当サイトからは一括査定でビッグモーターを利用された方も多数いますが、全国の店舗のなかには、残念ながらちょっとしたトラブルになった方がいらっしゃいます。
ほんとは、スムーズに下取り価格よりも高値で売却して、めでたしめでたしとなれば一番うれしいんですけどね。
ですが、全国に300店舗近く展開していますので、いろんな性格の査定スタッフもいますし、車の取引交渉が常に行われているのでトラブルが全く起きなかったら不自然なのかなとも言えなくもないので、ここが悩ましいところです。
でもどういったトラブルがあったかについて内容や対処法など知っておく必要がありますね。
もちろん、ビッグモーターでは社員教育が徹底されていますので、親切な対応は当たり前のはずなんですが、どこの会社や職場にも”クセモノ?”がいるようにビッグモーターにも若干名いるのではと思わざるを得ないことが起きています。
ちなみに今回のトラブルについては途中でキャンセルしない人にとっては無害なテーマですので悪しからず・・・
トラブル例:ビッグモーターの店舗担当スタッフに売却のキャンセルの連絡したらキャンセル料金がかかると言われた。
というのも、あいにくな理由で車を売ることができずにビッグモーターの担当スタッフにキャンセルの連絡をしようとしたところ、契約書にサインとハンコを押したけど車はまだ引き渡してなくて自宅にある状態でビッグモーターに一切迷惑をかけてないのに、キャンセル料金が発生すると言われてしまった方が数名いらしたんです。
「一括査定で申し込んでビッグモーターで買取してもらうことになり、車の買取契約書にサインと捺印をしてしまったのですが、キャンセルしようとすると、損害賠償としてキャンセル料が発生します。ビッグモーターの担当の方にいわれました。どうしたらいいのでしょうか?」といったトラブルのご相談を当サイトで数回受けました。
「なぜ損害賠償?迷惑かけてないのにどうして?」と思いました。
いったいビッグモーターのその担当の方は損害賠償の意味をまったく理解してない状態でキャンセル料の請求をしたのか、それともノルマを達成したいからキャンセルさせたくないのか、真意が一切わからないのですが、こういったご相談が数件はお問い合わせメールで届きましたので、やっぱりこの記事でお伝えしないとと思い、解決法も書かせていただきました。
ちなみに今回ご紹介する解決法を試していただいた結果、無事キャンセル料はかからずにトラブル解決率100%となっています。
ちなみに他の中古車買取店からのトラブルのご相談は来ていませんのであくまでビッグモーターの店舗のなかのごくわずかな査定スタッフの対応が問題だったということになります。
車をビッグモーターに引き渡してないのであれば、損害がでていないのでキャンセル料金はかからない
そもそもキャンセル料金がどういった場合に発生するのかといいますと、中古車買取店側に損害金が生じた場合ですよね。
たとえば、中古車買取店側に損害金が生じるケースとしては以下のようなケースが考えられます。
・すでにビッグモーターが引き取った車の名義変更や移転登録をしていた。(登録手数料の発生。)
・他の店舗に運搬したために運送料がかかった。
などなど・・・
そして、中古車買取店側がすでに引き取った車を他の買い手に売っていた場合にはキャンセルすることができません。
・ビッグモーターがすでに引き取った車をオートオークションで転売してしまった。
・ビッグモーターの店舗に引き取った車を出品していて買い手から成約があった。
などなど・・・
しかし車をビッグモーターに引き渡してないのであれば、買取店側に損害は生じていないことになりますよね。ですのでキャンセル料金を支払う必要はないんですね。しかし、ビッグモーターの店舗の担当のスタッフに相談していては、拒否されてしまうので話が進展しません。
そこで視点を変えて注目していただきたいのがビッグモーターはJPUCの監修会員なので優良店ということです。
そのごくごく一部の店員の考え方がおかしいだけでビッグモーターという会社自体はまともなんです。
店舗の担当スタッフの考え方がビッグモーター本社の意向に必ずしも沿っているとは限らない。
JPUCでは監修会員の買い取り査定店について、契約後、車を渡した翌日のキャンセルによるキャンセル料の請求はしないと取り決めていますし、事前に消費者が事故車などの報告を営業マンにしていた場合、車を売却した後で、欠陥があったから査定価格を減らしてほしいなどの行為も禁止しています。
