自動車を購入するときに
必要となるのが自動車取得税と自動車重量税
の2つ。

自動車取得税の詳しい計算については
自動車取得税の計算方法(軽自動車と普通車)をご覧ください。

自動車重量税については
エコカー減税2015・2016!燃費新基準とは?
詳細を掲載しています。

環境対策のために燃費の向上技術がすすんでいくなかで
次から次へと低燃費車”エコカー”が誕生しています。

このエコカーの販売促進を目的として
上記の2つの税金はエコカー減税が導入されてきました。

この中で自動車取得税に関しては2014年4月から
普通自動車については取得価額の3%、
軽と営業車については2%の負担
をしています。

そして2017年4月に消費税8%から10%への引き上げが
開始された場合、廃止にされて変わりに
環境性能割が導入されることが決まっています。

それでは、これまでのエコカー減税の3段階の税制と
新エコカー減税ではどのくらい違うのかについて
ご紹介していきます。
 

いままでのエコカー減税の3段階について振り返る!

いままで自動車取得税は

電気自動車やプラグインハイブリッドなどの
次世代自動車や平成27年度の燃費基準を20%上回った
場合などについては100%の免税

平成27年度の燃費基準を10%上回った
場合については80%の免税

平成27年度の燃費基準を上回った場合には60%の免税
3段階の免税措置となっていました。

しかし2015年~2016年もエコカー減税の延長が決まり、
税制改正として以下のように5段階の
免税措置
ができました。

 

自動車取得税の5段階の新免税措置とは?

以下は2015年4月1から変更される自動車取得税の新基準です。

エコカー減税の5段階についての詳細です。

次世代自動車⇒全額免除

32年度燃費基準を20%クリア⇒全額免除

32年度燃費基準を10%クリア⇒80%免除

32年度燃費基準をクリア⇒60%免除

27年度燃費基準を10%クリア⇒40%免除

27年度燃費基準を10%クリア⇒20%免除

一段と燃費基準が厳しくなり、より環境にやさしい車を
使用しないといけない時代になったといえそうです。

今後さらに、基準が引き上げられることは
想像に難しくありません。

※上記の次世代自動車とは
電気自動車(EV車)、燃料電池自動車(FCV車)、
プラグハイブリッド車(PHV車)、天然ガス自動車(NGV車)
クリーンディーゼル車(CDV車)などの車
をいいます。

32年度版と27年度版の燃費基準について
深く知りたい方は
エコカー減税2015・2016!燃費新基準とは?
で掲載してありますのでご参照下さい。

 

まとめ

32年度燃費基準を20%クリアするレベルとなると
車両重量によっては、すでにリッター30キロを
超えているところもあります。

自動車取得税と自動車重量税の両方が免除となる
だけでなく、燃費も良いなら
エコカーに乗り換えるほうが断然お得に感じます。