)・・・10000円~25000円

普通車の部品代(2輪)・・・20000~30000円

工賃(2輪)・・・9000円~25000円

ディスクローターは交換以外にも研磨をするという方法もあります。研磨することでブレーキの性能がよみがえります。交換よりも費用が半額以下に抑えることができるので、もしディスクローターがそれほど傷んでないのでしたら依頼の価値はあります。
ブレーキローターの研磨費用(2枚)5000~10000円

アイドリングするとキーとなる原因

アイドリングするとキーとなる原因はISCV(アイドルスピードコントロールバルブ)と呼ばれる 空気量の調整をするための器具が詰まっていたり、変形している可能性があります。もしキーとなる音が笛を吹いているような音に聴こえるときにはプロの整備士に依頼してISCVの清掃または交換をしてもらいましょう。

ちなみにISCVの清掃は7000円~8000円ほどですが、交換となりますと25000~50000円くらいになります。

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