最近ほとんどの車で採用されるようになった、「スマートキーシステム」。呼び方はメーカーによっても様々あり、「アドバンストキーレスシステム」「インテリジェントキーシステム」などとも呼ばれたりします。
名称は違いますが、どの車でも基本的なシステムは同じで、大きく説明すると以下の3つの機能が備わっています。
・スマートキーを身に付けた状態でドアノブにあるボタンを押すと解錠・施錠ができる。
・スマートキーが車内にある状態でプッシュボタンを押すだけでエンジンを始動できる。
このようにとても便利なこのスマートキーシステムですが、キーのボタンを押しているのに反応しなかったり、反応が鈍いことってありませんか?
そんな時に、一体何が原因になっているのか?対処法はあるのか?についてここでは解説していきたいと思います。
1.スマートキーの電池切れ
スマートキーのボタンを押しても反応が鈍くなってきた場合には、電池の消耗がまず第一に考えられます。
勿論、完全に電池切れになってしまうと、ボタンを押しても全く反応しなくなります。
スマートキーの中にはボタンを押した時に、それに伴い赤いランプが点灯するものがあります。このランプの光が弱くなっていたり、押してもランプが点かないようであれば、電池が消耗してきていると判断できます。
また最近は、電池が消耗してきていることを車両側がある程度判別できるようになってきています。
メーター内のインフォメーションディスプレイに電池の消耗と電池の交換を促すメッセージが表示されたり、メーター内にキーの電池残量警告灯が点灯したり点滅する車種もあります。
取扱説明書に詳細が記載されているはずなので一度、ご自身の車の場合はどうなのか確認してみましょう。
そしてスマートキーの電池交換の方法ですが、本体を壊さないように爪を外して2つに割るものや精密ドライバーでネジをゆるめて2つに割るものがあり、いずれも分解すると内部にボタン電池が入っていることが確認できます。電池を交換してスマートキーが反応するようになるか確認してみましょう。
また、ボタン電池は見た目が同じ大きさでも厚みが違ったりします。交換の際には必ず、指定された種類の電池を交換するようにしましょう。
スマートキーが原因で車のドアが開かないときには以下の記事が参考になるかと思います。
⇒車のドア(内側・外側)が開かないときの原因と対処法
2.電子機器の近くでスマートキーを操作していないか?
意外と気付きにくいスマートキーが反応しない原因として挙げられるのが、妨害電波による影響です。
スマートキーシステムは、電波によるやり取りでキー側と車両側で認証を行なっています。ですので、何が別に強い電波を発するものなどがあればそれが妨害電波となり、キーと車両間での通信に異常をきたすことになります。
車の取扱説明書にもその辺りのことはきちんと記載されており、場合によってはスマートフォン・携帯電話などの電波もその対象となることがあります。
ですので、ポケットの中やカバンの中でキーとスマートフォンを一緒にした状態で施錠・解錠操作をしても反応しないことがあり得るということです。心当たりがある場合はまず、こういった電子機器からスマートキーを離した状態で操作してみましょう。
また、身近なところだとコインパーキングやその他だと変電所などの近くでも妨害電波によりスマートキーが使えなくなることがあります。別の場所で、スマートキーが普通に使えるようであれば、「場所が悪かった」ということも原因として考えられます。
3.社外用品によるノイズ干渉
これも妨害電波と似たような理屈で、実際に起こり得る原因です。
身近なところだと、ルームランプをLEDタイプに交換されている場合などが考えられます。
LEDが発するノイズが原因で電波の送受信がうまくいかなくなるので、スマートキーが反応しなくなったりするようです。
もちろん、全ての場合で起こりうる訳ではなく稀にこういったケースもあるということで覚えておいて頂けると良いでしょう。
LEDランプがノイズの発生源ということは、駐車場等にあるLEDタイプの外灯などが原因となることもあるかもしれませんね。
4.その他の原因
先に解説した3つの原因はユーザー自身で確認できそうな内容ですが、スマートキーが反応しなくなったり鈍くなる原因はほかにもあります。例えば、スマートキー本体の不良や車両側の電波受信部の不具合や、システムのコントロールユニットの故障などが考えられます。
もし、1〜3の原因を潰した上でそれでもスマートキーが反応しない・鈍いという状況が変わらない場合には、ディーラー等で診断してもらうことが必要となってくるでしょう。
○まとめ
如何でしたか?便利になった分、電池の消耗以外でも何気ない使用環境や場所などが原因でシステムに不具合をきたすことがある…ということが分かって頂けたかと思います。
また、スマートキーシステムはエンジン始動時やアイドリングストップシステムの作動時にも電波を使った通信を行うという特性上、以前よりあったリモコンキーのボタン操作で解錠・施錠時のみ行えるシステムよりも、電池の消耗が早い傾向にあります。よって、電池の交換は【大体1〜2年】が目安と言えるでしょう。
そして、使い方により電池の消耗には差があります。電子機器や電化製品などの近くにキーを置いていると電池の消耗が早まったりする可能性があるので、もし目安より大幅に電池の消耗が早いようであれば、自宅でのキーの置き場にも気を付けるようにしてみましょう。
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