一時抹消登録や車検忘れなどの理由で
車検の期限が切れている車は
公共の道路を走ることができなくなります。

そんなとき、公共の道路を走らせたいときに
借りることができるのが仮ナンバーです。

 

仮ナンバーに必要な書類は?

地方自治体によって書類に若干の違いがありますが
以下の5種類を揃えておくと間違いありません。

  • 運転免許証
  • 自賠責保険証
  • 印鑑(シャチハタ不可)
  • 仮ナンバー使用料1台につき750円
  • (抹消登録証明書・登録事項等証明書・自動車検査証)のうち1つ
  •  

    仮ナンバーはどこで借りられるの?

    仮ナンバーは主にお住まいの場所を
    管轄している市町村役場、陸運局で借りられます

    自動車臨時運行許可申請書を市町村役場、
    陸運局で記載して提出し許可が下りると

    臨時運行許可証と
    臨時運行許可番号標(ナンバープレート)を借りることができます

     

    仮ナンバーは何日間借りられるの?借りるタイミングは?

    地方自治体によって返済期日は異なります
    どんなに長くても5日間までとなっています。

    なお、3日以内のところもありますので
    住所を管轄する地方自治体に問い合わせして
    確認したほうがよいでしょう。

    そして5日間といっても公共機関の休日である
    土日祝日を含みますので、

    借りる日を間違えると車検が通らないまま
    仮ナンバーの返却をすることになりかねませんので
    そのような場合は限定自動車検査証という手があります。

    ※車検が通らなくても当日中に総合判定の検査官に事情を話すと
    限定自動車検査証の発行をしてもらえる可能性があります。

    発行許可がおりると15日間の有効期間は
    公道を走ることができますので、
    その間に車検を合格させてしまいましょう。

    ともあれ、事前に計画して
    スムーズに車検を通すことが必要
    です。

    もし車検を合格させる自信が無い場合、無理をせず、
    民間の車検工場に依頼したほうが気が楽です

    また、ユーザー車検をされる場合、

    陸運局や検査協会で新規検査や継続検査などを受ける場合は
    事前に検査の予約をして検査日程を知っておく必要があります。

    そして検査の日程が決まったら
    検査当日に一発合格するためにも
    テスター屋で予備検査をうけましょう。

    もし可能なら車検当日中に早い時間にテスター屋に通っても構いません、
    そして、もし車検が落ちたらテスター屋でまた、なおしてもらうなど
    検査を受ける方法はいろいろあります。

    ※テスター屋は陸運局や検査協会の近くにあります。

    テスター屋に通う日、車検の日をきちんと把握し
    借りる5日間が平日であるようにするためにも月曜日に借りるのがおすすめです

     

    仮ナンバーを返し忘れたらどうなるの?

    仮ナンバーはきちんと期限までに返さないと
    道路運送車両法により6ヶ月以下の懲役
    または30万円以下の罰金に問われることがあります

    とても厳しい罰則なので臨時運行許可証と
    臨時運行許可番号標(ナンバープレート)を
    きちんと返却をするようにしましょう。

     

    仮ナンバーを借りる理由は聞かれるの?

    仮ナンバーを借りる際にはきちんとした明確な理由が
    ないと借りることができません。

    仮ナンバーを新規検査や
    検査本番前の予備検査のための回送に必要であるなど
    明確な理由を伝えましょう

     

    仮ナンバーは2回目は借りられないの?

    地方自治体によっては2回目以降も借りられることもありますが
    焼津市のように仮ナンバーはひとつの目的に対して
    1回までしか借りられないところもあります

    地方自治体によって違いますので
    お住まいの地方自治体に問い合わせるほうがよいでしょう。

    仮ナンバーはどこを走っても良いの?

    仮ナンバーの運用経路が
    管轄の地方自治体を含めていれば原則許可されますが、

    警察に呼び止められることもありますので
    使用用途に無関係な走行はやめたほうがよいでしょう。

    また、高速道路は、仮ナンバー車が通行することができますが
    事前に地方自治体に確認されることをおすすめします。