ビッグモーターは、こういった消費者の目線にたって活動している団体のJPUC(ジェイパック)に加盟していますのでビッグモーターがこういったキャンセル料を請求することは考えられません。やっぱり査定スタッフのごくわずかな一部にこういった非常識な方が潜んでいるのだと考えられます。
たとえば、ビッグモーターに車を引き渡して2日以上時間が経過していて、そのうえでキャンセルしたいといった場合にはキャンセル料を請求される可能性がでてきます。※各お店によってキャンセル料の体系が異なるかと思われますので、事前確認をしておくようにしましょう。
たとえば輸送料が発生したとか、すでに顧客に売ってしまったなどの場合ですね。このようなケースでは平均的な損害額である数万円くらいのキャンセル料を支払わないといけない場合がでてくるのですが、今回のキャンセルトラブルの場合では車すら買取店側に引き渡してないのでビッグモーターに手続き上の損害は生じてないのでキャンセルすることが当然のようにできるんですね。
ですので車売却消費者相談室0120-93-4595にご連絡をされるかビッグモーター本社に直接連絡したほうが解決しやすいと思われますので0827-44-1100にかけていただき番号案内に沿ってお客様相談室にお問い合わせするのがベストな解決法ということを相談された方にお伝えしました。
また、キャンセル料を請求するというのなら、どういった内容で請求されるのか、きちんとした内訳を記載した書面をもらっておき、国民生活センターで相談するという方法もあります。
そこで、この方法に沿って、相談された方が契約書を持ってビッグモーターの店舗に行ったところあっさりとキャンセルすることができたとのご報告を受けました。キャンセルできてほんとによかったです。
まったく迷惑かけてないのにキャンセル料払わされてはたまったものじゃないですから。ここまでの流れから、ビッグモーターはJPUCの監修会員に加盟しているので、まともだけど、たまに査定スタッフにキャンセルさせたくないスタッフが紛れ込んでいることがわかりますね。
ビッグモーターの中古車査定のスタッフも営業のノルマがありますので、できれば買取したほうがいいですから、キャンセルするのを拒むのかもしれません。ですが、車を引き渡してないのであれば、買取店に損害は出ていないので、キャンセルができることを知っておいていただけたらと思います。
こういう場合には、弱気になって相手のいいなりになったら負けですよ。相手の方が間違っていると判断した場合には、徹底して強気に交渉しましょう。いずれにしても本社に連絡すれば支社よりも強いのであっさりと解決してしまいますけどね。
中古車買取店に車を引き渡してから何日までならキャンセル料を請求されないの?
JPUC監修会員の買い取り店であれば、車を引き渡してすぐならキャンセル料を請求してはいけないということになっているのですが、”すぐ”とは何時までなのかはちょっと曖昧な部分です。
車を中古車買取店に引き渡してから何日までならキャンセル料が発生しないのかは買取店ごとに違います。
例えばガリバーなら契約後、車を引き渡した日が入庫日になりますので、入庫日の次の日までならキャンセル料がかかりません。
ただし、入庫日から数えて3日目になるとキャンセルができない場合がでてきます。
しかし、ビッグモーターは何日までならキャンセル料が発生するのかは買取店ごとの契約書をみてみないとわからない面がでてきます。
いずれにしても、ビッグモーターはJPUC加盟店ですので、車を引き渡した当日ならキャンセル料は無料ですし、車の清掃などの準備もありますので、次の日にすぐに売却してしまうということは通常ではありませんので、実質、車を引き渡してから2日目でなければキャンセル料は発生することはなくキャンセルすることができる可能性が高いです。
気になる場合には、繰り返しになりますが、車の売却契約書にサインするまえに、車の引き渡し後、何日までならキャンセル料がかからないかを聞いておいた方がいいですね。あと、できましたらボイスレコーダーで、交渉内容を録音しておくと後で言った言わないのトラブルを防げますのでおすすめです。
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初めて利用される方にとっては、特に困惑される内容かと思いますが、ビッグモーターは結構良いスタッフが圧倒的に多いですし、結構な高値で買い取ってもらえることが多いので、一括査定ではビッグモーターを含めて、めげずに利用されるほうが良いとは思っています。そのためにもこの記事でぜひ解決法を熟知していただけたらと思います。