プリウスα(アルファ)はプリウス(セダン)を
ひと回り大きくしてステーションワゴン化したエコカーです。
今回はこのプリウスαを徹底分析して
燃費・価格・ボディカラーなどの比較以外にも
プリウス(セダン)とどういった点で異なるのかなど
真相にせまっていきたいと思います。
プリウスαの燃費・価格・ボディカラーをグレードごとに比較!
一般にステーションワゴンというと
空気抵抗が起きるので燃費が悪くなりがちですが
プリウスαの場合は全グレードでリッター26.2キロと
抜群の燃費効率を維持しています。
プリウスはリッター30.4キロ~32.6キロですが
セダンのほうが燃費が良いのは空気抵抗上仕方ありません。
※プリウスの詳しいグレードなどは
トヨタプリウスの燃費・価格比較と便利すぎる機能を公開
で取り上げています。
プリウスαはグレードによって5人乗りと7人乗りが選べますが
同じ仕様ではありません。
それぞれを外装などで違いを見せつけ、
差別化を図っていますので、その点に注意してください。
プリウスαのグレード | S "Lセレクション”(5人乗り) | S(5人乗り) | Sツーリングセレクション(7人乗り) | G(7人乗り) | Gツーリングセレクション(5人乗り) | Sツーリングセレクションベース“G’s”(5人乗り) | Sツーリングセレクションベース“G’s”(7人乗り) |
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メーカー希望小売価格 (消費税8%込) | 247万9791円~ | 262万2437円~ | 313万6909円~ | 317万8145円~ | 317万8145円~ | 329万2037円~ | 349万7237円~ |
燃費(jc08モード) | リッター26.2キロ | ||||||
駆動方式 | 2WD | FF | |||||
排気量(エンジン型式) | 1800CC +モーター | 1800CC | 1800CC | ||||
トランスミッション | 電気式無段変速機 | ||||||
ボディカラー選択 | ホワイト/シルバー/ブラック/オレンジ/ダークブルー/ホワイトパール/グレー/レッド/ダークシェリー | ホワイトパール/シルバー/グレー/アティチュードブラック/レッド/ダークブルー | |||||
エコカー減税 | 自動車取得税・重量税 100%免除 |
||||||
グリーン税制 | 自動車税(翌年度)75%免除 |
プリウスαがプリウスにない機能や魅力とは?
トヨタはプリウスとプリウスαは兄弟車という位置づけで
まったく違う車として扱っています。
ですので、どっちが上とかそういう位置づけを
したくないのかもしれません。
ただ、プリウスαは外装のカスタマイズも
プリウスと比べて選択肢が多くなり、
エアロやガーニッシュもよりかっこよくできるようになりました。
プリウスαの主な特徴として
プリウスよりもスケールがおおきくなっているので
荷物がたくさん積めることです。
そして5人乗りや7人乗りでも
人が乗らないときはシートを
水平に近いレベルまで倒すことができますので
荷物入れにすることができます。
ただ、これだけ多く積めるということは
それだけ空間があるということになります。
トヨタはそういった細かい点まで考慮して万が一の事故に備えて
エアバッグ・サイドエアバッグ・カーテンシールドエアバッグで
乗員を一気にやわらかく支え、飛ぶのを防ぎます。
また、スタイルやカラーだけでなく細かい性能も差別化をしています。
トヨタプリウスにないプリウスαの特別な機能
トヨタプリウスαだけに備わっている機能は以下のとおりです。
自動ロービームハイビーム切り替え機能
坂道で後ずさり防止機能
車線のはみ出し防止機能
たとえば居眠りなどで車線をはみ出しそうになると
レーンディパーチャーアラートで
車線のはみ出しを警告で知らせてくれます。
自動ロービームハイビーム切り替え機能
そしてオートマチックハイビームも搭載されているので
ロービームとハイビームを
自動的に切り替えることができます。
坂道で後ずさり防止機能
さらに、坂道で一旦停止することがあった場合でも
ブレーキを踏むとヒルスタートアシストコントロールで
坂道の角度による後ずさりを防ぐことができます。